この鍋には・・・・これでしょう。

う酒
に見えますが
ヒレ酒。
河豚づくしです。
このお店を教えてくれたのは
2年ぶりにお会いしたIさん。
建築家で国内外とわず、駆け回り、なかなかタイミングが合わずにいましたが、
今回、なんと河豚料理の美味しいお店を教えていただきました。
河豚。
下関にいたことある、gon麹にとって、
ちとうるさいネタであります。
でも、ここの河豚は◎。
はじめはふぐ刺し、てっさです。

てっさの語源は鉄の刺身を略したもので、
河豚の刺身は猛毒がある河豚というとで、
あたると死ぬ=鉄砲からきています。
このてっさ。
淡白でありながら旨みたっぷりで、ほのかに甘い不思議な味。
ぷりぷりの食感は他の白身魚にはない独自です。
噛めば噛むほど、甘みのある味わいは、ポン酢や紅葉下ろしをつけなくても十分なうまさ。
口いっぱいいっぱいに幸せが広がります。
てっさとくれば、次はてっちり!

河豚の身をこんなに豪快にぶつ切り。
1尾丸ごとのため、
河豚の旨みエキスが普通よりタップリで……

てっちりが元気よく、鍋のなかを泳いでいます。
蟹もそうですが、河豚のときも・・・
人って静かになります。
旨いもんの前に言葉はいらず…とはよくいったものです。
gon麹もしかり。
目の前のてっちりをポイポイ、グツグツした鍋に放り込んでは
サクっとすくい上げておりました。
河豚づくしとくると、合わせたいのはやっぱり
ヒレ酒。

軽く炙ったひれそ普通の熱燗より熱くしたお酒に入れられたヒレ酒。
飲む直前まで、蓋をし
飲む直前に蓋を開けてマッチで酒に火をつけ、アルコールを飛ばす。
最高にいい香ばしい香り。
エキスがでたところで
ちろっと受け皿にヒレをだし、ぐびぐび。
二杯目、三杯目、このヒレ酒に熱燗注いでもらうしょぞん。
「好きなんやね」と女将さんが笑っていましたが、ほんま、このヒレ酒。
うまい。
広島の銘酒 賀茂の鶴でつくってくれるところも、
広島出身の女将さんの愛情が♪伺えます。
(瀬戸内仲間ということで、ついつい話しがはずみます)
そして、〆は♪

河豚雑炊。
白いご飯を残り汁にいれ
溶き卵をとろ~りと鍋残りに注いで待つこと1分。
おいしそうな卵河豚雑炊完成です。
これまた絶妙な味にて。
河豚の旨みが染みだしている出汁が
バランスいい味わい。
しかも河豚のコラーゲンもでてる!!
あのプルっとしたスープ。
お腹いっぱいになったあとでも、涎がでます。
次から次へとでてくる幸せいっぱい福を呼んでくれる
河豚日和でした。(^^)/

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DATA)
うな将 ふぐ料理
住:東京都渋谷区神山町1-4
電:03-3469-2989
営:12~14:00、17~22:00(LO21:00)
休:日祝日、土ランチ
備考:本業はウナギ屋。焼津から取り寄せるウナギは、関東風の焼き、蒸し、焼きの3段階で調理。タレは、長年つぎ足しながら使っている秘伝の江戸っ子味。幻といわれる天然ウナギがはいることも稀にある。これが当たると大当たり♪