石巻:墨廼江&日高見「われわれには酒造りしかない」
この一文からはじまる河北新報。(http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t15033.htm)
宮城の石巻にある墨廼江&日高見、両蔵の今の情報が掲載されていた。
墨廼江酒造さんは地震で醸造用タンクからもろみがまけ(こぼれ)、酒米は水浸し。
今期の新たな仕込みは無理で、商品にできないもろみもあるという。
でも震災後初めて集まった社員を前に沢口さんは宣言したそうだ。
「われわれには酒造りしかない。何としても来季の酒を造る」
平孝酒造さんは24日に震災後初めてもろみを搾ったそうだ。
電気復旧までの間、タンクのなかで発酵が進み、今までの味ではなくなったそうだ。
それでも、平井社長は
「もろみを酒にするのがわれわれの務めだから」
と搾った。
搾った酒は「震災酒」とでも名付けられる予定とか。
現地から芯のある真の元気を感じた。
無気力感に負けるまい!
だって生きているのだから。ここにいるのだから。
この記事を何度も読み返す。そしてこれからも。
今日も太陽は空から照らしてくれている。
陽射しという優しさを。
この震災でお亡くなりになった方のご冥福を深く深くお祈りもうしあげます。
そして被災地の皆様が一日も早く元気になられますように。
2011年3月11日午後2時46分 東北太平洋沖地震発生時刻を忘れません。
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