ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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本格焼酎は大地からのプレゼント

鹿児島県内にある焼酎蔵は114。
昨年、三島村の黒島が焼酎特区となり、久しぶりに数が増えた。
一つの県に114も蔵があるのは
世界中でも稀。
鹿児島とはそういう世界である。
20年前から焼酎蔵の周りをさわさわと彷徨っている。
造りの時期はわさわさと心が騒き、気づけば飛行機に乗っていた。
各蔵、人と原料と微生物のトリプルタッグで生まれてくる世界は
それぞれ特徴的でアメージング。同じ工程を毎年見ていても飽きないのは
そこに心と情熱、そして生まれてくる命があるからだろう。
秋冬中心に彷徨っていた焼酎蔵探訪も
ここ数年、春に夏にと変化してきた。
その一つが焼酎の原料世界との出会いである。

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焼酎の原料となる農業ゾーン。
この世界に自らの手と目と感覚を大事に取り組む蔵も増えはじめた。
その一つが鹿児島県、垂水に蔵を構える
農業法人八千代伝酒造(株)である。
原料まで手を広げるようになった理由はもちろんあるが
ここでは割愛。
(知りたい方は是非、焼酎イベントで蔵元に直接お聞きください)
芋焼酎の苗も早くからバイオ苗に着手し、
病に強い力強い芋を育て続けている。

(バイオ苗とはウイルスフリーの苗のこと。
前年に収穫した良質の芋の成長点から無菌状態で培養した苗である。
病気などが発生しにくいため、
最近はこのバイオ苗が注目を浴びている。)

そして今年も畑の芋の苗植えの時期。
芋苗の畑作業の中で過酷な作業の一つといってもいいだろう
ハウスで育てた芋の苗きり。
青々と伸びる綺麗な芋苗のラインにうっとり♩
なんて時間はない。
梅雨に入るまでに畑に苗を植える!
そのためにも1本でも多く、いい大きさの苗をカットしなくてはいけない。
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大きく伸びた苗の地表より、下から2連結目を残しチョッキン。
カットすると、切り口より白い液がとろ〜とでてくる。
これはサツマイモを調理する時にでてくるものとよく似ており、こいつはクセモノ。
素手につくと黒くなり、まるで接着剤がついた時のように取りにくい。
この白い液はヤラピンという成分で、
整腸作用を高め、食物繊維との相乗効果があるとか。
(服についたら、洗濯しても落ちないので要注意! 
手についても石鹸ではなかなか落ちないので気をつけて。)
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大きい苗は半分に。
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20〜25センチくらいの大きさが畑に植えるサイズとしてベストのよう。
カットした苗はひたすら籠に詰め込んでいっぱいになったら次の籠。
そのエンドレスである。
よりいい苗を見つけるために果てしなく伸びる芋苗の万里の長城を見つめると、
鯨目(大海原で鯨をすぐに見つけられる目)、鳥目ならぬ
苗目でひたすら苗床と真剣お見合い。

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農業法人八千代伝酒造(株)は
カットした苗はその日のうちに自社畑に植える。
蔵が管理する畑は毎年増えていき、今年はついに60枚、10町歩。
大隈半島の垂水地域を中心にいくつもの畑があり、畝の本数は約2000本。
環境のために畝に使うマルチは生分解性のものを使用。
(苗植えの前に畑の下作り、畝立てとかの作業もあるが、それはまた今度)
「焼酎は原料によって生まれる。その原料は大地から生まれる。その大地を大事にすることがおいしい焼酎が生まれる基本ですよ」。
蔵で畑担当…であり、
代表取締役社長である八木健太郎(以下、健太郎さん)さんはいう。
いかに芋の苗を元気に大きくのびのび育てられるか。
病になりそうな要因を見抜き、発生前に対処する姿は
まさに畑人。
「畑にいないと元気充電できません」と毎年真っ黒な顔で答える姿は
夏休みに虫取りで川や山で走りまわる小学生に似ている…。
とにかく健太郎さんの頭には常に畑があるのだ。


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カットした苗は数時間後には畑へ。
マルチの上からプスプスと植えていく。

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芋苗チャリ(四輪車)に苗の入ったカゴを乗せ、二人三脚で植えていく(一人もあり)。
サスケという芋苗道具でマルチに1本ずつ差し込む。
イメージで言えば、必殺仕事人のかんざしのヒデ(古)、
今でいうとTOKIOの松○さんの涼次か?

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この自転車。単純明快でよくできてるなあと感動するなか、
この1台のお値段なんと…。
これは大事に乗らねばと、ど緊張するが。
しかし苗植えが始まったらただただ植える作業のみに集中し
おそるおそるの気持ちはどこかへ消えた。
畝をまたいで四輪車を後ろに動かしながら、植える。
一見楽しく感じる。されど普段使わない足の筋肉を使うため、
途中から足の感覚や力がドッと抜け、ついつい足幅が小さくなると

「畝!踏まない!」
と、敏腕相方さんに指摘され、
慌てて足を広げ、太ももに力を入れてしっかりと自転車の後ろ漕ぎ。


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畑人のスピードはとてつもなく速い!
「畑王になる!」と飲んでいる時、高らかに叫んだことは
伊達じゃない。
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畑の土はふかふかで、まるで羽根布団。苗が育ちやすいように手間暇かけてる証。
そんな畑に植えられた苗はどこか嬉しそう。
風にゆらゆら揺れる様子は気持ちよさそうだ。
夏から秋にかけて雑草に負けず、病にかからず、大きく立派に育てよと願いを込められた芋の苗。
秋には大きな芋がゴロゴロとたわわに実らせてくれるだろう。


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苗切りは2回目。苗植えは初体験。
毎回、体験を許可していただく農業法人八千代伝酒造(株)の皆様には
大感謝にて。
本格焼酎は知れば知るほど、第一線に答えがある。
大地より生まれる本格焼酎。
おいしさの答えを見つけに…
酎ナフキンはまだまだ続く。

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PS:苗植え、苗切り。今期も無事に終了したようで。夏は雑草との戦い!
そして農業法人八千代伝酒造(株)の次なるチャレンジは…また後日。


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# by gon1442 | 2019-06-06 17:02 | 日本:焼酎

芋洗い&芋きり 本格焼酎

本格焼酎、芋焼酎の原料は〝芋〟。
各蔵によって、扱う芋の種類多岐にわたり、処理の仕方も様々。
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汚れ、傷、痛みの箇所は削除。これは家事で料理をするときの感覚と同じ。
口に入れるものである以上、
安全なものを扱いという思い。
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原料の芋を運ぶときも掘りたての新鮮芋を扱うときと
数日寝かして少し熟成させた芋を使うときなど
やはり各蔵の方針によって異なる。
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  一概に芋焼酎といっても同じ作業(芋洗い、芋きりは同じ)ではない。
でも造り手が思うことはただ一つ。
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美味しい芋焼酎になりますように。
丁寧に愛情を込めて
芋一つ一つに目を配る。
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実際の芋洗い、芋きりの現場はプロの戦場。
多大に流れてくる芋の集団を瞬時に見極め
おかしなものを取り除いていく。
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手でもち、目で確かめ、臭いで判断。
それが一秒以内に行われること。
「慣れだよ」といわれる。
が、その感覚を身につけるのも
やはりプロなのである。


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撮影:上3枚ー鹿児島 薩摩酒造明治蔵 (http://www.meijigura.com)
   下2枚ー鹿児島 八千代伝酒造  (http://yachiyoden.jp)


# by gon1442 | 2019-01-11 19:16 | 日本:焼酎

神道(かみみち)に出会って

神道(かみみち)と言うのをご存知だろうか。
奄美群島の島々にはそれぞれ神道が存在する。
一見、獣道のようだったり、家の裏道だったり、家と家の間の路地だったり。
島の集落はほぼ、山を背に海に面してある。背後の山は神山(かみやま)と呼ばれ、島を守るテルコ神(山神)とナルコ神(海神)がいらっしゃるという。

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海の彼方にはネリヤカナヤ、神々が住む豊穣の世界があり、そこから神が来る島、来た神の姿が立神とされる。神のおられる山と豊穣の神の世界の海の間で
人は生まれ、日々生活を過ごす。
古より自然の恩恵と神に守られたことに感謝してきた。
各集落にはミャーやトネヤ、アシャゲと言われる祭祀場がある。
祭りの日、山と海、それぞれから神道を通って
神が島にやってくる。
神をお迎えし、もてなし、そしてお戻りになるまで
人は神のためにつくす。
そんな神道は集落ごとにあり、島人は一番大事に、そして清潔さと綺麗さを心がけている。
今は記憶が薄くなった神道もあるとか。
だからこそ、集落の人は住んでいる場所を常に美しさ、清潔さを保ち、
神への想いを忘れない。

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PS:神道は人は普通に通ることができる。静かに心を解放して神さまの息吹を感じて。ちなみに、神道を歩む時は、後ろを振り返らないこと。神様が後ろから来られているかもしれないので。神の顔を見るのはご無礼に当たる。

# by gon1442 | 2019-01-10 16:58 | 本人:ひとりごと

日本で、唯一現役金山がある場所♩

金箔入りのお酒は山ほど見てきたけれど
コレは凄い〜と思ったのが
この子たち。
鹿児島県伊佐に蔵を構える
大口酒造の甕伊佐錦と黒伊佐錦。

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伊佐には日本最大の金山がある。
菱刈鉱山だ。
もちろん現役!(らしい)
今なお、ゴールドラッシュというわけ。
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その発掘重量は…年6トン(゚∀゚)b
すーごーすーぎーるー。

住友金属鉱山が1983年に本格開発を開始、現在も金を産出しているそうだ。
日本には多数の金鉱山があったが、次々と閉山。そんな流れのなかで、唯一ここは現役なのである。

菱刈鉱山には合計156もの鉱脈があるそうで、鉱脈ができたのは約100万年前。
長さは東西に約3キロメートル。坑道は迷路のように張り巡らされているらしい。

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キラキラたゆまなくボトルの中で舞う金粉。
新年のご挨拶に縁起、験担ぎで✨

よかばんを。

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# by gon1442 | 2019-01-09 23:16 | 日本:焼酎

蓋を乗せて 祈願成就

寺社仏閣にお邪魔すると清々しく
穏やかかつポジティブさのメモリが増える。
朝起きて、地元の氏神さまに朝のご挨拶をする。
「今日もおはようございます」
それに答えていただいたかのように鎮守の杜の木々がざわめき、
陽射しのキラキラ木漏れ光に思わず笑顔になる。
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さて、こちらは鹿児島県南九州市にある蓋釜神社。正式名称射楯兵主神社。
鎮座する御祭神はスサノオノミコト。
厄除け、開運のご利益があると、全国から大勢の人が参拝に訪れている。
こちらの祈願参拝は変わっており、蓋を頭に乗せ、
赤い鳥居から拝殿まで落とさずに行くと願いが叶う。
このスタイルはテレビなどで何度も取り上げられてきた。
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岩礁の上にこんもりと鎮守の杜が形成され、そこに鎮座する神社にて。
橋で拝殿の方へ向かうとき、下界から神聖なる場所へ渡る気持ちになる。
寄せては返す波音が参拝者の下界の汚れを清めるという形だ。
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頭に蓋を乗せて参拝祈願のほか、
こちらの祈願方法は蓋の形をした土器を入江の釜に投げ込めたら願いが叶うものもあり。
もちろん、これもlet's try。



結果は、見事に成功。
蓋をかぶった祈願は仕事のことを。
土器を投げ入れるのは2個中、1個成功(こちらはプライベートなことを願)。
信じるものは救われる。
この性格は2019年も継続できそうである。

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DATA)
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府6827
電話番号:0993-38-2127
拝観時間:自由拝観
拝観料:無料
アクセス:JR頴娃大川駅から徒歩20分
番所鼻自然公園から車で5分
駐車場:100台

# by gon1442 | 2019-01-08 16:04 | 本人:ひとりごと

何が詰められるかは、ご縁次第

ライターという職業柄、国内を飛び回る。
部屋でのんびりほっこりするのも大好きだが、
一番じぶんらしくいるのは
取材先の現場の第一線だろう。
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あちこち行けてイイねと言われるが、確かにいい。
情報過多の時代、ネットやスマホで情報は手に入るが、フェイク情報も多く、
現場100回ではないが、
自分の目で見て、肌で場の空気を触れて、本能で感じることに勝るものはない。
そこでしか出会えないものもあるからである。

鹿児島県、奄美群島の喜界島の黒糖焼酎蔵、朝日酒造さんの『汲み出し原酒』もそんな一つ。
蔵見学をした人のみ購入できるもの。
蔵見学の時の瓶詰する貯蔵タンクの子が中身になるため、
日によって異なる。
レギュラー朝日の時もあれば、壱乃醸朝日、飛乃龍朝日かも、陽出ずる國の銘酒かもしれない。
他の銘柄かもしれない。
こればかりは神のみぞ知るご縁となる。

ちなみに半年前にお邪魔した時、『汲み出し原酒』を求めたところ、
ご縁があったのは……あの子であった♪ 
狙っていたわけではないけれど、あの子がいいなあと思っていたら、まさにそれ。
本格焼酎の神様、ありがとうございます。

その場でしか手に入れられないモノ、情報、人との出会い、経験の面白さ、奥深さを求めて
今年も第一線へ翔けていこう。

朝日酒造さんの『汲み出し原酒』。300mlから一升瓶までサイズ売り。
島らしいお土産に喜ばれる逸品です。

※この銘柄は電話問い合わせ、ネットとりよせ不可。喜界島に足を運んでゲットするのみ。

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# by gon1442 | 2019-01-07 12:50 | 日本:焼酎

本格焼酎好きなお坊さん。

世の中に一言主の神様は多いが、
こちらは桁違いの場所である。
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宮崎県えびの市にある金松法然神社は本格焼酎ファンなら誰もが知っている聖地。
祀られている法然さんは、無類の本格焼酎好き。大酒飲みだったが、法力が強く、村人の危機を幾度も救い、大勢の人に慕われていた。法然さんに悩みを相談しようと廬はとにかく毎日大行列。お礼は大好きな本格焼酎で……だったかどうかはわからないが、とにかく毎晩晩酌されていたそうな。
人々に慕われてきた法然さんも歳の流れには逆らえず、旅立つ時、
「俺が死んだら、焼酎を備えて、一つの願を立てろ、叶えてやる。必ず1回1つのみ。二つ以上は叶わぬ。欲張りはダメ」と言ったようで。どんだけ本格焼酎が好きなんだ!と思わず微笑んでしまう。
ただし、この話を昔話の一つだと思ったら大間違い。
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こちら本当に願いが叶う。
法然さんのいうとおり、本格焼酎を備え(ローソク、お線香)て、一つ願い事を祈る。
(塩や米を持ってくるとなおよし。願掛け旗を備えるとなおよし)
地元のスーパーや明月酒造(日曜は定休日)さんで必要な参拝セットを購入できるから、
参拝する前に必ず準備。


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ゴン麹も今まで3回願いを叶えてもらった。(全て本格焼酎絡み)
もちろん、願いが叶ったら御礼詣りに参拝。そして次のお願いを1つ、改めて願掛け。
本格焼酎絡みだと法然さんも、お!?と叶えてくれやすいのだろうか。
まっことありがたい。

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そして4回目の願掛け。もちろん仕事絡みの願掛けにて♪
おみくじは〝大吉〟。
(とはいえ精進、勉学にしっかり気張れというはっぱかけられた。さすが法然さん)
今年も本格焼酎好きの法然さんに早く御礼詣りできるように、日々精進。

金松法然神社
住所:宮崎県えびの市大字栗下757-10
駐車場:有り
備考:必ず本格焼酎(明月)を持っていきましょう。お願いごとは1つ。

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# by gon1442 | 2019-01-06 15:10 | 日本:焼酎

メープルシロップでリフレイン


久しぶりにメープルシロップをたっぷりかけた菓子パンのおやつタイム。
いわゆる左党の甘党でござる。

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メープルシロップは濃厚で甘い。
ただ一言で甘いといっても甘ったるいというよりは深みのあるコクのある甘さにて。
久しぶりにメープルシロップを菓子パンにつけて、残りをコーヒーに入れた時、
頭の中いっぱいに浮かんだのが!?

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これ。
実はこれ、紅はるかという芋の糖蜜成分。鹿児島の垂水に蔵を構える八千代伝酒造の子
Moonシリーズ『つるし 八千代伝』で使われる原料芋の蜜である。
黄金色にとろみ。一見、これ芋の蜜だよといわれない限り、蜂蜜と勘違いしそうになる。実際、頭ではわかっていても、鼻をくすぐる香りは甘い蜜。

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紅はるかの皮と実の間の熟層。手に持つとあまりに柔らかく、手を添えるくらいの力加減でないとフニャッフニャッと形が潰れてしまうほどのグジュグジュ感。
紅はるかはもともと蒸し芋すると糖度が高くなるように開発された芋。蒸し芋でそのまま食べてると甘さのパンチはありつつもいつまでもべたつくことなく優しい味わいに成る上品さがある味わい。
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ただでさえ、甘さ十分の芋をより甘くしよう、糖蜜化させようと八千代伝酒造では、自社栽培の紅はるかを収穫したその日に生芋のまま、風通しを綿密に計算した場所で約2ヶ月〜100日ほど(今年度の吊るしは様々実験中)棒に吊るし、芋が持つ自身の酵素による糖化を促し、芋全体の甘さを増すように作りだした原料である。
「やっとつるし芋の糖蜜化の流れが理解できるようになりました。数年、失敗を繰り返しつつも飽くなきトライをしてきたおかげです」というのは八千代伝酒造の八木健太郎氏。
このお方、三度の飯より畑好きで、畑がある時期(畑作業は1年中ある)は畑にいるという方。

今回、見せていただいたつるし芋は完全に塾した糖蜜芋にて、芋蒸し器の扉を開けた瞬間に流れてくる蜜の多さと勢いは、もはや雄叫びしか上がらない。
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本格焼酎を造っている蔵なのに、まるで焼きたてのパン屋やお菓子屋さんにいるのかと錯覚するほどの甘い香り。上品かつコクのあるその甘さは〝う・ま・い〟と本能が察知。
糖度数値は!?と、はやる気持ちで皆ワクワクドキドキ。その結果は38度。
38度! マスクメロン、や完熟マンゴーを遥かに超えるこの甘さ。
恐るべし、つるし芋、糖蜜芋。
あの時の甘さと香りは見事に自分の脳裏にきっちり刻まれ、何かあればすぐにリフレインする状態になってしまった。

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2019年、1発目のリフレインは、パンにかけたメープルシロップだった。
本能に刻まれた記憶は一生もの。
さて今年は何回、あの時間へタイムスリップさせてくれるのだろう♪


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# by gon1442 | 2019-01-05 17:46 | 日本:蔵めぐり 焼酎

正月太りは細胞の老化促進⁉️

仕事はじめの1月4日。
年末年始、ゆっくり過ごせた人も多いのではないだろうか。
冬将軍、大寒波と騒がれていたけれど、
気付けばそこまで厳しい!?ものはこなかった気がする。(故郷)


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さて、年末年始、日頃は食べないご馳走を連日連夜、食べられるというのも楽しみの一つだ。
滅多に会えない友人知人、大事な家族との時間を過ごせる時間は、心をほっこりさせてくれる。
とはいえ、気付けば、いつもより食べ過ぎてたーという声もちらほら。
飲み過ぎ、食べすぎで、胃が大きくなってしまったという人も多いのではないだろうか。
通称、正月太りと呼ばれる今。この正月太り。早めに対策しないと大変なことになるやも。

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正月太りは老化促進になりやすい!という。(まあ、太りすぎは老けて見えるというのはよくいわれていること)
細胞が若いのは言うことなしだが、人間、生まれてからどんどん細胞は成長し、そして老化へという流れは、どんな賢人でも止めることはできぬ。
食べすぎなければいい(腹6分目推奨派)が、食べたもんは仕方ない。どこかで帳尻を合わせて、トントンにするしかない。目方の数値も怖いが、やはり老化防止だけは常に頭に入れておきたいもの。
そんな時、食べながらもそれを促してくれるのが〝魚〟が一番だとか。
魚に含まれるDHAなどが老化防止に必要なAIM(老化防止物質)を増やすことができるそう。
AIMとは誰の身体にも存在するもので、全身の老化予防が期待でき、癌など様々な病気が発症した時、病を消し健康な状態に戻してくれるという物質といわれている。(東大の偉い先生が発見して以来、注目を浴びている物質)。さらにAIMには余分な脂肪や癌細胞があるとその物質にひっつき、その悪い部分を退治してくれる貪食細胞に知らせてくれるという働きもあるそうで。こんなひっつきむし!?最高♪まさに体内で健康を守ってくれる警備員という感じ?
そのAIMを増やすためにも魚。とくにサンマ、ブリ、
そしてなんと一番いいのはマグロ、それもトロの部分がいいとか。
おお!トロ!VIVAトロ!
さすが王者マグロ!(トロはかつては、見向きもされず捨てていた部位なのに、美味しさに目覚め、栄養も老化防止にもいい最高の部位だったなんて。目からウロコ)

年末年始、食べ過ぎたと青ざめたーというときは
魚メインの食事。少し回数増やしてみるのもいいですね。

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# by gon1442 | 2019-01-04 07:38 | 本人:ひとりごと

ファーストインパクト! 一目惚れ♪

一目惚れとは
その言葉のどおり、一目見ただけで惚れる、
一目見た瞬間に夢中になることである。
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本格焼酎はワインやウィスキーと異なり、無色透明。クリアなもの。一見すれば、炭酸割りなら炭酸水、水割りなら水、お湯割りならお湯と見える(反対も同じ)。カクテルの素材になるとカラフルな飲み物として楽しめるが、この色合いはカクテルではなく、本格焼酎としての飲み方の一例。

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パープルカラーを見たとき、「綺麗!」と声を発した。それくらいインパクト大にて、本格焼酎に浸って約20年。初である。この色の正体は本格芋焼酎の原料である芋の色素。
蔵の師魂の原料である紫芋、パープルスイートロード。ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富にあるため、芋をカットすると鮮やかな紫色が目をひく。
まさにそれがこの水割りの色。魅惑的な色あいに心を奪われた。

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このインパクトある見た目で
原料であるパープルスイートロードとはどんな芋なのかということを知ることもできる。
ただ一つの銘柄を飲むというだけでなく、原料についての知識も一つ増えるということは
本格焼酎への関心も深まるというもの。
この色、ヤバいよねー、かっこいいね、綺麗
その入り方でもいい。飲んだことがない人が、
本格焼酎の興味を持ってくれたら、まずはガッツポーズ。
楽しんで、美味しさや面白さを知ってもらえる…まさに一石二鳥。

もともとの原料の色素である以上、本格焼酎の風味が変わることはない。
口に含むと芋の持つほんわかとした蒸したいもの甘い香りに……癒。

いつも楽しむ蔵の師魂。でもどこかテンションが違う。
ある意味、一目惚れ状態というべきか。
すっかりこの輝くパープル世界に魅惑された。


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# by gon1442 | 2019-01-03 15:29 | 日本:焼酎

酒呑み&放浪虫一匹がおいしいの酒を飲むために東西南北奔走。フリーランスのライターでありその正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹。焼酎ストーリーテーラーになるべく今年は学びの年。島々にも出現いたします♪


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