ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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ほっこり群馬でイタリアン

雪予報はどこへやら。
前橋の空は青空である。
先日までの寒気が嘘のようで
日差しの下にいるとコートなんか脱いでしまえ!という感じのポカポカ陽気だ。
こういう日はちょっと遠出するのがちょうどいい。
車を走らせて、お邪魔したのは、
群馬県前橋市にある
イタリアン、『RistoranteSorgente(リストランテソルジェンテ)』。

以前にも叔母とランチタイムにお邪魔したお店である。
シェフであるご主人と奥さんで切り盛りされている姿が印象的だった。

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今回もランチコースで
まずは前菜のゴルゴンゾーラチーズのムース。
白いプレートの真ん中にポワンとおかれたムースは春の訪れを待ちわびる里山のよう。
しっとりとした食感がこれからやってくるコースの流れの旨さを予感させてくれる。

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2皿目は釜揚げ仕立てのしらすと蛍いかのサラダ。
このサラダ、野菜の下にグレープフルーツが隠れている。
釜揚げされた真っ白いしらすを口に放りこめば春の海。
旬のしらすが春をまたひとつ連れてきてくれた。
しらすは丸ごと一匹食べるので、たくさんカルシウムを摂取できるありがたい食材。コレステロールを下げるEPAがふんだんに含まれているので健康食材としても年齢問わず人気が高い。
そろそろ、各地の漁場ではしらす漁が解禁だろうか。
漁船に乗って見学させてもらったしらす漁。
美味しかったなああ
骨を強くし、イライラを押さえるカルシウムを多く含んでいるシラス。
最近ストレスフルと運動不足のgon麹にとって必要な食材である。
しらす同様、春の味である蛍イカ。
くぅうう。ぷっくりした身を噛み締めたら……ジュワンと染み出る旨き香り。
くぅいいっと一杯ひっかけたい気分になりそうだ。

こちらで使われている野菜はほぼ自家栽培のものである。
シェフは若い頃、イタリアの各地で修行したそうだ。そのときの経験で、使う食材はできるだけ自分達で栽培したもの、自分の目、手、鼻など五感で見極めたものを使いたいと思い、野菜は地元の群馬野菜を育てている。
愛情もたっぷり注がれたのだろう。
どの野菜もみんないきいきとしており、そして味が濃い。

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サラダだけで満足できるが、やはりランチコースのメインのパスタもいただかねば!

蕾菜のアーリオオーリオ。
アーリオオーリオってよくイタリアンで目にするお料理名だ。
ヨーロレイヒ〜♩と歌いそうな語呂合わせだが、イタリアではニンニクをアーリオ、油、オリーブオイルをオーリオというそうで、蕾菜のオリーブオイルニンニクパスタということである。
ニンニクの香りが満足しかかけた食欲を揺さぶり、胃袋を動かしていく。
あぁ、危険だ。危険だ。
ニンニク。そして芳醇な香りの滑らかなオリーブオイル。
ツルツルツルツルとパスタはエンドレスに口の中へ吸い込まれていく。
蕾菜も柔らかく、そして青々しい若さがいっぱい。オリーブオイルの衣を纏い、より一層、味に深みがでている。

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お腹も満足心も満足。
されどやっぱり、デザートは……別腹(*^◯^*)。
チーズのプロフィトロールにイタリアのドーナツ。そしてダブルベリーのアイス。
プチ可愛いプロフィトロールのチーズが胃袋を優しく撫でてくれる。
あぁ〜 食いしん坊って食いしん坊って
万歳ーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ランチだけでも大満足のお料理の数々。
もちろん、店内の雰囲気も
アットホームで居心地がいい。
前橋市の郊外にあるというのも
非日常的な時間を過ごすには
もってこいの場所である。
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DATA)
店名:RistoranteSorgente
住所:前橋市三俣町1丁目1-11 102
電話:027-237-0834
営 :11:30~14:00(L.O) 17:30~20:30(L.O)
休 :木
by gon1442 | 2013-02-28 10:11 | 日本:お店 | Comments(0)

アンダーグラウンドは美味い秘密基地がいっぱい。

東北最大の都市、宮城県仙台。
100万人都市には毎日多くの人々が四方八方から集まる。
初めて仙台を訪れたのはもう10数年も前のことだ。
東北の地にこんな大都会があるのかと
西日本人間が驚いた。

その後、様々な理由で何度か訪れた仙台だが記憶は仙台七夕まつりと伊達政宗の像、杜の都と呼ばれる欅が並ぶ街並みと日本三景の松島に牡蠣養殖である。

とにかく海の幸が美味かった。

肉厚の牡蠣を噛めば、ミルキィな汁が口の中に溢れ
漁船からあがったばかりの魚は
マーケットで見かける色合いとは異なる、生きている色をしていた。

さて今回の仙台入りの目的も美味しい幸に出会うことである。

仙台駅前には地元客にも観光客にも人気のある朝市がある。

その市のすぐ隣のビルに目的地があるのだが……

一見、飲食ビルとは見えぬ外観。
地下に続く階段を降りていくと数店舗の灯りが見えた。
アンダーグラウンドで見つけたのは

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喰い処 東屋だ。

暖簾をくぐる前に来客を出迎えてくれるのは
張子の虎ならぬ張子の魚。

愛嬌ある顔だ。

来店したのが19時過ぎだったこともあり、
店内は客で満席。
タイミング悪かったなと思いつつも、食べたーいと念じていたら、
座敷のテーブルが空いた。
信じるものは救われる( ̄▽ ̄)。

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まずはビールで冬の乾燥した喉を潤す。
一息ついたらもう安心。
何にしようかとオススメ黒板を見ていたら一つのメニューで目が止まる。

たらきく酢。
綺麗な名前だ。酢の物の類かと思っていたら、目の前にでてきたのは

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鱈の白子酢。

真鱈の白子は模様がくっきりとして
菊のように見えることから“たらきく”と呼んでいるそうだ。

なんとも風流である。
肉厚な身をプチんと噛めば、とろりと溶けでる甘み。
このぷりんぷりんした身には
ビタミンB12が豊富に含まれている。
ビタミンB12には神経細胞の核酸や、タンパク質、脂質の合成を補助する役割があり、精神の安定や集中力や記憶力を向上させる働きがある。
さらに赤血球の中の核酸、DNAの合成に必要な葉酸の働きを助ける補酵素でもある。
成長期の子供や働く人にとって大事な栄養素(^○^)。
またビタミンD、E、B1などもあるのもビタミン不足にとってはありがたい。まあコレステロールが若干多めだけど、そこはバランスよく美味しくペロリといくべきである。


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東屋はお刺身系がとにかく大人気。
本日のお刺身3点盛りは
鮪、鰤、鯛。
「ちょっと前まで大間の鮪だったけど今からは近海の鮪。いい脂がのってしかも身がバランスよく柔らかいんですよ」
東屋の大将が教えてくれた。
大間の鮪も食べたかったけど、大将の言葉どおり近海の鮪! むっちむちである。しかも甘い!!!
歯と歯の間でムニっと抵抗する感覚。
あぁ! 萌える〜!!!(失礼)。

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こんな刺身に合わせたいのは
宮城の大沼酒造の
「大沼屋 特別純米 辛口 蔵出し生」
火入れは飲んだことあるけれど
生は久しぶり。
果実のような爽やかな香りが
口の中でふわっとまわると同時にきちっとした旨味が賽の目のように並んでくる。
飲み口始めも、途中でも味のバランスは良い。
余韻の気配を感じつつ後口はスッキリク。
生の特権というべき伸びがある味わいは、かつて竪三つ引両の旗印が杜の都にはためいていた馬印のようである。

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とにかく注文するメニュー。どれも美味い(≧∇≦)。

下足でさえ、こんなに美味かったのか?と思わず失笑しそうになる。

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ここまで料理がうまい秘密は!
素材はすべて大将と腹を割って信頼した業者からの直接仕入れであるため、価格はリーズナブルに抑えられ、厳選された素材を居酒屋価格で提供できるということらしい。
「海鮮類は石巻を中心。その日に陸揚げされた新鮮なものを使用するんです。海の恵みをそのまんまお客さんに出したいんですよ」。

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ドリンクも日本酒、焼酎、ビールと充実したラインナップ。
季節によって銘柄は変わるが
日本酒は80銘柄ほどあるそうだ。

もうこうなると(^○^)
大将のお勧めをお任せするのみ。
ゆるゆると楽しんでいると
いつのまにか2時間過ぎていた。
入り口は東屋の料理を楽しみにやってくるお客さんでひっきりなしである。
ちょっと長居しすぎたか……。
でももうちょっといたい気持ち。
カウンター上のメニューをみていると
不思議なメニューを発見。
「おみくじ丼」( ̄ω ̄;)エートォ...

じぃいいっと見ているのに気づいたのか、大将がニカッと笑いながらヒントをくれた。

「うちのランチで答えがわかりますよ」

( ̄∀ ̄*)こ!これはランチに来ねば!!!

仙台のアンダーグラウンドで見つけた噂の美味き店。
薄暗い地下道にはまだまだ秘密が潜んでるv( ̄∇ ̄)ニヤッ

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DATE)
店名:東屋
住所:仙台市青葉区中央3-8-5新仙台駅前ビルB1
電話:022-211-5801
営業:11:30~14:0017:00~22:30(L.O.)
休 : 無
by gon1442 | 2013-02-18 06:20 | 日本:お店 | Comments(0)

立春の日は搾りたてに酔う♪

立春朝搾り。
1998年に日本名門酒会が始めたこのイベントは
あっという間に日本の暦にしっかり根付いている。
今年は全国の日本酒蔵元39蔵が参加し、4日の立春の朝に搾った新酒が
それぞれ蔵と契約している酒屋&飲食店に運ばれ、酒呑みの口に届いた。

立春はその字のごとく春のはじまり。
2月4日は例年よりも3、4℃高い3月の暖かい気温。
春がきているのを感じた1日であった。

今回いただいた立春朝搾りは
栃木県の第一酒造さんの開華。

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精米歩合は53%。
およそ半分の精米された酒米で醸された朝搾り。
一口目はほのかに硬さがあるけれど、のんびり呑んでいると
その硬さは春の暖かさを感じて膨らむ桜の花の蕾のようにじんわりと優しさを感じさせてくれる。
味わいの広がりは分度器角度70度くらいだけども、
旨さはまっすぐのびる道路のようにどこまでもユレなく続く。
朝搾りというフレッシュさというべきなのか
舌の上で香りのたまりを若干感じるものの、それも慣れてしまえば、個性のひとつ。
絞った当日にしか味わえない世界なのかもしれない。



立春の日から2日ばかり経っていただいたのは

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山口県、酒井酒造さんの五橋と三重県、若戎酒造の若戎。

蔵違いの飲み比べをすると、蔵ごとに味わいが見事に異なるのがよくわかる。
五橋は昨年いただいた立春朝搾りと比較すると、今年は一口目から春の陽射しに花を咲かせる華やかさを感じる。夏から秋に咲きほこるマリーゴールドのようなイメージ。
そして感じるのは朝搾りながら感じる酸味。
はや摘みしたプチトマトを齧った味わいには思わずニンマリしてしまう。
温暖な瀬戸内海の風景がしっかりと酒のなかにとけ込んでいるようで
春の海をやさしくきらめく太陽の陽射しが体中に走りだしていく。

若戎は昨年同様、清楚古風な風味に安心してグラスを持ち続けられた。
八百万の神々が集う日本の山脈に霧がたちこめた雰囲気が感じることができる。
そしてすぅうっとしとやかに流れる1本の滝があらわれる。
激しいものでなく、岩をつたいながらも一筋の柱のように天と地をつなぎ、
とうとうと旨味を舌の上に流し込んでくれる。
はじまりは堅実質素な世界でありながらも、口のなか、喉奥でゆるりゆるりと幅がひろがるのは
春先に花を満開にするモクレンのイメージ。
今年も自分の酒癖にピタリと合う子だ。

今年は39蔵のそれぞれの子が日本全国、呑み助の前に登場し、愉しまれていることだろう。
できれば39蔵、すべて呑みたいのが本音。
とはいえ、立春朝搾りというのは基本、地域限定酒である。
その土地にいてこそ、いただけるという決まりごと。
であるが、
その各地方の立春朝搾りが呑めるのは
日本の流通網のすばらしさと、
各蔵元さんの近郊や取引ある酒屋、
飲食店が2月4日の早朝から各蔵に出かけ、
瓶詰めや出荷作業を手伝い、
予約注文分の立春朝搾りを直接蔵から運び出し、
その日のうちに店舗販売(予約)するからである。

日本酒の搾りたては早々飲めるものじゃない。
こういう子は蔵元に直接いかないとどだい無理な話だ。

それが呑める今の時代。
本当にありがたいことだ。

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立春朝搾りをいただくときはもちろん、ラベルの裏も要チェック。
「大吉」とかかれた文字が見えたら……
今年も無病息災でという蔵元からの祈りが届いた証である。

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昨年の立春朝搾りはこんな感じでUP中。

※各立春朝搾りのイメージはあくまでもgon麹の酒感(主観)ですので、ご自身の感覚でお楽しみください。m(_ _"m)ペコリ ペコリ(o_ _)o))


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撮影協力Ristorante tono;4122つちや
by gon1442 | 2013-02-07 15:15 | 日本:日本酒 | Comments(0)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
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