ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

gon1442.exblog.jp ブログトップ | ログイン

<   2014年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

痩せた土地では何も育たない ー都農ワイン1ー

「葡萄畑は痩せた土地がいい」
先日まで自分の頭はこんな考えがあった。

目の前に広がる光り輝く日向灘。
宮崎県都農にある高台にある都農ワイナリー。
今、日本中から注目を浴びている国産ワイナリーの1つである。

c0059278_7395289.jpg



お恥ずかしいことながら、ワインといったら山梨という知識しか持っていなかった自分にとって、宮崎でワインときいてもピンとこなかった。
宮崎は毎年、台風の猛威にさらされる場所である。強風に大雨と半端ない過酷な地のしかも高台!? そんな場所で葡萄つくりとは、いったいどんなからくりがあるのだろうと、その興味が強かった。

ワイナリーを訪れて、すぐに畑に……と思いきや、まずは近くにあるクヌギの林に通される。クヌギ林とワインにどんな意味があるかと思いきや、土と木のバランスについて教えてくれたのが赤尾誠二さんである。

c0059278_7402716.jpg


「このクヌギの林って土の香りが強いと思いませんか?」

確かにこの林に足を踏み入れたときから、土の香りがかなり強いことに気づいていた。
フレッシュと表現すべきだろうか。
みずみずしさがある土の深い香り。
それは小さい頃、どろんこになって遊んでいたときによく嗅いでいた匂いにそっくりで懐かしいものであった。

「ここにはクヌギの木が100本生えています。この100本という数が実は大事です。ここの土はふかふか。この土は団粒土で、腐植の分解過程でできる土壌です。ふかふかした土はこの団粒構造をもち保水性と排水性があり通気性もよく、保肥力も持つ多様な機能を持つ土壌となります。 この林はクヌギの落葉が虫や微生物によって分解され土になっているのです」。

c0059278_7434980.jpg


クヌギの落ち葉を掘ってみると、落ち葉が黒く腐葉土化している腐植がみられ、小さい虫や動物、 変形菌などの原生生物、 カビなど多くの土壌生物たちも目にすることができた。本能がこの土は最高で上質だということがわかる。この土壌に育つクヌギは幸せだろう。自然のサイクルがうまく回っている安定した健康な土だ。赤尾さんがここで教えてくれたのがいかに土壌、土が大事であり、土の環境がいいほどよい植物を育てることができるというもの。

c0059278_7445788.jpg


「誰でもここはいい土地だとわかりますよね。例えばこのクヌギが高価な品だと、人は生産性を高めようとクヌギの木を増やそうとする。するとどうなります? 100本あった場所に200本を植えるとギュウギュウの満員状態。100本のクヌギには十分に効率よくまわっていた土壌の栄養は、200本になると半分。1本1本それぞれ健康育ちません。

c0059278_744484.jpg


倍に増えたことによって落ち葉も増え、土壌生物が喜ぶから土壌ももっとよくなると考えるかもしれませんが、それは人間の浅はかさ。土壌生物も私達と同じ、食べ過ぎると病になる。キャパを超えた落ち葉は食べ尽くせず、分解されずどんどん溜まるだけ。またクヌギの木をギュウギュウに植えたことで、根の部分、土壌に太陽の光りも当たらなくなり、土自体が不健康になります。

c0059278_7442334.jpg


こうなるとどんなにいい土壌であってもあっという間に栄養不足となり、もともとあったクヌギもやせ細り、葉の数さえ少なくなる。木の数が増えたのに、餌となる葉が少なくなると土壌も影響が出ます。これが団粒土(構造)から単粒土(構造)になってしまう流れです。どんな土でもこの流れはあります。ここ土壌も少し深く土を掘ると単粒土がある。地表近くの土壌より、土壌の中の空気や水分、有用微生物の関係が悪い。けれど100本のクヌギが毎年その単粒土の上によい葉を落とし、団粒の土壌ができるおかげでここは常に健康で元気な土地を保つことができているのです。これはどんな場所でもいえます。葡萄畑も同じ。

いい土壌でなくてはいい葡萄は育ちません。葡萄栽培には痩せた土地が向くというのは実は間違いなのです」。

c0059278_7443553.jpg


思わず顔があがる。
クヌギ林の強い土の香りが鼻に飛び込んでくる。

痩せた土地では葡萄は育たないという赤尾さんの言葉が、自分の頭のなかに深く突き刺さった。       


                                         <続>
にほんブログ村 酒ブログ 酔っ払いへ  にほんブログ村 酒ブログへ
↑こちらもぽちっと元気によろしくお願いします。by gon麹 励みになりまーす♩


DATA)
名称:都農ワイナリー
住所:宮崎県児湯群都農町14609-20
電話:0983-25-5501
営   :09:30〜17:00(カフェ 11:00〜16:00)
休   :年末年始(カフェ 火)
URL: http://www.tsunowine.com
by gon1442 | 2014-11-28 07:47 | 日本:果実酒 | Comments(0)

カタカナはほんに難しきものにて

酒好き\(^o^)/といっても
万能ではない。
特に舶来もんには弱くて
英語……いやカタカナの段階で
脳が一旦フリーズする(⌒-⌒; )。

外国もの(漢字別(`_´)ゞ)の免疫が少ないのである。

c0059278_18461859.jpg


ボトルからグラスにワインを注ぐ前にいれるためのこの器はCarafeという水差し。
ワインを飲む時などデキャンタと同じ用途で使われる事が多い。

ちなみにGon麹。
この形は全てジョッキ( ̄▽ ̄)bと呼んでいた。

今回改めて覚えたCarafe。
カ……カラ……カラッふぇ? カラフェー
脳がグルングルンまわりだす。



カラフェ、フランスではカラフ

何度も復唱してインプットできたのは半日後。

ほんにカタカナ覚えるのは難しい。

メモメモ((φ(´゚ω`*)ホゥホゥ(*´゚ω`)ノ□ペタッ

にほんブログ村 酒ブログ 酔っ払いへ  にほんブログ村 酒ブログへ
↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

by gon1442 | 2014-11-27 18:31 | 本人:ひとりごと | Comments(0)

メイドイン青ヶ島♪ 行けそうで行けぬ青ヶ島に意識が飛ぶ♪

2014年のラスト3連休。
土日に池袋のサンシャイン文化会館で開催されたアイランダー。
今年も大盛況にて、人ごみのなか遊んできたgon麹。

c0059278_17271915.jpg


数あるブースのなかでやはりすぐに目がつくのが島酒♪
そのなかでも久しぶりにお!!と手にとったのが

c0059278_1727781.jpg


東京都の島酒、青ケ島村の「青酎伝承喜久一」。
目にしただけで、思わず喉が鳴るのは酒呑みの本能だ。

青ヶ島の焼酎は昔から各家庭で造られていた。
しかし太平洋の絶海の孤島でもある島では原料も少なく
なかなか造ることもままならずということで、ひとり、またひとりと減っていき、
今日では「青酎」というラベルのもと、11人の造り手のみとなった。
11人、それぞれ微妙に味わいが変わっており「青酎」といってもそれぞれ性格が異なる。

この「青酎伝承喜久一」は奥山喜久一さんが生み出した子で、今は奥山ミチヨさんが醸している。
原材料のさつま芋から麦麹用の麦、そして麹菌は島の天然麹を使うというオール青ヶ島焼酎。
製造方法も昔ながらの丼仕込製法。生産性を重視した造りではなく、ひとつひとつ丁寧に昔から伝わる方法のため年間800本くらいしか製造できない。

そのため焼酎好きにとっては幻といわれることもあるが、
「青酎伝承喜久一」の世界は芳香な芋の味とコクを感じつつ、
余韻として香ばしい麦の香りがほんのり漂う……まさに魅惑なる至高の域だ。

アイランダーでは試飲のみ。
猪口にちょこっとであるが、
度数もやや高めであるので、生で飲む場合は量少なめが安全。
甘くまるく感じるのも生ならではの美味しさ。
ロックでチビチビ飲むのがオススメであるが、
gon麹としてはぬるい湯で2:8で割るのが一番好きである。(2=焼酎、8=お湯)

2年ぶりに参加したアイランダー。
もちろん他の島のブースでもでてくるでてくる島酒っ子に
ウホウホ〜♪とテンションあがってしまい、酔い具合に出来上がり。

東京都でありながら、なかなか上陸できない青ヶ島。
青酎を飲みに久しぶりに青ヶ島へ行きたくなった瞬間である。
(ヘリコプターでしか行きたくないけどね)←体重申告あるので、そこが一番難題だアセアセ( ̄_ ̄ i)タラー


にほんブログ村 酒ブログ 酔っ払いへ  にほんブログ村 酒ブログへ
↑こちらもぽちっと元気によろしくお願いします。by gon麹 励みになりまーす♩
by gon1442 | 2014-11-25 17:58 | 日本:焼酎 | Comments(0)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite