ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>:酒:酒器
2014-08-08T09:37:54+09:00
gon1442
酒呑み&放浪虫一匹がおいしいの酒を飲むために東西南北奔走。フリーランスのライターでありその正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹。焼酎ストーリーテーラーになるべく今年は学びの年。島々にも出現いたします♪
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戒め!? 今宵は何杯飲んでいい?
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2014-08-08T09:37:00+09:00
2014-08-08T09:37:54+09:00
2014-08-08T09:37:14+09:00
gon1442
酒:酒器
そんな歌があった。
大酒呑みはザルというが、
やはり人には適量というものがあるもの。
ある店主にお聞きしたことがある。
「一般人の適量(お酒)ってどれくらいなんでしょうか?」
すると「男性も女性も二合半くらいじゃないかな」といわれた。
二合半。
180×2+90ml 。
450mlということは500mのペットボトルくらい。
多いか、少ないかと判断するのは人それぞれだが
自分としてはあっという間に気化する(目の前から消える)量だ(汗)。
「特に女性は二合半くらいで止めておくと間違いがないし、色っぽくなる」という話。
は!そうなのか。
それくらいの量で酔った感じでいえば、女らしいといわれるのか……。
気づくと軽く、空になってる瓶がある状況が当たり前!?の世界。
今更ながら、基本的なことに気づいてしまった。
さて、そんなことがないように!? という気持ちで作られたのかわからないが、
面白きものがある。
京都、今宵堂さんの箸置きシリーズの最新作「目安箸置」。
箸置きに「一合」「一合半」「二合」「二合半」「三合」そして「三行半」。
う〜ん?ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!! 三行半!?!?!?
こ、これは大変。
三合以上飲むと三行半もらっちゃうかもよという戒め付きだ。
これは静岡で開催されていた
『登って10合、呑んで一升』今宵堂の酒器展のためにつくられた作品の1つ。
>金剛杖に捺された印は、誇らしげな登山の証。登った目安が焼き印ならば、呑んだ目安は箸置で。
一合、二合と呑み続け、毎日三合過ぎるなら、いつか捺される三行半(みくだりはん)。
いやはや、耳が、目が、心が痛い(泣)。
これまで!? 何度三行半もらった!?ことか。
いや、もらったのではなく、酔怪に変身して周りを困らせたことがあっただろうか。
「目安箸置」をつかって日々の晩酌時間から、酒業せねば。
もちろん、目安の量をきちんと……ま、ま……守って!!!!
「三行半」もらわぬように、気をつけるべし。
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作品協力:今宵堂
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初夏の風物詩 夜光杯でシュワッと黒糖
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2014-05-23T14:12:17+09:00
2014-05-23T14:11:51+09:00
2014-05-23T14:11:51+09:00
gon1442
酒:酒器
莫高窟に向かうために。
西遊記で有名な鳴沙山を眺めたとき、
ふと、この詩が浮かんだ。
葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催 酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回 。
(葡萄の美酒 夜光の杯 飲んと欲すれば 琵琶馬上にうながす
酔うて沙上に臥す 君 笑うことなかれ 古来 征戦 幾人か かえる )
周囲は砂漠が広がっている。
日本と比べたら不毛地帯といってもいいだろう。
でもそこに住んでいる人は山から流れてくる雪解け水の水脈を上手に利用して
果実や作物を育てていた。
目をひいたのは葡萄だ。
詩にもあるようにこの地は葡萄酒の産地でもある。
古より旅人の喉を潤わしてきていたのだろう。
現地で深緑の盃でワインを飲んだ。
夜光杯だと店主は教えてくれた。
深い瑠璃色の石の盃。石でありながら、薄く削られ、力をいれるとパリンと割れそうな華奢さ。
厚みが薄いぶん、飲んでいるワインの滑らかさが盃からしっかりと唇に伝わる。
夜光杯は中国甘粛省酒泉の特産の一つ。
玉から作られる。
東方朔の『海内十洲記』、「鳳麟洲」にも記載されており、
西周の時代に既に中国の政権への献上品であったこともわかっている。
本当に薄く、脆いため、運ぶときによく割れていたそうだ。
今は薄い杯を保護するものはたくさんあるし、道々を歩む険しい道のりを通らず、空輸できるので、
中国外へ持ち出すことも簡単にできるようになった。
敦煌の地で夜光杯をみたとき、あまりの美しさにみとれてしまい、
ついつい、手にいれようと現地の玉の店を探して、手にいれたのが、うちにある夜光杯である。
なかなか使うことがないが、春から夏のこの時期になると
自然と手が伸びる。
夜光杯の玉は時代によって生産地が異なる。
そして色も墨玉、碧玉、黄玉に分類され
夜光杯の紋様は全て自然のもの。
墨玉の墨黒は漆のような迫力があり、
碧玉の碧緑は鮮やかな翠のような美しさをもち、
黄玉は白くなり、まるで羊毛や摘みたての綿毛のような白さが特徴的だ。
うちにある夜光杯は碧色。
黒っぽい模様はまるで鍾乳洞の中のような迫力があり、向こうが透けてみえる薄さは故郷の海のような色合い。
薄くて、爪でツンツンしても、プラスチックのような音がするが、きちんと玉。
高温や低温に耐え、
熱い湯や酒を注いでも、キンキンに冷えた水や氷をいれても割れることはない。
(落としたり、ぶつけたりしないかぎり)
今の時期、この夜光杯で飲むのは黒糖焼酎の炭酸割りだ。
今回は奄美大島の奄美開運酒造の“れんと”。
“れんと”とは音楽記号でゆるやかにという意味をもつ。
蔵の貯蔵場所では、黒糖焼酎にクラシックを聴かせているのは有名だ。
女性ファンも多い“れんと”。
久しぶりに飲むけど、飲みやすい。
炭酸割りにするとさらにくぃっといける。
黒糖の塊を齧りながら、黒糖の炭酸割り。
夏に向けて暑くなる季節……涼を感じるために
夜光杯で黒糖焼酎という時間が続きそうだ。
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唇尖らした小物……酒器につかっても面白い。
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2014-04-26T11:16:17+09:00
2014-04-26T11:15:51+09:00
2014-04-26T11:15:51+09:00
gon1442
酒:酒器
緑あふれる景色になったGW前半。
お日様の陽射しが心地いい季節である。
季節がいいと、普段出不精でも、心はウキウキし、外出モードにスイッチオン。
気の向くまま、足の向くまま……の散歩放浪が始まる時期でもある。
さて、今回散歩放浪で彷徨ったのは蔵前の雑貨店。
蔵前は実は代官山や表参道などに引けを取らないくらいオシャレな雑貨店が集中する地であるということは、雑貨好きのなかでは周知の事実の場所なのだ。
片付けは下手だが、雑貨好き!でもある自分。
顔はニンマリしつつ、蔵前の地を徘徊した。
そこで見つけたのがコレである。
醤油さし。
注ぎ口が人の唇の形をしてるのがなんともユニークだ。
酔っぱらうとよく変身する酔怪表情に似ているからか
親近感大。
この醤油さしは“トーキング”というシリーズの1つで、
デザイナーはnendo(ネンド)さん。
テーブルの上に置いていると
ひとりでにぴーちく、ぱーちく!!!!と色々しゃべりそうで、
キモカワイイさ抜群。
寸胴のフォルムを支える足!?が若干細いので不安定さは否めない。
日本の妖怪“一本傘”にも見える。
おちょこくらいの大きさの小ぶりさは、雑貨好きの心を射止めるだろう。
醤油さしとして利用したいが、
酒好きとしては……この子。
ちょこっし飲むときの(一口くらい!?)お酒を注ぐ器にいいなああ〜と企み中。
唇からチョロチョロチョロと杯に注ぐ光景。
やはりぴーちくぱーちくとしゃべりそうな雰囲気になるんだろうか。
GW初日!?
うちのどの子を注ごうかな♪
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DATA)
購入店:KONCENT SHOP
URL : http://www.koncent.jp
備考 :“トーキング”シリーズは醤油さし、胡椒入れ、塩いれの3種類がある。トークしているような雰囲気で食卓が楽しい雰囲気になるといいなというデザイナー、ネンドさんの考えから生まれた。
注ぎ口はそれぞれ、醤油さしは「ゆ」、塩入れは「し」、胡椒入れは「こ」という形になっている。
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この子達も天日干ししましょうか
http://gon1442.exblog.jp/18031308/
2012-05-29T14:16:00+09:00
2012-05-29T14:29:05+09:00
2012-05-29T14:16:15+09:00
gon1442
酒:酒器
梅雨前線もひしひしと近寄っている天気図。
じっとりするあの日々がやってくるのかと思うとため息でそうだが
田んぼや畑、山里には雨は大事。我慢だ我慢。
ちょうど今は梅雨入り前の五月晴れ。(雷雨や突風警報でてる)
紫外線キツイけど、こういう日は
天日干しにもってこいだ。
ということで、d(^^*)
本日天日干ししたのは
京都、今宵堂さんの酒器。
うちに嫁にきたばかりの新妻もいれば、古女房もいる。
ひとつひとつ手にとり、布でふきふき。
うっすら埃がかかっていた子は「やっと綺麗にしてくれる」とぶーたれていた。
ごめんごめんと謝り
キュキュキュと拭く。
するとあっという間にキラキラ輝いた。
どの子もいろんな感覚を覚えて手にした子達ばかり。
さ、もう少し五月晴れの風を浴びてもらおうっと。
これからもいろんな場面で活躍してもらうためにもね。
※この酒器、すべてスラスラといえるあなたは今宵堂ツウ!
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第二の人生
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2011-12-07T09:37:00+09:00
2011-12-07T15:11:01+09:00
2011-12-07T09:37:59+09:00
gon1442
酒:酒器
我が家に転がるこのモノ達は
きちんと資源ゴミの日に分別し、
リサイクル工場で第二の人生を与えてもらっている。
しかしどうしても手放せないものもなかにはある。
最近のワンカップの図柄は赴きあったり
可愛いものが多くて
資源ゴミとして出すに忍びず
我が家で第二の人生、
ペン入れ、コップ、調味料入れと変身している子も少なくない。
さて、この子もそうだ。
群青色の硝子の酒瓶。八海山の酒瓶である。
この中にはいっていたのは『八海山純米吟醸180ML』。
もとは下記のように金色の衣をまとっていた。
「これ、中が綺麗なんですよ」と、びりびりとその衣を剥がしたのは
秋にスナフキンした先で出会ったお店のマスター(こちらのお店はまた次回ゆっくりご紹介)。
きらめく金色の下からでてきた、すっぴんの瓶。
深い藍、群青の青さに一目ぼれ。
そして流線の見事な瓢箪型。
お店のオブジェに周りを気にせず、目をハートにしていたゴン麹。
気づいたマスター、「もってっていいよ」とプレゼントしてくれた。
太っ腹! もとい……心ひろーい。わぁ━━ヽ(●´∀`)○´∀`)ノ━━ぃ!!
ウキウキした気持ちでスナフキンの間、鞄のなかでゴロンゴロンしていた酒瓶も
今は我が家で一輪挿し風の花瓶として第二の人生謳歌酎。
追伸:余談だか、先日96年前にアメリカで一番最初にデザインされたコカ・コーラーの試作瓶はなんと!24万ドル(日本円で約1,870万円)で落札されたニュースが流れた。世界に2本しかないのだから当然の価格かもしれないが、世の中に空き瓶コレクターは数知れない。
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道楽は次なる道楽を呼ぶ!
http://gon1442.exblog.jp/16958402/
2011-10-11T03:32:22+09:00
2011-10-11T03:33:20+09:00
2011-10-11T03:33:20+09:00
gon1442
酒:酒器
関西地方の「京都の着道楽」「大阪の食道楽」「神戸の履き道楽」がすぐ浮かぶ。
江戸時代では「園芸道楽」「釣り道楽」「文芸道楽」の三大道楽と呼ばれるものもあった。
そもそも道楽とは「道を解して自ら楽しむ」という意がある。
高尚なイメージだが、早い話、短くオタク。
生活の中で仕事とは別に熱中できる趣味にふけり、常にそれを楽しんでいることだ。
ま、今日では日本のオタク文化は世界でも認められている正しい日本文化なのだから
恥じることはない。
呑み助の酒好きも酒道楽でありかわいいオネーチャンが好きな●性の女好きも
イケメンにはまる●好きも!?立派な道楽である♪
さて酒好きは酒道楽である。
度が過ぎるとアル酎など健康を害する結果がつきまとうから、用心しなくては行けないが
あの楽しさ、おいしさ、奥深さに一度足をふみこむとなかなか抜けられない道楽世界だ。
ゴン麹は間違いなく酒道楽である。
でもそれと同時についつい手が伸び、オタクってしまうものがある。
それは酒器。
盃も杯もグラスもカップも片口も燗助も
酒器を目にするとなぜかそこから離れられない。
酒のもつ魅力の飛び火というわけなのか、
酒棚の前でワクワクするのと同じように、酒器コーナーの前ではドキドキしてしまう。
新しい杯を手にいれたときはいろいろ妄想! もとい、空想がはじまる。
まず何を呑もうか? アテは? テーブルには何を敷こう、お気に入りの酒エプロンをテーブルクロス代わりにしてもいいな……
こうなると止まらない。酒器も立派な主役である。
先日、とあるお蔵さんの非●品の盃が我が家にやってきた。
非売品!?というとなんだかお宝♪チックでワクワク度もバージョンUP↑。
ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ
キラキラ輝き透き通るガラスの盃。梅のような模様がなんともキュートだ。
掌サイズというのもおさまりよーし。
ご縁に燗謝。♪d(´▽`)b♪我が家にきてくれてありがとー。
盃として使いつつ
普段使いに小皿として
まずは……イクラをこんもりのせてみたい(*^m^*)ムフフ♪「食い道楽!」
これぞ正しい道楽道♪
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撮影酒器:川鶴盃 非売品
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縁起の酔い語路合わせ
http://gon1442.exblog.jp/16955358/
2011-10-10T15:17:00+09:00
2011-10-10T15:35:48+09:00
2011-10-10T15:18:52+09:00
gon1442
酒:酒器
特に語路合わせは昔から色々な言葉がつくられ
洒落ものの柄として愛されてきた。
こちらの盃も語路合わせの意味をもつ。
その名も六瓢盃。
京都の今宵堂さんの品である。
つい先日まで京都で開催されていた「Cuteにキュッと!」で展示販売されており
大人気の盃のひとつだった。
六瓢盃は絵具ではなく、釉薬と土の隙間にできる「焦げ」で瓢箪を描かれたそうで
盃の表に2つ、裏に4つのこんまい瓢箪がある。
表裏合わせて6つの瓢箪で「六瓢」→「無病」息災を意した語路合わせで
健康を願う文様。
盃の深さは浅く口径は広い。
酒の量はそんなに入らないけれど、くぴくぴといけそうな予感大だ。
釉薬の加減によるのだろう。
器の地の鳥の子色は光があたる角度によって
濃くなったり薄くなったように見えておもしろい。
この瓢箪柄も見ようによっては金魚にも見えてくる。
金魚も実は縁起もの。
中国語で金魚は「チンユイ」と発音し
チンユイには中国語の「金余」、余有ができると発音が同じであるため
“金魚は金が余る”“蓄財に通じる縁起の良い魚”。
また金魚はたくさん卵を産むため多産祈願につながり
この意味でも縁起の良い魚。
二つあわせて“六瓢金魚盃”(/||| ̄▽)/(/||| ̄▽)/
六瓢息災、無病息災 & 金余、多産
願掛けの意、増やしちゃった(爆)
d( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ
(今宵堂様、自己流ですみません)
何はともあれ、京都よりの語路合わせの盃で
健康に乾杯。旨酒に乾杯。
季節の変わり目、皆様体調管理ご用心~( ̄▽ ̄)~お大事に。
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撮影協力:今宵堂
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