ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

gon1442.exblog.jp ブログトップ | ログイン

伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒

昔から京都の酒は上方の酒として多くの人に珍重されてきた。
京都、伏見は灘に肩を並べる酒処。
歴史ある酒蔵が今もいくつも存在する。

そのなかのひとつ、『蒼空』という酒を醸す藤岡酒造
かつて時代の流れにより一度は廃業したが、7 年というときを経て蔵の扉は開かれた。

伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒_c0059278_16255383.jpg


再開した蔵の大きさは創業当時の1/10。
倉庫としてつかっていた場所を蔵に改造して酒造りをはじめたのが5代目蔵元、藤岡正章氏だ。

藤岡酒造に御邪魔したのは2回。
1度は京都の友人に連れてきてもらい、もう一度きてみたいという思いが縁を結び、
先月、蔵見学することができた。


伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒_c0059278_16294141.jpg


造りから出荷作業まで全て一人でこなす藤岡さん。
「大変なのでは? とよく聞かれますが、実は一人のほうが効率がいいことも多いのです」という。
蔵の中には約2500リットルのタンクが5本。
仕込みの時期にはこの5本をフル活動させて、旨し酒を醸し続ける。
ひとりだから、全てに目を向けることができ、こだわれる!
これが利点だという藤岡さん。酒米手配から酒の管理、瓶詰めまで自分が納得できる味を追求し、
『蒼空』が生まれたのだ。

伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒_c0059278_10384084.jpg


そんな『蒼空』を蔵直で飲めるのが、併設している酒蔵BAR えん。
ガラス越しに仕込み酒蔵を眺めることができるカウンターは人気席で、
観光客はもちろん、地元の人の憩いの場になっている。
仕込みの時期は蔵で作業をしている藤岡さんの姿を見ることもできるとか。

伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒_c0059278_1039038.jpg


春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた『蒼空』が楽しめる場所、それが藤岡酒造である。

伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒_c0059278_10391916.jpg



※マイナビニュースー旅行ーのなかで藤岡酒造を紹介中。京都の旅のヒントにしていただけると幸いです。



にほんブログ村 酒ブログ 酔っ払いへ  にほんブログ村 酒ブログへ
↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

DATA)
蔵名:藤岡酒造
住所:京都府京都市伏見区今町672-1
電話:075-611-4666
営業:11時30分~18時00分(酒Bar えん)
休   :水(酒Bar えん)

URL:http://www.sookuu.net/index.html
by gon1442 | 2015-07-12 10:55 | 日本:蔵めぐり 日本酒

酒呑み&放浪虫一匹がおいしいの酒を飲むために東西南北奔走。フリーランスのライターでありその正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹。焼酎ストーリーテーラーになるべく今年は学びの年。島々にも出現いたします♪


by gonpanda
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite