ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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メニューのコメントは信じるべき!

カレーが苦手な日本人っているんだろうか?
いや、99%いないだろう。大人も子供も年齢関係なく
カレーに集う。「今夜はカレーだよ」と聞くと心がスマイルになる。

さて場所は京都。
ぶらりスナフキンで下車をしたときのことである。
時間はお昼どき。

美味しいもん食べたい……。カレーが食べたい……という気持ちが
食いしん坊の神様に通じたかどうかわからないが、友人からのオススメランチの中に
カレー屋さんがあった。(*'ー'*)ふふっ♪

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いそいそとそのお店へ向かうとすでに店内は満席。
窓越しにマスターが「少しお待ちください」と汗を流しながら答えてくれる。
急ぐスナフキンではない。しばし待つべしと入り口でのんびり古都の様子を眺めていると
いつのまにか後ろに行列が。
ほらね、カレー好きはどこにでもいる(=v=)ムフフ♪

「一名様、どうぞ」といわれ、店の中へ。
店内はカウンター7席。人一人が通れるくらいのスペースのなか、
男女大人か汗をかきながらカレーをつっついている。

メニューを2つ。
キーマカレーとチキンカレー。
どっちにしようかな〜と悩む。こういうときはお隣さんのメニューをチラ見。
6人中キーマカレーが5名。 
[壁]^⌒)bうふっ!
決定!「キーマカレーください」。
するとカウンター内のお姉さんが「辛いですよ」といってくれる。
辛い?カレーが辛いのは当たり前〜。「大丈夫です。平気です」とドンと胸をたたくgon麹。

カレーができるまでどうしようとメニュー黒板をみていたら、
目に飛び込んできた「ハートランド」の文字。
うひひひ♪これこれ。

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1本で足りるかどうか〜などと考えつつ、カレーを待っていると
カウンター内の客の様子がおかしい!
いや、おかしいというより、みんな同じ行動をとっている。
キーマカレーを食べている人達が!(・0・*)ホ,(゚0゚*)ホ--ッッ!!!(・0・*)ホ,(゚0゚*)ホ--ッッ!!!
水をがぶ飲み。そして口呼吸。

え!=( ̄□ ̄;)⇒何何?! =( ̄□ ̄;)⇒もしかして、本当にすごい辛さなの!?
メニュー黒板をもう一回みるとキーマカレーのよこに吹き出しがついており
「辛いです!」と書かれている。

( ̄▽ ̄;)!!ま、ましゃかね。食べられるよね。( ̄▽ ̄;)!!
一抹の不安を感じつつ、ハートランドを飲んでいると、
「お待たせしました」と目の前にキーマカレーが現れた。

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正確にいえばキーマドライカレー。
丁寧にひき肉と野菜をいため、しっかりと水分蒸発したので
旨味がギュっと凝縮している。

辛さはどの程度なのか(°°;))恐る恐るスプーンによそってパクリ。

ややしっとり感ある具が口のなかに広がる。
野菜の甘みやひき肉のジューシーさが、ご飯に絡んで、おいしい♪

なんだ、みんな大げさじゃーん♪(^∇^)
そう思ってパクパクいくとスプーン3口目で手が止まった。
スパイスの辛さが幾重にも重なって口の中に広がる。
その辛さが半端なし。舌が一人で暴れだした。
くぅうううううう! 目の前の水をがぶ飲み。
あっという間に水が消える。
それでもこの辛さは消えず、ますますその辛さが意思をもつように元気になる。
( ;゚皿゚)ノシΣバンバン!!( ;゚皿゚)ノシΣバンバン!!( ;゚皿゚)ノシΣバンバン!! 
ギブアップ!といいたい気持ちがでてきた。

「大丈夫ですか? お水いれますね」と苦笑いのお姉さん。
さっきのお姉さんの忠告とメニューボードの吹き出しの言うことをきちんと聞いておけばよかった。

とはいえ、スパイスのさまざまな香りが鼻から抜けるのは心地いい。
舌は大火事、鼻はインド。
こりゃたまらん世界。

こちらのカレーにはなぜか梅干がのっている。
これは何に効くものぞ!

もう舌がカレースパイスの炎に悶えているなか、半分かじる。
すると辛さに酸味が加わって、少し口のなかをサッパリしてくれる。
シュゥウウンと広がる梅の味。
これはいい!この感覚はいい♪
日本の食材はどんな国のお料理とも相性がいい。

梅干なし梅干ありと比較すると二度おいしい♪
(とはいえ、キーマカレーの辛さは半端ない)

汗をかきかき、なんとか食べ終わった。
おかわりした水はなんと6回。
飲み干したグラスに阿吽の呼吸で水を注いでくれるお姉さんに感謝。

そして誓う。
今度はチキンカレーにしよう。
メニューのコメントは信じよう。

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DATA)
店名: SPICE CHAMBER
住所:京都市下京区室町綾小路下る白楽天町502番地 福井ビル1F
営業:月~金 11:30~15:00、18:00~20:00、土 11:30~15:00
休 :日祝
備考:カウンター7席。ランチタイムはカレー+ソフトドリンク=100円引。
by gon1442 | 2012-05-30 16:40 | 日本:お店 | Comments(2)

この子達も天日干ししましょうか

今週末はもう6月、水無月だ。
梅雨前線もひしひしと近寄っている天気図。
じっとりするあの日々がやってくるのかと思うとため息でそうだが
田んぼや畑、山里には雨は大事。我慢だ我慢。

ちょうど今は梅雨入り前の五月晴れ。(雷雨や突風警報でてる)
紫外線キツイけど、こういう日は
天日干しにもってこいだ。

ということで、d(^^*)
本日天日干ししたのは

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京都、今宵堂さんの酒器。

うちに嫁にきたばかりの新妻もいれば、古女房もいる。
ひとつひとつ手にとり、布でふきふき。
うっすら埃がかかっていた子は「やっと綺麗にしてくれる」とぶーたれていた。

ごめんごめんと謝り
キュキュキュと拭く。
するとあっという間にキラキラ輝いた。
どの子もいろんな感覚を覚えて手にした子達ばかり。

さ、もう少し五月晴れの風を浴びてもらおうっと。

これからもいろんな場面で活躍してもらうためにもね。

※この酒器、すべてスラスラといえるあなたは今宵堂ツウ!



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by gon1442 | 2012-05-29 14:16 | 酒:酒器 | Comments(0)

新潟の隠れた拘りの名店。

「美味しいものは地元に聞け!」と誰がいったか、唱えたか。
旅先で何を食べようかと悩んだときはこの手にかぎる。

今回お邪魔したのは『居酒屋笑太』。
新潟駅から徒歩5分。
駅前の繁華街を抜け、商店街の角にかかっている大きな藍色の暖簾が目印だ。

店内は一階はカウンター、二階は予約客のテーブル席。
新潟という土地柄なのだろう。
奥のカウンターにはロシア語?英語?を声高に話している2人組の楽しそうな外国人。
もうすでに酔いがまわっているのだろうか。陽気な空気がこちらまで届く。

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対面カウンターの真ん中に陣取って店内観察。
手書きの料理札が無造作に張られており、
これは美味しいんだなという食いしん坊レーダーがピピピと動く。

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生を注文するとでてきたジョッキが店名ロゴが入ったなんともかわいい様子。
「笑」という文字が目をきょろきょろと呑み助に話しかけてきそうだ。

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刺身の盛り合わせは時期もののネタがてんこもり。しかも身は分厚く、
食べ応えは十分。イカはギュっと凝縮した甘みが噛み付いた瞬間弾けとぶ。
のどぐろのお刺身はもはや声なし。
「う〜んう〜ん」とうなるばかりだ。

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かきのもとのおひたし。
かきのもと?と写真を凝視された方。
そこに柿Pはありませんぜ(爆)。(まあ、かきのたねじゃないし。かきのもとだし)
gon麹も新潟の食文化資料館を訪れなければ、きっとメニュー名で想像するのは
しなしなの柿Pなのか?と悩んでいたに違いない!
かきのもとは8 月中旬から 12 月下旬にかけて新潟市南区白根地区で出荷さ れる食用菊。
主におひたしや酢の物として調理され、
シャキシャキした爽やかな食感と上品な香りが食を彩ってくれる。

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目の前にデッカく「湯豆腐」と書かれたメニューは、
顔をあげるたびに視界に飛び込んでくる。

刻まれた白ネギがたっぷりのった湯豆腐。
角がまあるくとれてるトロトロしたこのフォーム。
豆腐好きにはたまらない。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

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今宵、相手をしてくれたのはこの子達。
左の『越後青山 管名岳』。
新潟の地酒、近藤酒造株式会社 越後泉山会の子である。
仕込み水は越後五泉の名峰「菅名岳」山中にあるブナの原生林から湧き出る‘どっぱら清水’。
炎暑でも干上がることなく、大雨が降っても決して濁ることのない湧水で、豊富な水量を一年中提供してくれる名水だ。
水質は超軟水。
この名水がが最も澄んでいるのが『寒の入りから九日目』にということで、
蔵人が山中に入り、汲み出した水を使っているそうだ。
この水を寒九の水と呼んでおり、 この水を使ってできる酒が「菅名岳」である。
とにかく綺麗な子である。汲み出した清水そのものといってもおかしくないくらい
優しく、しかも無駄がない。
山奥に隠れ住むお姫様、いや天女という感じだ。
飲めば飲むほどなかなか実態がつかめずおぼろげながら探す、探検家の気分になる。

その隣の子は『越後秀山 巻機』。南魚沼にあの高千代酒造の子である。
こちら仕込み水は
香りが良くマイルドな旨味で飲み応えのある酒。
日本百名山の一つである巻機山の麓に蔵があり、
仕込み水には巻機山の湧水。
この湧水は数値の高い極軟水だ。巻機山の峰々に積もった雪が
一世紀以上かけて約2,000メートルの自然に出来上がった濾過機を通り浸透した旨し水。
自然が作り出した旨味を十分に活かした『巻機』の口当たりは滑らかである。
香りも高く、米がもっている甘みが立ち昇るように感覚を突き刺し、煙のように消えていく。
忍者が瞬時に目の前に現れて、煙とともに姿を消す。消した後も余韻をのこしているというような
なんとも呑んでいるというより忍者の技を見破ってやろうかという楽しみを覚えた。

右から二番目の『北翔 純米酒』は村上市の大洋酒造さんの子である。
地元産の酒造好適米「五百万石」を全量で使い、55%磨き。
三面川の伏流水を仕込水として丁寧に造られている。
控えめな香りがどこかはかなく、口のなかに広がる淡麗な味わい。
そのなかで波紋のようにまろやかさが溶けだしていく。
適度な酸が心地よい余韻を引きしめるので、これはぬる燗でもいただきたい。

右の『願人』は塩川酒造さんの子。
このネーミングの由来はちと深い。
江戸時代、越後の国は幾多の水害や干ばつに悩まされていた。
そのとき願人と呼ばれる人達がそんな数々の自然の苦難を乗り越え
新川開削し、周辺住民を助けたという。
越後の人は願人を親しみを込めてガンジン、ガンニンさんと呼んでおり、
今日でもその栄誉を称え、記念碑もあるそうだ。

越淡麗100%使用した山廃純米吟醸原酒は精米歩合60%。
度数19と若干高め。そのためグビィッというよりはゆっくり味わいたい。
懐かしい甘さが感じるのは駄菓子屋さんでつまみ食いしていた綿菓子のような楽しい香り。
深きコクをもちつつ、酸味が後押しており、滑らかな喉越しは……う!ま!い!

越後4人衆をいただきつつ、つっつくのは
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トゥルントゥルンの生牡蠣。
ぽっこりお腹の牡蠣の身を口のなかにあ〜んと滑り込ませて飲み込む。
「ジュウシィイだあああ」とほっぺたおちかけた。

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極めつけの一品はもち豚メンチカツ。
半分にカットされた側面からはもちぶたがギッシリつまって、しかも肉汁があふれている。
う〜ん、独り占めしたい。この世界。豚好きはもう離れられない♪♪

〆にいただいたのは♪

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あさりの中華そば。
アサリの出汁が利いていて、たらふく食べて満たされていたお腹にも
じわっとしみこんでスルッと入る。
胃袋に優しい〆の麺。
うん、メンクイとしてはよくできました!の花丸マークの一品だ。


「新潟酒、楽しめました? こういうのもあるんですよ」と酒棚の奥からご主人がだしてくれたのが

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諸橋酒造の『和不二』。
ヤマトフジとよむ。
この子は『越乃景虎』を造る以前からの銘柄で地元で愛されている無糖加の普通酒だ。
この子を造るのを止めようとしたとき、
地元のファンが「止めてくれるな!」と蔵に嘆願しにいったとかいかなかったとか。
とにかく根強い地元ファンが多く
そのファンのために生産量は少ないまでも造り続けられている。
「これお燗酒としてもいいですよ」といわれてお燗でもいただく。

あったかい陽だまりのような香り。
風にたなびいた草原のど真ん中にたっているような開放感。
肩の力を抜いて素足でごろんとしている、そんなほっこり感。
「これはうまいというより幸せ〜」思いっきり顔が溶けていた。


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DATA)
店名:居酒屋 笑太
住所:新潟県新潟市東大通2-9-7
電話:025-243-6808
営業:17:00~29:00
 休:不定休
by gon1442 | 2012-05-28 17:00 | 日本:お店 | Comments(2)

冥利に尽きるとはこのことである。

陽が長くなった今。
夕暮れどきとは何時ぞ!?という疑問も残るなか、18時が近づくとソワソワするのは
どの季節も同じ。
自宅であろうと旅先であろうと変わらない。
さっとシャワーで汗を流してこざっぱりしてから素足にサンダルをひっかけて
外に出ればお日様は西の空を茜色に染め、頭の上の空は深い夜の緞帳がおりてきた。
目指すは旨いもんがある居酒屋である。

博多天神。久しぶりにお邪魔したのは『さきと』。
食いしん坊の誰もが絶賛する場所である。
店名はいぶし銀のご主人の故郷である長崎の「崎戸(さきと)島」からとったものだ。
とにかくこちらはカウンターのみというスタイルで、予約しないと十中八九座れない。
運がよければ、開店時間と同時にのぞくと「大丈夫ですよ」といわれる場合もあるが、まず無理だ。
とにかくこちらの良さといったら、食いしん坊も呑み助も惑わしてしまう料理に酒である。
特に、崎戸や玄海から入れる魚系は目の前にだされた瞬間、溜息が出る。

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刺身となってもなお輝くという生サバの新鮮さ。
肉厚でありつつ、歯が身を噛んだ瞬間、パ〜んと旨味が弾けだす。
脳内はドーパミンが元気になりエンジン全開!
この瞬間である。この瞬間を求めて、居酒屋を目指していっても大げさではない。

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博多ということで、まずオーダーしたのは白糸酒造さんの『田中六五』。

タナカロクジュウゴと読む。
鉄人28号みたいだ〜なあんていうと、カウンター内のご主人の目がキラリ!
おっとっと。おとなしくいただかねば。

田中杜氏が醸したこの子、以前お蔵にお邪魔したとき、見かけなかったのが悔やまれるが
今、呑めてるからALL OK♪
一等米の山田錦のみ使うという贅沢さ。精米歩合は65%。
「山田錦」の生産高として福岡糸島が全国2位ということもあるんだろうか、今度お会いできるときじっくりお話お聞きしたい1本である。
たっぷりとした米の旨味のなかにいいあんばいに感じる引き締まった酸。
杯を重ねるとその味がより飲みやすく体になじんでくる。

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若波酒造さんの『若波』はちょっとお気に入りになった子だ。
ラベルもかわいい。
女性っぽいな〜と思っていたら
「ここ杜氏さんは女性ですよ。今村友香杜氏というんです」と奥様に教えていただいた。
山田錦100%とこちらも贅沢さたっぷり。
それでいながら、さきほどの『田中六五』と比べると
優しい甘さが余韻に残り、思わず「かわいい」と顔を知らぬ今村杜氏に恋しそうな感じに。

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白海老の素揚げはまるごとポリポリいける。
細い髭も目ん玉も尾っぽもそのまんまポリポリ食べれば、カルシウム補給大成功。

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こちらの『三井の壽』も地元の井上合名会社の子である。
筑後川流域の井戸水が豊富な土地で、元は「井の寿」という酒名だったが
地名である三井郡にちなんで今の『三井の寿』となったそうだ。
口あたりはふわっと軽くてきれいな仕上がり。
沙羅の花のように気高い表情の中に爽やかさを感じる。

ここまで地元の子をいただいてきたが、どの子もおおらかをもちつつも
しっかり土地や蔵の風土や気質を纏い帯できちんと結んだような味わいは酒飲みを愉しませてくれる。

それにしても福岡は蔵の数も多いんじゃないだろうか。
と、思ってちょっと調べてみた。

1位:「福岡県」 0.126蔵
2位:「佐賀県」 0.122蔵
3位:「滋賀県」 0.119蔵
4位:「奈良県」 0.108蔵
5位:「京都府」 0.099蔵
6位:「兵庫県」 0.098蔵
7位:「福井県」 0.093蔵
8位:「埼玉県」 0.092蔵
9位:「石川県」 0.086蔵
10位:「愛媛県」 0.084蔵

全国に点在する日本酒の酒蔵で酒造りを行っている稼働酒蔵は約1200蔵程度。
都道府県別と都市別の酒蔵密集度を調べるために「酒蔵密度」を算出。
方法は各都道府県の面積を基準にして100キロ平方メートルの面積に存在する酒蔵数、
都市別の酒蔵密集度は各都市の面積を基準にして1キロ平方メートルの面積に存在する酒蔵数を
「酒蔵密度」として算出したものらしい。
http://tasyusouron.jugem.jp/?eid=32(多酒創論HPより)

これは意外である。
新潟や長野、兵庫という印象が強かったが福岡県が最も酒蔵が密集しているゾーンなのだ。
2位の佐賀県は隣接県。いかにこの辺りの土地は人も暮らしやすく、
酒米を育てやすく酒作りに適した地なんだろう。

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「この子も面白いですよ」と注いでくれたのは『繁桝 博多 一本〆』。
高橋商店さんの子だ。
この子は以前お邪魔したときも最後におすすめとしていただいた。
「以前もこの子、おすすめしていただきました」というと、ほんのり頬があがるご主人。
お祝いなどの席に持っていくと喜ばれる縁起酒なんだということを教えてもらった記憶がよみがえる。
穏やかな香りで滑らかな口当たり。
上質な和菓子のようなほどよい甘さがある。
じわんと広がるコクと旨味がありつつも、
すっきりと軽やかに走り抜ける喉ごしさはたまらんたまらん。

本当に『さきと』の時間は悶えさせるものが次々と現れる。
隣の客はよく柿食う客だ……じゃなく!
お隣さんが食べているものや、そのむこうの人が注文したものがものすごーく気になってしまうくらい
どのメニューも食べたいものばかり。

気になるものはとりあえず「あれ、何ですか?」と聞いて、注文する。
このスタイルで間違いなく美味しいもんは目の前にでてくる。

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カウンター上のトレーにあげられたメンチカツも定番メニュー。
衣のなかに見え隠れするカツはギュっとしまって、食いしん坊に食べられるのを
いまかいまかと順番待ちだ。

半分は速攻口の中へ。
もう半分は最後までとっておいて、最後の〆にいただく。
美味しいもんは先に食べる派も残しておく派
どっちもできるのがありがたい。

うまい豆腐にうまいトマトと直球すぎるネーミングのメニューは
「うまいもんはうまいんだ」というご主人の意気込みが見えておもしろい。

わずかカウンター12席。
もっといろいろご主人や奥さんと会話したいが、
なんせ人気店。続々と客が入店するので、のんびりできないのも事実。
タイミングを逃すと自分の注文をしそこなう!ということもある。
それでもこちらを気にしてくれてチラチラ見てくれるので
そのときを逃さずに「○○ください」と注文。
「はいよ」と返事いただけたら、無事オーダーはとおった証。

開店から1時間。誰も席を立つものはいない。
その間にも電話は鳴りまくり奥さんが「今日は満席、ごめんなさいね」とお断り。
本当、みんな大好きで入りたい人気店である。

のんびりじっくりと楽しい時間をこちらで過ごせるのは
酒呑み&食いしん坊としての冥利に尽きる。

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DATA)
店名:さきと
住所:福岡市中央区舞鶴2-8-25 1F
電話:092-781-8778
営業:18:00~23:00
休 :日
備考:店内禁煙。12席しかないので、予約がのぞましい。できれば開店前までが確実かも。お料理お酒もいいが、もりつけられるお皿や小皿、グラスなどにもこだわりがあり。それもぜひ楽しんで♪
by gon1442 | 2012-05-23 15:13 | 日本:お店 | Comments(2)

してやったり顔はほんまもん

今!?話題のうどん県生まれのgon麹。
麺というとやはり‘うどん’を一番に選ぶ。
生まれてから小麦に囲まれて育ったんだからそうなるのはあたり前。
だからおいしいうどん屋さんがあると、ついつい足を運んでズルズルとすする。
さて、今回お邪魔したのはうどん屋さん……じゃなく、そば屋。(おい!冒頭のフリはどうした!)

うどん子のgon麹。実は蕎麦は苦手な分野。
うどん県でそば屋に入ると十中八九、残念な結果が多かったからである。
灰色の麺は粘度を食べているような味がして、
しかめっ面していたこともあったようななかったような……。
そんな感じだから、蕎麦屋とみると敬遠気味で通り過ぎていた。
しかし! 東京で生活を始めてその感覚は180度ガラリと変わる。
犬も歩けば棒に当たる!の如く、おいしい蕎麦屋が歩けば当たる。

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東十条にあるそば笑福大むらはそんなおいしい蕎麦屋のひとつ。



おいしい蕎麦が食べたいな〜と思うとひょこひょっと出かける。
蕎麦も旨いがこちらの名物は!

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ふわふわとろりの卵焼き。ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
そして、ご亭主自ら酒屋で選んでくる日本酒のラインナップである。
今回は卵焼きと一緒にいただきたい!ということで

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京都伏見の増田徳兵衛商店さんの子『月の桂 琥珀光』。
お初にお目にかかるでござんす〜と蛇の目の大きい!効き猪口をすする。
爽快な涼しさが吹く。
そして香り高く、京都酒のもつコクが豊かに広がる。
定規で引いたような香りの縦のライン。この感覚ってあの酒米に似てるな〜と
表示ラベルをみるとそこにあったのはその酒米の名「滋賀県産玉栄」。

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最近、滋賀県産玉栄とよく会うね〜と眺めてぐびり。
ふるふる卵焼きを半分、舌の上にのっけて口のなかで圧をかければ
ドゥウウウワンととろける半熟の波〜があふれる。
うまあああいいい!と騒いでつっついていると
「1ヶ月に100個しか生まないのでなかなか手に入らないんです。一昨日入荷したばかり。ナイスタイミング」とご主人のしてやったり顔。
今日の卵焼きの卵は福島県のマーさんの鶏の卵でつくった希少な卵焼き。
食いしん坊の嗅覚アンテナってすごいよね〜♪(はるな愛ちゃん風)

節分の恵方巻きのような大きなサイズはつっついてもつっついても小さくならない。
うれしいような困ったような。
こういうときはお約束のd( ̄  ̄) 「お酒、もう一杯」

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千葉県の東灘醸造さんの「鳴海 純米吟醸 生原酒」。
この子もお初さん。
東灘醸造のある外房勝浦の鳴海神社の名にちなんだ酒銘ということで
「なるか」という。(なるみと呼んでた(>▽<;; アセアセ)

「果実のような甘さがあります」というご主人の言葉どおり、
香りは洋梨のような華やかさがある。そして舌の上でほのかに感じる炭酸刺激。
細かい小さい気泡がプチプチとステップ踏んでる。
まあるく感じる酒肌というべきか、うら若き乙女の柔肌を撫でている感じ。
喉奥に消えた瞬間、マジックのようにスッとキレる後味の余韻は実直だ。
「開栓したてはもっとシュワシュワ感がすごかったんですけれど、今の具合のほうがお料理とのバランスもいいでしょうね。うちの蕎麦とも♪」
と、これまたしてやったりのご主人。
こういわれちゃ〜ねと注文したのは

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豚せいろ。
ここ数年美味しい豚とのご縁深き、gon麹(自分が豚とはいっとらん)。
今回の豚は鹿児島の輝北豚。
温かいつけ出汁のなかで輝北豚の柔らかくてジューシーな肉質がほどけだしている。

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豚の深いコクと旨みを蕎麦にからめて
ズズズズウウウウズズ。
いやあ、旨い。音をたてて食べられることがマナー違反でない日本麺の世界って最高だ。
食べれば食べるほど、すすればすするほど豚の味わいがどんどん躍動的に感じられる。
気がつくと目の前のせいろの上の蕎麦の量が半分消えてた。

常温に戻りつつある『鳴海』を呑みつつ、豚せいろをすする。
つけ出汁の温度は人肌くらいだろう。
熱すぎない出汁が麺の輪郭をぼやけさせず、かつ強調もさせない。
麺も出汁をしっかりと纏っている。
この対等ともいうべきバランスのよさが、豚せいろの味をさらに広げているのだ。

もちろん『鳴海』との相性もGOOD!
ご主人のしてやったり顔はほんまもん。
次は何を頼もうかな……d=====( ̄∇ ̄*)bイエーイd(* ̄∇ ̄)=====b



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撮影協力:そば笑福大むら
by gon1442 | 2012-05-23 10:55 | 日本:お店 | Comments(0)

青々しい香りをアテに

香りものはこの世の五万とあるが、
食べられる香りもの=香草の王者といえば

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パクチーだろう。
実は日本名では「コエンドロ」というらしいが、
いまではほとんど使われていない。
日本の鎖国時代の前に入っていたポルトガル語=coentroから入った古い言葉のようだ。
パクチーというと「カメムシソウ」という人も少なくない。
その理由は独特の香りだと思うが、いかんせんgon麹、カメムシをつぶした苦い思い出があるけれども
そのカメムシとパクチが同じ匂いと思えない人種である (^ m^ )。

パクチーは香辛料として、果実や葉を乾燥させた「コリアンダー」として料理に使われていることが多かったが、エスニックブームと共に生のままの葉を食べ方が浸透し、好きか嫌いかという賛否両論の食材の代表へと昇格した。
中国語発音で「シャンツァイ(香草)」という場所もある。
なんにせよ、どこの国でもパクチーは香る存在であるということだ。

このパクチー。時々禁断症状のように無性に食べたくなる。
もはや中毒といってもおおげさではない。
そのため、パクチだけを求めてお店をはしご♪するという迷走をすることもある。

「パクチーはどうしますか?」と聞かれたものなら「大盛りで!」「追加で!」と即返答。
丼に山盛りのパクチーがきたら勝手に体が小躍り。それくらい夢中の食材。

どうしてここまで魅力的なのか〜まだまだ奥深き「パクチー」。
今回お邪魔したお店でも「パクチー」を注文。
中丼にこんもりもられた姿は狂喜乱舞ものだった。

タイのシンハービールを飲みつつパクチーをひとつまみ。
この組み合わせ、意外といける味。
パクチーの青々しい香りが陽炎のように口のなかでいっぱいになったところに
シンハーで喉奥へ。
癖になる〜!!!!

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ガイパッキンラーカオにもふりかけて、まぜまぜご飯、ねこまんま。
鶏肉の生姜炒めがパクチーと相性バッチリ。
それにしてもタイのお料理って言葉の意味さえわかっていればどんな料理かすぐわかる。
ガイ(鶏肉)でパッ(炒め)でキン(生姜)でラーカオ(かけごはん)とそのまんま。
日本でいえば卵かけご飯というパターン表記に似ている d(^^*)。

生姜がピリッと効いているので体温上昇。
冷え性にはもってこい。

「パクチー」一皿100円。 この量でこの値段は▼ω▼ お得なり!

パクチー禁断症状に苦しむパクチー愛好家の皆様、ぜひ一度お試しあれ。

そういえば、香りの世界で「匂い」と「薫る」という表現があり、誰もが認めるのは「薫る」という表記となり「匂い」は認めない人もいるという話が酒の席での話題になったっけ。

パクチーは……「匂い」なんだろうな。きっと。


追伸:
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カウンターだけという店内。バー椅子にはシンハーマークがくっきり!
タイ好き、シンハー好き、タイガース好き♪の皆様、ここ美味しい空間でっせ〜♪
(○゚ε^○) (○゚ε^○) (○゚ε^○) (○゚ε^○) (○゚ε^○) (○゚ε^○)



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DATA)
店名:ティーヌン・ダイニング 渋谷道玄坂店
住所:渋谷区道玄坂1丁目5-5
電話:03-5459-2550 ‎
備考:独特のこのイラストのあふれるお店のデザインはコンランショップ・カフェをデザインした加田氏プロデュースによるもの。味付けは本格的タイ料理店だ。ポップで可愛い内装の店内は女性のウケもいい。本場タイのホテルで活躍していたシェフが作る豊富なメニューはどれもオススメ。なんと裏メニューもあるという噂。リーズナブルにおいしいタイ料理をいただきたいときは是非。
by gon1442 | 2012-05-22 15:18 | 世界:肴(アテ) | Comments(0)

ぶらり下車の先で出会えるものは……

地下鉄に乗ってコトコトコト……。
降りたことのない駅をみるとつい下車したくなる。
好奇心旺盛な酒呑みには
ここにはどんな美味しいもんがあるのだろうと(≧∇≦)ゞ探求したくなる病があるもんだ。
さて、今回お邪魔したのもそんなお店のひとつ。
木目がなんともいい味だしてる外壁の立ち飲み処、『皆吉』は
丸いテーブルと壁のカウンターのみというシンプルなしつらえ。
明るい照明が店内隅々まで照らし明るく、清潔感あり、
女性ひとりでも気兼ねなく立ち寄れる。
厨房内はダンディなお父さんが二名、給仕と調理をおこなっている。

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飲み物食べ物すべて400円。

ビールで喉を潤わせ、泡の髭をつけたままカウンター上にあるおかずを幾つか注文。
おかずはその日その日につくられているおばんざい風の大皿がメインとなる。
(もちろん壁には定番メニューもあり、それもオーダー可能)

「十四代」「醸し人九平次」「田酒」「南」「上喜元」など
酒呑みが喜ぶ酒の名前の札がかかった壁は思わずニンマリ。
「お酒ください」とお願いすると、
入荷されているお酒名を教えてくれる。

カウンター上には焼酎の瓶もいくつか並ぶ。
有名どころもあれば、あれ?この子知らないという子もいる。
そんな子達からチョイスしたのは
天星酒造の黒麹仕込『ゆうのこころ』、お湯割りで。

『ゆうのこころ』は原料芋に特徴があるそうで、
造りのときにでた焼酎滓をYM菌で処理してつくった有機肥料で
栽培したサツマイモを使用しているらしい。
そして霧島山系の伏流水を用い黒麹で醸し、蒸留後タンクで貯蔵熟成。
天星酒造さんの熟成技術は酒呑み世界では有名である。
隠れた古酒があるのだ!という伝説さえあるほど。
そんな蔵で生まれ育った子だけあって
ふくよかなやさしい甘さがしっかりと感じられる。
芋の香りはどちらかというとおしとやかな感じ。
コクもありかつ、すっきりとしている。
キレがあるので喉越しがGOOD! 身体のなかへスルスルと染み込んでいくε=(/*~▽)/

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丸ノ内線 茗荷谷駅より徒歩30秒という好立地。
ぶらり下車にもってこいの一軒である。



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DATA)
店名:立飲処 皆吉
住所:文京区小日向4-6-3 MUビル 1F
電話:03-3946-7751
営業:月~金 12:00~13:30 17:30~23:00 土 17:30~22:00
休 :日祝
備考:オール400円。注文時に支払うシステム。ランチは500円というワンコインでお得感ある定食&丼がメイン。立ち飲みといっても簡易椅子が幾つかあるので、座って過ごすことも可能。
by gon1442 | 2012-05-21 15:00 | 日本:お店 | Comments(0)

旨ぃいいい! スナック感覚のアテに大興奮! 

サクサクサクと軽快に音が鳴る。

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青森のニンニクを大葉で包んであげた『ニンニクの大葉包み揚』。
大葉がカリっと揚がったポテトチップスのようにパリパリで
包まれているニンニクはほっこりだ。

まずは素揚げのまんま。
口の周りに大葉の衣カスをつけながらニンニクを噛めば
蒸し上げた芋のような甘い香りが鼻の中を通り抜けていく。
しかも衣も重すぎず、ちょうどいい。

これは!旨い! 旨すぎるぞおお!

暑い夏日に生(ビール)を片手にコイツをつまめたら幸せだろう。
肌寒いときは芋焼酎のお湯割りをちびちびしながら、コイツを口にほうりこんだらほっこりできる。
ちょっとこじゃれたワインバーでワインやシュワワワと泡がでる子との共演もよさそうだ。

別にお酒だけじゃなくてもいい。
スナック感覚でコーラーやジンジャエール、
オレンジジュースのようなソフトドリンクもイケルはず。

食いしん坊って、こういう勘が働いて、外したことないんだよな〜 (o^v^o)エヘヘ

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アーモンドナッツバターのような甘めの味噌をつけると
ニンニクのほくほく感に味噌の甘さが染み込んで
昔、祖母につくってもらった手作りおやつのようで懐かしい

一つ食べたら、もう一つ、さらにもう一つと手が伸びる。

う〜ん。これは!( ̄∀ ̄;)( ̄∀ ̄;)( ̄∀ ̄;) 
誰もが一度は手にしたことがあるあの菓子に匹敵する!?

「やめられない、止まらない、○○○○○せん♪」

今度は絶対、おかわりしよう!ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
(カロリーはすごいけどね)





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撮影協力:木場 つちや
by gon1442 | 2012-05-19 16:16 | 日本:;肴 | Comments(2)

終電時刻が恨めしい! 長居しすぎちゃう酔い処

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こちらを訪れたのは開店当初。
2年ぶりか……。かなりのご無沙汰である。

四谷三丁目交差点より徒歩3分。
大通りに面したビルの地下にのびる階段をコツコツコツと降りていけば

ガラスばりの扉からのぞいていると若き店長と目が合った。
挨拶をして、まずはビールを注文。
カウンターと扉横のスペースの小上がりのみという店内は
おひとりさまでものんびりとくつろげる。
今夜はお酒の先輩方との待ち合わせ。
ドキドキしながらもどこか安心できるのもそんな雰囲気のおかげだろう。

待ち合わせ時刻と共に先輩方も到着。
グググっとビールでまずは「乾杯」。

日本各地のみならず海外にも飛び回る先輩方の話を肴に
つっついたお料理は旬の食材を上品な味付けに仕上げたものばかり。

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先付けにいただいたのは今からが旬の地鮎。地鮎の煮浸しというべきか。

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牛蒡の素揚げは山椒塩がピリッと効いている。
ポリポリといい音が口のなかで響く。
歯ごたえ十分。う〜ん、虫歯しっかり治さなくては。

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角煮の煮汁を使った煮玉子が入っているポテサラはやっぱり絶品。
ジャガイモの甘さがゆんわりと波打つような甘さをもっており
ポテサラ好きにはたまらん一品!

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お料理の相方にチョイスしたのは
石川県の『遊穂』にはじまり茨城の『一品』、和歌山の『奥播磨 誠保』、大分の『豊潤』(燗)、岡山の『御前酒』(燗)……。

誠保ははじめていただく子である。
香りが深く、旨さがどっぷりとある性格で、食べるようにじっくりと噛み締められる。

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「これおいしいんだよ」と先輩がオーダーしたのはぶあつーい厚揚げ。
湯気がぷうんとのろしのようにたちあがっている。
熱いんだろうな!と本能で分かっているけれど、食いしん坊魂が騒ぎ、
口に半分を放りこめば! 香ばしい香りが体中に浸透すると同時に口の中が大火事小火事。
ヒーハーハーフーーフーとラマーズ法、もとい! 口のなかに空気をおくりこんで
分厚い厚揚げを冷ますこと数分。
猫舌でも食べられる熱さになって、いざ、ムギュウウと舌で押せば、ほどよい圧で跳ね返す。
お揚げに染み込んだ出汁の香ばしさに白ネギの爽やかな香りが絡んで美味でございます〜♪(古)。

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そして今年はこれでもか!というほどメニューにあったら注文した蛍烏賊。
蛍烏賊と旬山草の酢味噌和えは初夏の匂いをサ〜っと身体中に流してくれる。
肉厚の蛍烏賊。時期ももうすぐ終わるかと思うとなんだか切なく、大事に噛み締めてしまう。

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美味しいお料理をつっつき、先輩方の旅話に花を咲かせていただく一杯は
なぜかあっという間に盃の底が見えてしまう、これはほんと不思議である。

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こちらのお料理は和食ばかりではない。
アスパラガスとキノコのマカロニグラタンなど子供も大好きなメニューも多々そろう。

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鹿児島の名豚を取り寄せたベーコンは子供はもちろん、大人も目の色を変えるほど大人気。
お先にどうぞ〜といったら最後、自分の箸がつっつけるのは遠き未来となりそうなので、
慌てて箸をひょいっと伸ばしてしまう。
ギュっとひきしまったベーコン。歯で噛めばじわんと舌先に伝わる旨味に
「もう一杯おかわり〜」となみなみといっぱいだった盃はあっという間に空になった。

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鳥取県の『千代むすび 生酛』。
お蔵さんが初めて挑戦した生酛造りだそうで、一年ほど蔵で寝かしておいた子。
寝かしたぶん柔らかい触感に思わずニンマリ。
いい子に育つ子なんだな〜とついつい酒呑みおっさんとして眺めてしまうほどのかわいらしさがある。
ふわんとまるでシャボン玉がゆっくりふくらむような旨味は上品かつおしとやか。
燗にしたときはその旨味が色枠がしっかりつくようにいやみなく強調する。
海でつりあげた魚をその場でさばいて、サッと湯通しし半生くらいの刺身のように
自然の甘さがたっぷりつまっている。

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筍のサッと煮は春から初夏にかけての旬味。
その美味なる食材をあたりまえのようにいただける。
四季がある日本人に生まれたことに光悦をおぼえてしまうのはみんな同じだろう。

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お店のオープン時に入店し気づけば閉店間近、終電すぐそこという時間帯。
カウンターやテーブルが埋まっていた店内は
自分たちの組と奥にいらっしゃる、これまた大先輩の方々の組のみ。
「酒呑みは結局こうなるのよね」という大先輩からのお言葉。

もう少しこの雰囲気を楽しみたい!
しかし終電時間は一刻一刻と迫ってくる。

くぅうう、時間が恨めしい!と苦々しく思うのはいつものことだ。



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撮影協力:たく庵
by gon1442 | 2012-05-18 15:58 | 日本:お店 | Comments(2)

天神ど真ん中の酔い空間で酔い覚まし……♪

博多天神の一角。
屋台の列から少し外れたビルの二階にたたずむカフェバー『屋根裏獏』。

1970年創業の店内はアンティークのものがあちこちにみられ、
レトロちっくでとてもキュート。
低い天井に木の壁に床、そしてBGMに流れるJAZZ。
明るすぎない照明。
ホッとできる静かな空間が広がっている。
喧噪とした街のなかにあるとは思えないほどの居心地のよさは一見でもついつい長居してしまう。

こちらを教えてくれたのは近くの屋台で知り合った酔い酔い常連さん。
「いいところあるんだよ」とひょこひょこ千鳥足で向かうと
カウンター内のマスターとオーナーが「あら、いらっしゃい」と温かく迎えてくれる。

食べて呑んできているんですけれど、大丈夫ですか?と聞いてみると
「ごゆっくり酔いを覚ましてくださいね」とやさしくしてくれた。

ソフトドリンクを頼もうとメニューをみて注文したのは♪

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アイリッシュコーヒー。
ウイスキーをベースとするホットカクテルコーヒー。
あちゃ、やっぱり呑み助はお酒の匂いをかぎとる。v( ̄∇ ̄)ニヤッ


アイリッシュコーヒーは1942年に、アイルランドの旅客機の乗客のために出されたのが最初だという。
飛行機のなかで生まれるカクテル。なんだかおしゃれ〜♪
呑み助は国境関係なくたくましぃい♪
小一時間、のんびり過ごせば、さっきまでの酔っぱらい感覚も酔い具合に落ち着く。

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天神界隈のど真ん中。
少し食い呑み疲れを感じたときは
ここでjazzに包まれていくのも酔いなあ。

いい場所、教えていただいた。



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DATA)
店名:屋根裏 獏
電話:092-781-7597
住所:福岡市中央区天神3-4-14
営業:11:00~24:00
URL :http://www.artspacebaku.net/wiki/
備考:隣にアートスペースがあり、個展などを開催されている。
by gon1442 | 2012-05-16 16:13 | 日本:リキュール | Comments(2)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
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