ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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和製リキュール! 飲めるみりん oishii

日本人はほんま語呂合わせの達人である。
昨日は1129ということで「いい肉の日」
あちこちで「焼き肉!」という声やツイ(ツイッター)があがることあがること。
そして本日は1130。
語呂合わせの達人である日本人は本日も冴えている。
1130 =  いいみりん 
0をリンとするところがなんとも妙! おもしろい。
そんなみりんの日にぜひともオススメしたいものがある。

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島根の米田酒造、豊の秋 飲めるみりん「七寶みりん・きらり」である。
このみりんに出会ったのはちょうど1ヶ月くらい前。
千駄木にあるRistorante tono;4122さんの酒会だった。



恥ずかしながら、そのときまで味醂なんてそのまんま飲めるのか?と無知だったゴン麹。
おそるおそる口にした瞬間、そんなあんぽんたんな考えはどこか彼方へ飛んでしまい
このみりんの旨さの世界にとりつかれたのである。

それから約1ヶ月。tonoさんのランチにお邪魔したとき、
食後のデザートでこの子に再開。

夜と違って、昼の陽射しの中でみる「七寶みりん・きらり」はその名のとおりキラリと輝く。
亜麻色がグラスのなかでゆらゆらゆれ、
熟した果実のような深く糖度ある旨さの香りが鼻をくすぐる。
口に含めば、濃厚で純な蜂蜜を舐めている錯覚を覚えるが
この「七寶みりん・きらり」。
米焼酎でつくっているためアルコール度数もかなり強く、れっきとしたお酒なのだ。
そのため飲んでいるうちにどこか紹興酒のように感じることもあり、
みりんを飲んでいるという感じはほとんどない。

実はゴン麹。「みりん」とはお料理につかう調味料のひとつとしか思っていなかった。
(どんだけ料理しないんだー)
しかしtonoさんでお話を伺うと、みりんは今の日本酒よりも歴史が古く
もともとお酒、高級酒としてつくられ、
天皇や公家など身分の高い人の飲み物として存在していたことを知る。

「みりん」が日本に誕生したのは戦国時代のようで
日本に古くからある練酒や白酒など甘い酒の腐敗防止のために アルコールを加えたものが
「みりん」となり飲めるように改良されたという話がある。
酒はもちろん、甘い飲み物など甘さのあるものは昔は大変貴重なもので
身分の高い人が口にできるものだった。
そのため江戸時代に今の清酒の形ができるまでは庶民はなかなか口にすることができなかったという。甘さは滋養の源。天皇や貴族などの栄養源だったのだろう。
その後、江戸時代にはいると庶民でも嗜める飲み物となる。
とはいえ、まだまだ高級品ではあったようで
祝い事などハレの日の飲み物だった。
その当時の「みりん」は今よりも甘みが薄かったようである。
「 みりん」の甘さは、米のでんぷん質を糖に変える麹によって造り出すもの。
この麹を作る技術が今のように発達していなかったため、
今ほどの濃厚さを作り出すのは不可能だったようである。
お酒として庶民に浸透していた「みりん」は
料理のコクやうま味を引き出す調味料として扱われるようになる。
ちなみに「みりん」が 調味料として使われた歴史も古いようで、戦国時代から使われていたという説もあるそうだ。
当時は砂糖よりも入手しやすい甘味料だったので
甘味料としての製法が確立した「みりん」は進化、発展する。
焼酎歩合の少ない「本みりん」と焼酎歩合の多い「本直し」とそれぞれに分かれ、
明治・大正時代になると滋養飲料や割烹調味料として消費が増えた。
その後、どんどん甘みや旨みの濃いものが求められるようになり
今のような濃厚な「みりん」のスタイルになったそうである。
参考資料@三州みかわみりんHP 

ちなみに、「みりん」の発生由来にはもうひとつあり、
中国から渡来した蜜がしたたるような甘い酒「密淋(ミイリン)」が起源という中国伝来説も強い。


今のような濃厚さがでてきたのはつい最近というのも驚きだが、
滋養飲料という健康ドリンクだった「みりん」とはなんともありがたい存在なのだろう。

「我が家のみりん、のんじゃえー」と安易な考えを頭に浮かべていると
「それはおいしくなよ」とtonoさんの一言。・・・(・∀・i)ヤッパリー・・・

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『天寿』の酒粕アイスクリームに「七寶みりん・きらり」一筋たらす。
酒粕アイスクリームはその瞬間、濃密なアイスクリームに大変身。
溶け出したアイスと「七寶みりん・きらり」が混じれば
甘さに深みがさらにでる。
アイスの食感もこってりモードで食べ応えは十分。
酒粕のもつ甘さもきっちり薫り、口のなかは華やかなウエーブが幾重にも波立つ。

「七寶みりん・きらり」。
1130、いいみりんの日の主役に酔い品である。



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DATA)
商品名:豊の秋 「七寶みりん・きらり」
製造元:米田酒造株式会社
住所: 島根県松江市東本町3-59
URL:http://www.toyonoaki.com/
販売先:にほんばし島根館で発売されていることもあり。
    東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル1F 03-3548-9511(物産販売電話)
備考:「七寶みりん・きらり」はもともと地元ではたからみりんと呼ばれていたそうだ。しかし全国発売のとき、すでに「たからみりん」という商品登録がされており、その名では通用できないというところから今の「七寶みりん・きらり」となったそうである。7つも宝のある味というべきなのか。いや間違いなく「七寶みりん・きらり」の旨味の深さは7つ以上の良さがあるだろう。折しも風邪が流行するこの時期。はちみつのように喉の炎症防止、抑えに効果あるように思える(^o^)。
by gon1442 | 2011-11-30 14:11 | 日本:リキュール | Comments(11)

AKABANEイタリアンロード

11月17日。
ボジョレーヌーボの日。
昔ほど狂喜乱舞のお祭り騒ぎはあまりみられず、
マーケットで売られているボジョレーワイン、この円高の影響!?で350円という値段。
値段という数字は摩訶不思議な生き物で、
この価格は安すぎるだろうと思うとなぜか手がでない、買う気がおこらない。

とはいえ、ヨーロッパではワインは水のようなもの。
以前、イタリアやフランスでいただいたワインは一杯
日本円で50円以下ということもあったのだから
もともと日本が輸入ワインにかけている関税が高すぎる!という話。
まあ国内外、TPPで揉めている!?のだし、これからその価格設定がどうなるかは
しばし傍観である。

さて、ボジョレーの日。
ワイン通ということはないが、「イタリアンバルがNEWオープンしたよ」という知人の誘いに
二つ返事で出かけたのは赤羽駅から徒歩3分という立地にできたTaverna NacaNaca。
オープン日が17日ということで、当然店内は満席。
といいつつもタイミングよくなんとかテーブル席を確保、これぞ食いしん坊の神様降臨だ。
オープン記念としてビールかボジョレーが一杯サービスということで
記念にボジョレーで乾杯。

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今年のボジョレー。出来がいいというが
ゴン麹、ワインの味、いまだ理解できず(不勉強)。
ただそのときの気分やシチュエーションが味に影響するもんだ〜(どのお酒でも)という感覚でしか
わからず……(^^;)。
でも♪お祝いだし、イベントだし、とにかく笑顔でゴックゴク。

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アテにでてきたのは大好きなアーティチョーク
 
このアーティチョーク、チョウセンアザミでイタリアをスナフキンしているときにすっかりはまり
どこのバル、どこのダベルナでもオーダーしていた一品だ。
ごくりとつばを飲み込む音。口のなかは準備万端。
「そんなに好きなんなら何個でもいいよ」と知人も苦笑いするくらい
視線はアーティチョークに釘付け。
芯のようにみえる茎の部分も柔らかく、甘酸っぱさはイタリアと変わらない。
あぁ〜アーティチョーク、お腹いっぱい食べたいと頭のなかでイタリアスナフキンを思いだしつつ
ボジョレーをぐびぃいいいい∀(≧∇≦)。
どこかでこのアーティチョーク、大瓶いっぱい手にはいらないかな〜と厨房をのぞきつつ
オーダーしたのは旬の鮮魚のカルパッチョ 季節のお野菜と共に。
今日の素材は鰹だ。

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大きくカットされた鰹も彩り鮮やかな野菜もさりながら
かわいい花のもりつけに乙女心はキュン♪(^▽^喜)
となれば、かわいい乙女といえるけれども
ゴン麹、盛りつけられた花をみて「これパンジーや。食べられん(┳◇┳;)」のひとりごとに
知り合い唖然( ̄▽ ̄;) 。
だって、全部食べたいやーん!( ▽|||)
花より団子!
やっぱりオシャレなイタリアンのお店でも食い気全開モードは変わらない。


初日+ボジョレーということでNEWイタリア店にはひっきりなしに客が集まり
厨房はてんてこまいの戦場状態。
また今度ゆっくり、のんびり食べにこよう!アンティチョークと店を離脱。



このTaverna NacaNacaがオープンした通り。実はイタリアンのお店がいくつか点在する。
赤羽でイタリアン食べたいと思ったとき必ず立ち寄っているのが
Taverna NacaNacaから数十メートル先にあるAtsu Caffe'。
やはりこちらもボジョレーということで貸し切り状態の会が開かれていたけれど、
運よくテーブル1席があいていたのでそそくさ着席。
またしても食いしんぼうの神様、本日二度目の降臨だ。

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こちらのお店は沖縄食材を多く使われている。
それもそのはずマスターが沖縄に移住していたようで
健康でおいしい沖縄の食材をつかって特徴あるイタリアンをつくろうとはじめられたそうだ。

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野菜たっぷりの自家製バーニャカウダ 菜園風。
旬の野菜は何もつけずに食べても甘く、
バーニャカウダをつけると、さらに食材自身の味をさらに際立たせる。
このソースだけで呑める〜
もとい! 野菜やパンはいくらでもOK。
濃厚な味わいが野菜のみずみずしさと混ざり、むしゃむしゃと食べやすい。
今回は入っていなかったが、このバーニャカウダーにはアイスプラントが入っていることもあった。
外はぷちぷち、中はとろ〜りとした食感はけっこう癖になる甘さがある。
今回は変わりにおおぶりのサヤインゲン。これはこれでうれしいサービス。

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季節の変わりメニューとして黒板に書かれた秋さんまのコンフィもオススメだ。
青魚の脂やオリーブオイルは悪玉コレステロールを減らしてくれる健康メニューは
暴飲暴食の多い自分にありがたーい一品。
しっかり煮込んだ秋さんまは骨まで食べられるので
カルシウム摂取にも十分。
ニンニクとローズマリーの風味が食欲をさらに増し、
何より白ワインに抜群に合うためピッチもちょっとはやくなる。(^^;)

こちらの料理はピザもパスタも間違いなく、ボリュームもある。
しかもオイルベース、トマトベース、醤油ベースなど様々で
好みにあったベースをしっかりチョイスできるので
大人だけでなく子どものファンも多い。

そんな定番メニューと季節のもの
沖縄創作イタリアンメニューを合わせる組み合わせは
どれも垂涎のもの。
いつも満席という人気の高さは納得できる。が!秘密は味だけではない。
こちらのマスターやスタッフの心あったまるサービスがあるからなのだ。
ゴン麹もたった数回、しかも突然訪れても「おひさしぶりです」と覚えてくれる笑顔。
そんな笑顔に迎えられる瞬間、満足度はすでに80%以上に達している。

お腹も心も酔い笑顔になるそんな店……毎晩賑わっているのも無理はない。


ニューフェースのTaverna NacaNaca、ファン多しのAtsu Caffe'
もちろん他のイタリアンの店もあるが、この両者が切磋琢磨してくれればくれるほど
間違いなく赤羽1丁目、線路沿いの道路、通称イタリアンロードは栄えるはずである。


……(;゜◆゜)σ σ(゜◆゜;) あ、人気ですぎて入店できない〜ということはありませんように……
食いしん坊の神様、よろしくお願いいたします。m(_ _)m



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DATA)
店名:Taverna NacaNaca
電話:03-3598-3070
住所:北区赤羽1-19-5 レオネクストウィスタリアIII102
営業:11:30~15:00(L.O.14:00)17:00~23:00(L.O.22:20) 日祝11:30~22:00(L.O.21:00)
休 :不定期
備考:チャージ料金:500円(バール突き出し一品、パン3種)


店名:Atsu Caffe'
電話:03-3903-1969
住所:北区赤羽1-40-6
営業:12:00~21:30(L.O 21:00)
休 :不定休(月1~2回)
備考:アグー海ぶどう、沖縄ヨモギなど沖縄食材をつかった創作イタリアンメニュー(月替わり)を中心にパスタ、ビザ、アンティパストの種類も多数あり。
by gon1442 | 2011-11-18 17:06 | 日本:お店 | Comments(12)

ハイヒールはお好き!?

「ハイヒールはお好きですか?」



2年ぶりの南九州、酒ナフキン。
1日目にお邪魔したのは熊本県人吉。
球磨焼酎“寿福絹子”“武者返し”の寿福酒造さんにお邪魔した。

鹿児島空港から下道を走ること約2時間。
久し振りの車運転にヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ あぅあぅ~ と山道で大騒ぎながらなんとか無事に到着。
造り前のお蔵でしばし談笑タイムを楽しんだ。(蔵話はまた別のお話にて)

さて、その夜のことである。
「御飯一緒に食べましょう!」と絹子おかあさんからお誘いいただいたのは
人吉で有名な『金七 人吉本店』だ。

こちらは元々錦町にあった焼鳥の専門店が2005年、人吉市内に移転してきたそうで、
予約なしではなかなか入れないという人気店。

「昔は畑のど真ん中にあって、みぃんなあんなところで商売できんかいなっと心配しよったんですよ。でもここの串焼きがほんとおいしくて、そんな環境もモノともせず、どんどんクチコミで人気がでよってですよ、今じゃなかなか地元人でも入れんお店なんですよ」というおかあさん。

おかあさんが絶賛するその串とはどんなものなんだ!!!
o(*▼▼*)o ワクワク・・心がはしゃぎだす。

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ササミに葉しそを巻き、梅肉で食べるしそ巻は
なんと半生!
この半生感が甘みたっぷりのササミの味をスマートに舌に伝えてくれる。
「ウハ〜ン」と口が色気たっぷりにほころぶ。


おかあさんの言葉のとおり 
でてくる串はその素材もかなりおおぶり。
しかも味はひとつひとつしっかりと
自家製のタレと塩コショウで1本ずつ丁寧に焼かれており
間違いなく美味しい!ウマーイ (/^-^)/(^^*))))) ウーイ

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葱の香ばしさともも肉のコクが溶け合うねぎまは
鶏肉の旨味が染みこんだ葱がシュポっと水鉄砲のように
口のなかで飛び出し、アチチチチ……と舌を火傷しつつもやめられない。


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こちらの串で人気があるのはやっぱり日本人なら誰でも大好き♪つくねだ。

もも身・ささみ・せせり肉を6:2:2の割合でミンチにし、
葱に生姜、赤ワインと三温糖、天然塩など15種類の薬味と調味料をブレンド
と、かなり手がかかかるため、注文からでてくるまでそれなりに時間がかかる。
でもかかった時間だけのおいしさはギュギュっとまんまるつくねに詰まっており
口中でホロリと崩れる。d(⌒o⌒)b d(⌒o⌒)b

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どのメニューもとにかく食材の質がよい。
どの部位もきめ細かい肉質で鼻に抜ける香ばしさは何本食べても
もう1本と手が伸びる。

店の方針として添加物などは極力控え
肉から調味料、焼き加減、素材に合う味付けに至るまで
吟味された串はどれもクセになる旨さだ。

さらにメニュー名も独特で、
軟骨カルビーは“なんかる”ネギマは“はさみ”
ハツは“こころ”など特長あるネーミングがいっぱい。

そんなときである。
「ハイヒール食べますよね」といわれて思わずキョトン(;゜゜)?
ハイヒール!?って何だ???と思考回路が一時停止。
一休さんのとんちタイムである。

「ハイヒール食べる人、手あげて〜」とかけ声かかると
皆元気に手をあげる。

食べるといってるくらいなのだから、間違ってもあのハイヒールじゃないだろうヽ(。_゜)ノ ?
じゃあ、何だ?と思いつつも恐いモノみたさで手をあげる。

そして現れたのは……\(〇O〇)/ コッ!コレハ!!!

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豚足。
沖縄の郷土食であり、最近はポピュラーなメニューとなりつつある一品だ。

この豚足独特であるとろとろの食感にイチコロになるパターンが多い。

もちろんゴン麹も豚足には目がない♪
焼きたての豚足からは湯気がたちのぼり、パリっとした皮が隠している肉。
中からふわあと香る香ばしさと脂のうまさに心は発狂寸前。
ひと噛みすればじぃいいいいんと旨さが沁み、思考はまたストップ寸前、奪われる。
とろりとする熱い豚足のコラーゲンの濃密さは
人としての理性なんぞちっこいもんに感じさせる。
これは、やられた……いけない、いけない旨すぎる味ヾ(>y<;)ノ 。
もはや全細胞の興奮ぶりは自分自身も他のどなたも止められない。

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口も豚足をもつ手もギットギト。
垂れる脂ももったいないと付け合わせのキャベツにすくってはむしゃぶりつく。
夢中!になるとはこういうことなのだろう。
傍目は見苦しくても、もはやそんなことはおかまいなし。
人は結局、色気よりも食い気なのである。

さらにこの豚足にかかっているのが金七特性レモンタレ。
レモンが豚足の脂っぽさをかなり中和しさっぱりとして食べやすい。
また生生姜をふんだんにかけているので、豚特有のニオイも感じることない。
これも旨味のひとつだろう。

さて、この豚足をハイヒールというのか。
豚の歩く様子がまるでハイヒールをはく女性のように
つま先でチョッチョッと歩く様子からなのか?
食肉業界用語らしいが、詳しくはいまだ不明だ。

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ひと串食べるごとに味わう喜びが加算される宴でいただくは
もちろん、おかあさんの子“武者返し”の直燗ロック♪

大きな氷で満たしたグラスに直燗した「武者返し」を注いで
急に冷やした飲む「直燗ロック」の飲み方は
寿福絹子おかあさんと豊永酒造さんが提唱しはじめたもの。
数年前の熱狂的な焼酎ブームという時代で少しずつ広まり
今日では「この飲み方が好き」というファンも多くなった。
ロックでありながら、直燗であらわれる焼酎の柔らかさがお互い手を結び
生まれた味わいはとろりとした飲み口で球磨焼酎の米の甘みはふくらみ円やか。
それでありながらロックという氷の影響で凜とし爽やかな香りが重なる酒美。

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うまき串と酒、酔人との楽しい宴は終わりが見えず……
我が満腹虫垂の箍ははずれっぱなし、ほっぺたはゆるみっぱなし。
( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!

「ハイヒールまだあるよぉおお……」という声が聞こえた瞬間
有無を言わせず、我が手はしっかりのびていた。


そして今、我が足は豚足状態であるのは秘密である(^^;)。

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@寿福絹子おかあさんと乾杯!

DATA)
店名:金七 人吉本店
住所:人吉市寺町11-5
電話:0966-24-0512
営業:18:00〜23:00 (22:30LO)
休 :日
備考:店内はテーブル、カウンターとあり、ひとりでもゆっくりしっかり楽しめる雰囲気。串は一本一本丁寧につくられており、自家製のタレは大評判。ランチは系列店の錦町店(0966-38-4322)で麺類・定食物・御膳物がいただける。〆にもうどんや蕎麦など麺類も好評。


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追伸:店で一番大人気なのはお通しのキャベツ、自家製ドレッシング付。ぱりぱり&しっとりとしたお通し、付け合わせのキャベツの食感をどうしたらできるのだろうかと常連さんの間で話題になることが多いそうだ。
by gon1442 | 2011-11-17 11:40 | 日本:お店 | Comments(0)

地酒と料理への熱き愛情が息づく……新潟の旨し我が家

新潟駅から徒歩5分。住宅街に佇む、食いしん坊が暖簾をくぐる店。
カウンターに座ると背筋がピンと伸びたご主人、高橋さんの姿が飛び込んでくる。

『鮪や』という店名どおり、魚料理には定評があり、月に何度か足を運ぶ出張族の常連さんも少なくない。

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ご主人ひとりで調理をきりもりされているため、お通しは三皿。
ゆっくりつついて注文もてげてげにという意味があるようだ。

今回のお通しの中にはお目当てのひとつ“マヨ鶏豆腐”がはいっていた。
どちらかというとマヨネーズが苦手なゴン麹。されどこの豆腐はちょっと違うぉお(゚ロ゚屮)屮 。
鶏のフレーバーさが溶け込んだマヨネーズのソースが豆腐に染みこんで
豆腐自体がクリーミー。味は異なるが食感はまさに沖縄の豆腐餻(とうふよう)。
トゥルゥウウと舌の上で転がったかと思うとじゅわんと溶ける。

せっかく北陸の酒処。ご当地のお酒をいただきたい!ということで

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新潟、村上地方の蔵、『大洋盛 紫雲』。
大洋酒造さんの紫雲ブランドのなかでも精米歩合55%という真骨頂。
常温でも燗でも、冷たくてもオールOKといえるくらい、味の幅を保つ力があり
香りも上品かつ上質。どうも地元だけの地元酒らしいが、
一杯目にいただけるとは幸先酔い酔い。

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お刺身の盛り合わせは今が旬のネタばかり。
鮪はこれ、もしかして大トロ!?といわんばかりの脂のノリがよく
溶ける溶ける。
口元から溶け出した旨味が涎と共にまけそう(こぼれそう)になるのであわてて手でおさえるしまつ。

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次にいただいたのは越の華酒造さんの『桂清水』の純米大吟醸。
この子。純米大吟らしからぬ子である。
新潟の名水100選の桂清水を使用し、酒米の最高峰“山田錦”で醸したクラスは
新潟の酒のなかでもエリートコース。
注がれた杯からは華やかな香がキレイにたちのぼる。
この上立ち香には梨のような吟醸香をたっぷりでアロマ効果も抜群だ。
口に含む前から心を豊かにしてくれる。

口当たりはキメ細かく、深い味わいが広がり、まろやか。
それでいながら味の旨味の帯が幅太く、いい感じで爽やかさのなかにコクありという筋の通った余韻が長い。
大吟でありながらこのテイストの秘密は無濾過瓶火入れ。
酒の旨さがお行儀よくぎっしりと瓶いっぱいに詰まっている、びっくり箱のような性格だ。
口のなかで少し温度を戻せば潜んでいた旨みの花の花弁が小さく開いてくる。
まるで春先の花のつぼみがゆっくり膨らむような優しさだ。

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本日のおすすめの一品ということでみつけた“のどぐろ”の焼き。
おおぶりの身でありながら、しっかりと身がひきしまり、しかも上質な脂がバランスよくある。
ほくほくの身をほぐしてパクリ。
おいしい魚が食べられる国に生まれてよかったと感謝できる瞬間である。

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「おもしろい呑みかたがあるよ」と店長の高橋さんが教えてくれたのは
『麒麟山の超辛口(麟辛)』と『麒麟山の伝統辛口(伝辛)』の飲み比べ。
「冷えた状態をそれぞれ一口ずつ飲んでみて味を覚えておいてください。そしてそのまま5分、杯に注いだままにしておいて、5分後、もう一度飲んでみてください」

双方とも冷えた状態だと飲みやすい。
5分後、麟辛をまずいただくと喉に滑らかに染みていく。
清涼感はそのままあり、軽やか。でありながらシャープさのなかに味の曲線がゆらゆらと纏っている。
その纏う味の波は大きくゆったりとふくらみが大きくなる。
伝辛は酸を感じつつも軽快ですっきりした爽やかさが常温に近づくほど太さがでてくる。
テニスボールくらいの丸みをおびた旨さがぽ〜んと口のなかで跳ねてはサアアッとはじけてていく。

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揚げたて海老しんじょうを肴にぐびぃいいいい(〃゚σ¬゚〃)□。

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中身ふわふわの海老しんじょう。
人気メニューだけのことはある。
あつあつで猫舌でもついこのふわふわ感が食べたくてパクリ。
アツィイイイと叫びながらまたパクリ。
口のなかが大火事になる前に

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新潟・妙高市の千代の光酒造さんの『千代の光 天福』で口のなかの熱さを冷ます。d(・ω・*)

この『千代の光 天福』は越後杜氏の郷・新潟県上越市吉川区の田んぼで
肥料に頼らず稲そのものの力だけで育った“山田錦”を使用した本醸造酒だとか。
酒米、“山田錦”。実は新潟県ではあまり栽培されていないという話を以前耳にしたことがある。
なんでだ? と聞いてみると、“山田錦”のように晩生の米、つまり収穫時期が遅い米は
秋の台風の強風や大雨で倒伏してしまう危険性が高いからだそうだ。
確かに今年の秋の台風15号も新潟を直撃していた。
車窓でみた田んぼの稲はみごとに倒れてしまい、刈り取りが大変だろうなと感じた。
“山田錦”のように酒米としていいといわれていても、
収穫時期が遅い分、自然災害の影響を受けやすいことは農家にとってリスキーなのだ。

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「コレ会うと思うよ」とだしてくれた白子。
ゴン麹。白子は好きだが1つか2つで大満足してしまうのだが……
でも見事なこのプリンプリンの白子に口元はナイアガラの滝。(≧∇≦)キャー♪ (≧∇≦)キャー♪

白子のとろ〜んとしたとろみある柔和な食感はある意味ピンクの世界で艶っぽすぎて
THE 昇天!(゜`)b (゜`)b (゜`)b


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さて、こうなるととまらない、食いしん坊魂呑み魂。
新潟の旨き酒のラインナップをみつつ注文の雄叫びが店内をこだまする。
「『景虎 ひやおろし』を」 ヾ(≧∪≦*)ノ〃
「『大洋盛 特別純米原酒』を」(≧∀≦)♪
「『〆張鶴 吟醸 越淡麗』を」(●^曲^●)
イイカゲンニシナサイ!( *゚∇)/☆(ノ゚⊿゚)ノ イイカゲンニシナサイ!( *゚∇)/☆(ノ゚⊿゚)ノ イイカゲンニシナサイ!( *゚∇)/☆(ノ゚⊿゚)ノ

ひやおろしは1月に仕込み2月に絞り
火入れしてタンク熟成。
7月に「初呑切り」として出荷された特別本醸造をさらに酒蔵で静かに寝かせ
二次火入れをせずに生詰めのまま蔵出したもの。
景虎も熟成させたことにより味はきれいに落ち着いており、
まるまるっとした円やかな味わいが口のなかでゆらゆらと揺れている。

大洋盛は1月に鳳麟蔵で搾った特別純米酒の原酒。
こちらはまろやかな口当たりでありながら米の甘く風味豊かな味わいが深く
呑むというよりお酒を食べてるという感覚だ。

〆張鶴 吟醸 越淡麗は作られている米に特長があるそうだ。
村上市で収穫された“越淡麗”を100%使用し
その特長を生かせるように丁寧な造りで生まれた子である。

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@農業総合研究所作物研究センターHPより借用

この“越淡麗”は新潟の“五百万石”のよい部分に似つつ
さらに膨らみのある新たな酒造好適米として開発されたもの。
普通、品種改良では栽培特性を重視する。
しかし“越淡麗”では酒造特性にこだわった。
東の“五百万石”と西の“山田錦”をという酒造好適米の東西の横綱を両親に持つ“越淡麗”。
間違いない血筋の良さ、サラブレッド。
酒質も精米特性も抜群。
しかしその反面、背が高く倒れやすく、病気に弱いという面も。
これは栽培する側から見るとうれしくない特性。
でもこれはコシヒカリと同じ弱い面であるので米処、新潟県の農家にとってどうとでもなるものだった。
その結果、“越淡麗”で醸す酒は“五百万石”のすっきりとした後味と
“山田錦”の膨らみある味わいを併せ持つこととなり、
新潟の酒の新たなタイプとなった。
(参考文献:さぶろう@sakeHP:http://www12.ocn.ne.jp/~saburou/index.html)

この“越淡麗”をつかった〆張鶴の吟醸。
間違いなくサラブレッドの品格を感じる。凜とした美しさを舌先で感じながらも
ふくよかなふくらみはまるで色白北陸美女が漂わす優しさだ。
「これだけで酔い感じの世界へいざなわれる」 
もう笑みしかでてこない新たな酔き酒世界に感動。
米&酒処王国、新潟の底力はますます健在、日本酒世界はさらなる段階に進んでいる。

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お腹いっぱい酔いいっぱい。
そろそろ〆ということでお願いしたのは“変わり湯豆腐”。
豆腐一丁まるまるはいった石焼き鍋には野菜もたっぷり。
この湯豆腐の湯部分に出汁の旨味が広がり。
あっさりと思いきや、コク&濃厚さしっかりと湯豆腐らしからぬ湯豆腐。
贅沢なお味噌汁!といってもいいくらいのボリュームに満腹腹でもぽかぽかしていい気分。

ということでd(^^*) 〆酒として

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『越の華の燗』♪
しかも旨燗!!と表記されている燗向き酒。
新潟県産の米を100%使用。
燗にしてもまろやかな酒の性格は崩れず
ぬる燗よりは燗強めのほうがコクがしっかり立ち上がる!
日本酒度はー2度とやや甘口。
とはいえ食中酒として長くそそるまさに旨燗^ω^ 。
「これはちょうど湯豆腐にも合うと思いますよ。ほんのり甘めの燗酒が邪魔せず、いいバランスで楽しめると思います」と高橋店長も太鼓判だ。

ようやく冬らしくなった日本列島の酒処にて
大満足満腹できた『鮪や』さんの酔い時間に「ごちそうさま」。
今回は新潟県内の地酒を楽しんだが
もちろん県外の銘酒のラインナップも充実。
お初でも居心地よく、ついつい長居してしまう雰囲気に
県外の常連さんが多いというのもよくわかる。

「ただいま。今日の御飯は何?」
思わずそういいたくなる、そう思わせる酔い場所に
今宵はどんな常連さんが帰ってきているのだろう。

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DATA)
店名:鮪や
電話:025-249-5288
住所:新潟県新潟市中央区笹口1-18-11
営 :月~金11:30~14:15(L.O.13:45) /火~土18:00~22:30(L.O.22:00)
休 日祝
備考:魚料理はもちろん、揚げ物など他のメニューも笑顔&涎あふれること間違いなし。ゆるゆるとのんびりいただける空間は女性ひとりでもOK。コースなどもあり。日本酒、焼酎も銘柄様々に充実している。
by gon1442 | 2011-11-15 06:33 | 日本:お店 | Comments(2)

鉄砲はおとなの味

東京・赤羽。
広く浅いお皿にならぶフグの刺身に箸をくぐらせ
さっとポン酢にひたして、ゆっくりと口元に運ぶ。
ポン酢の酸味がスウゥッとのどの奥へ小走りをしたあと、
プニっとしたふぐの身をむぎゅむぎゅとかみしめれば
身をブリンと噛みきったときの瞬間の甘さ。
とらふぐ料理専門店「とらふぐ亭ー赤羽店」のてっさである。

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てっさには「鉄の刺身」という意味をもつ。“鉄”は鉄砲の略である。
ふぐには猛毒があり、当たると死ぬという意味からふぐ=鉄砲と呼ぶようになった。

ちょっと物騒なネーミングだけど、食べはじめると止まらないのがふぐの世界。

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乾杯ビールのお供につくのはふぐの皮刺し。
紅葉おろしと小葱をくるんでパクリとすれば
コリコリした食感がリズムよく口のなかで鳴り響く。
プルプルルとした皮にはコラーゲンもたっぷり。

次の日の朝が楽しみである。(o^v^o)エヘヘ

さてフグというとおとなの食べ物、おとなの味だ。
小さいときファミリーレストランでフグの唐揚げが食べたくて注文しようとしたとき、
「歳の数が二桁もいかないガキンチョが生意気にフグなんか食べるな」と、どっかのおっさんにいわれた記憶がある。
そのためフグは子どもは食べたらアカンもんとすり込まれてしまった。
余計な一言でフグは大人になるまで口にできなかったが、
それはそれでよかったのかもしれない。

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年端もいかないガキンチョが食べたかったフグの唐揚げを
今は大きな口をあけてかぶりつける。
この迫力感は香ばしい香りは成長期の子どもにとって
目から涎がでてくる!くらいの一品だった。
魚とは思えぬジューシーな旨み。揚げものながら魚だけに身はきめ細やかくしっとりしており、
そのロースト香が身の中までしっかりと染みこんでいる。
熱を加えることで旨味がギュッと凝縮。

重すぎないためボリューム感あっても見事に骨の隅々までむしゃぶりペロリ。
もう、どっかのおっさんから「早いわ」といわれることもない。
歳は十分くってるし〜σ(^◇^;)

皮刺し、てっさ、唐揚げと続くフグコース。
とらふぐ亭の“泳ぎとらふぐコース”。
泳ぎというようにほんのちょっと前まで生け簀のなかで泳いでいたフグを調理しているので
活きがいい。

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大きな皿にのったてっちりは部位があちこちピクンピクンしてる。
オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!! オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
突っつけば突っつくほど震える部位。
ぐわしと掴んで鍋の中へダイビング!

数分、出汁に浸ってもらってとりだしたら

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アラの部分も切り身の部分もキレイにおいしくゆであがり。
箸先に少し力をいれるだけでほろりと身が崩れるほど柔らかい。

鍋の野菜も多く、野菜不足の生活を送っていた自分にとって
お鍋はやはりありがたい。
何よりこの出汁が濃すぎず、薄すぎないよい塩梅。
昆布からとる一番出汁にフグのアラでまずひと煮立ち。
切り身はその次にもうひと煮立ちといただく手順は
フグのおいしさを無駄にしない。

てっちりは河豚の身が主役であると同時に脇役も要。
それがこの出汁だ。

ふぐコースでいただきたいのは

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ヒレ酒♪

「ふぐのさしみにヒレ酒のんで、酔うて口説いた膝まくら」(下関漁港節より抜粋)

ふぐの刺身を肴に、ふぐのヒレ酒を飲んで陶然し、しかも美人の膝枕という意がある。
想像するだけで、この宴は極楽時間。
そんな宴を一度でも体験したいという酒客の願望が込められた唄なのだろう。

とらふぐ亭のヒレ酒はなんと贅沢に肉厚の大きめなヒレが2枚はいっている。
いや、エンガワといってもいいくらいの大きさだ。
実はヒレ酒はこの部分があるかないかで味が劇的に異なる。
よくあるヒレ酒のひれは先端だけ。
でも本当はヒレの付け根に旨みが隠れている。v(゚∇^*)

エンガワといえばヒラメ。そのエンガワは上質な美味がある。
同じエンガワ、ふぐのひれもエンガワごと焼けば旨いのはあたりまえ。

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マッチに火をつけて近づけた瞬間、ヒレ酒に青い火がつく。
ゆらりと揺れて火は一瞬で消える。

エンガワがたっぷりのったひれは香ばしい香りを放つと共に脂がじんわりと日本酒に染みだしている。
とらふぐ亭のヒレ酒にエンガワ部分まででてくるのは、とらふぐをまるまる一匹、てっさやてっちりにしたからこそできる贅沢さだろう。

°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪

しかも2枚あると、一杯だけじゃ旨味をのみつくせない。
ということで!d( ̄  ̄) ヾ(^o^;コリャコリャ

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お銚子もう1本追加♪
一杯目よりも二杯目のほうがヒレもなじんでマイルドさがでてくる。
とある研究者によるとヒレ酒の旨み成分には良質なコラーゲンが含まれているそうで!
(^ー^) (^ー^) へへ〜ん。美肌成分、更にゲット!

てっちりの後の〆はやっぱり

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旨味がしっかりしみ出た出汁でつくる雑炊!
とろ〜りと玉子をいれたらひらひら黄色い玉子の帯が鍋いっぱいの玉子雑炊。
ぐつぐつ小さい泡がでてきたらよそおい時間。

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ふぐコースでお腹いっぱいだけど

雑炊は…………別腹!( ^ ≧^) ( ^ ≧^)
お茶碗を手にとり、縁に唇をつけ、スゥウウウっとひとくち。
口のなかに玉子と出汁のタッグをくんだ雑炊の粒がなだれ込み、
喉の奥へ奥へ。体の奥へ奥へ。あったかな旨みが染みこんでいく。

o(≧∇≦o)(o≧∇≦)oうま〜い。

湯気のたつ雑炊は満腹の胃袋をやさしくつつみこむ。
ほぉっとでるため息はやわらかくまんまるで、ずずずっと幾度もかき込めた。

ガキンチョはまだ早い!といわれたフグのフルコースを食べる今。
鉄砲ともいわれたおとなの味を満喫していたら
「ええな〜」とちっちゃな自分が記憶のなかから指をくわえて顔だした。

「ええやろ。おいしいけん、はよあんたもおおきいなり〜な」
とにんまりと語りかけてもう一杯。
残った雑炊を全部茶碗によそおった。

たちのぼる湯気を鼻いっぱい吸い込んで
記憶のなかのちっちゃな自分に届けたろ。
「これがおとなの味、鉄砲の味なんやで」と。

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DATA)
店名:とらふぐ亭 赤羽店
電話:03-3598-2829
住所:北区赤羽南1-7-2 安田ビル
営 :月~土17:00~24:00(L.O23:00)/日祝12:00~23:30(L.O22:30)
休 :年始
URL :http://www.torafugu.co.jp/
備考:チェーン系列なので各店舗で雰囲気は変わる。単品もあるが、コースのほうがお得感大。ヒレ酒はオススメ。
by gon1442 | 2011-11-07 17:46 | 日本:食材 | Comments(0)

回転寿司なれど一級ネタが集う場所

日本といえば!
寿司、芸者、富士〜!
って!(;-o-)σォィォィ・・・
いつの時代の話題をしている(汗)

といってもお寿司も芸者さんも富士山も日本人は尊敬し愛する存在。
どんな場所へいっても“寿司屋”という看板は目に飛び込んできてくれる。

さて、今回の場所は九州の南、鹿児島のお話。
南九州、酒ナフキン(放浪することをスナフキンといい、酒関連のときは酒ナフキンというゴン麹用語です)でお邪魔したのがドルフィンポート内の『めっけもん』。

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大きな寿司レーンが曲線を描いて通る店内。
レーン上に様々なネタの寿司は流れているものの、お客はほとんど直オーダーだ。
広いカウンター内を職人さんがてきぱきと左右に動く。
そんな職人さんにまずオーダーしたのが

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きびなごの握り!
どうしても鹿児島で食べるとしたら、きびなごが一番にあがる。
一年を通して美味しい魚だが、最も脂がのっているのは産卵前の4月から6月。
ま、今は秋まっさかりだけど、きちんと肉はひきしまり旨さ十分。
このきびなご。甑島へお邪魔したとき、島の周りの海で見たときは大感動。
まるできびなごの大群が波間に見えたとき
太陽の光をあびて海全体がキラキラと輝きはじめる様子は
お宝を発見したインディージョーンズ状態。
「うぉおおお」と声にならない雄叫びをあげ、口から涎が……
きびなごが海の宝石といわれる由縁のひとつはここにあるのだろう。

そんなきびなごは酢味噌でぺろり。
酢飯よりもおおぶりのきびなご。シャクっとした歯ごたえは新鮮さを感じる瞬間。




土地の食材ってどーしてこんなにうまいのか!


光もの大好きゴン麹。次々とヒカリモノネタ舞台が開宴。

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キラリンと燻し銀のコハダは目がハート。

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コブダイの刺身は厚みあり、弾力ある身の甘さがたまらない。
ここいらでキュゥウっといきたいけれど、我慢我慢。

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ヒカリモノの王者、しめ鯖は文句なし。〆具合も抜群のバランス。
そして酢飯も多すぎず少なすぎず。
がっちり手を組んでしめ鯖寿司とはこういうもんだーと堂々としている。
口のなかで旨さが放たれる瞬間、とろける顔……
カウンター内の職人さんが目をそらす(●  ) (●  )サッ

どんな顔だったんだ、今自分(*ノω<*) アチャー

目の前のレーンにもおいしそうなネタが流れている。
もう少しお腹が……お腹が欲しいと叫んでいる!d( ̄  ̄)

ということで大きく書かれた『アラ』に目がとまる。
(*^m^*)ムフフ♪(*^m^*)ムフフ♪(*^m^*)ムフフ♪

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「アラお願いします」とオーダーすると職人さんの返事は今まで以上に大きくなる。

「●番カウンター様!アラ」(様がついたよ様が!)

九州でアラというと皆様ご存じの“クエ”のこと。
クエの握り!!!なんて。こんな贅沢いっていいのだろうか。

金色皿にドンと鎮座するクエ。さすが海の王者!

どこか白色ががった白い身は少し透明がかっている。
水っぽさはなくしっかりとした身もちのよさでアラ立派“o(* ̄o ̄)o失礼m(_ _)m。

ここでなにか足らない!と思った方。いつもゴン麹ブログを読んでいただき、まっことありがとうございます。
そう、アレがでてこないでしょう。ア・レが!

ビールも酒もでてこないゴン麹、なにかあったのか!と思われた方。
そうなんです。実は……



運転酎なんです=( ̄□ ̄;)⇒=( ̄□ ̄;)⇒=( ̄□ ̄;)⇒

ということで、ここではアルコールなし。時間は16時過ぎ。
夜の提灯タイムまでお酒は我慢ゴン麹であります。


さて話を戻して!

回転寿司で酒に合いそうなネタを注文する客が面白いと思えたのか
カウンターのなかでも大将!?クラスの人が席の目の前にぴったりと張り付いていた。
目が合うと「お次は何にいたしましょう」と満面の笑顔がかえってくる。
どうやら大将に(こいつよく食う。皿が豪華なもん(値が高い)ばっか。上客か?( ̄▽ ̄) ニヤ)と思われたのだろうか(爆)。
他の席とは異なる視線が頭の上から降り注ぐ。

ちなみに他の席はカップルが「サーモンマヨネーズ」とか「葱トロ巻を二皿」とかカワイイオーダー。
あきらかにこちらのテーブルは飲み屋の雰囲気がぷんぷん(酒はない)。

ま、そんな視線を感じつつ、次は何にしようかな〜と考えていたら、
お隣のお父さんの声に大反応。
「大将! 今日首折れサバないの?」

首折れサバ


これはこれは神様の声だ!
首折れサバは、鹿児島近海(屋久島含)でとれる大きく青く輝くゴマサバを釣り上げた瞬間に血抜きしたもの。
同じサバでも塩サバとして使われる真サバは首折れサバにしない。
そのわけはゴマサバは脂肪分が少ないので塩サバとしては適していない。
その代わり刺身にすると身の締まった歯ごたえとなるためである。

真サバもうまいけど、首折れサバは屋久島で食べた以来の出会いに
胸はキュンキュン。憧れの君がいきなり目の前に現れた感じである。ヾ(~∇~;) コレコレ

「すみません、こっちも首折れサバ、2

すかさずオーダー。大将にんまり。
ゴン麹もにんまりのWにんまり。

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先ほどのアラとはまた異なる歯ごたえがあって
身もプリプリ
しかも噛めば噛むほどじゅわんと熟成したようなサバの旨さの深みがしみ出てくる。


(≧∇≦)ノ彡 うまーいうますぎーる。
(酒、酒もってこーーーーーーーーーい!)と心で叫び、グッと我慢のゴン麹。

現実は

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お茶。

実はこのお茶でびっくり経験をしたのですが、そのお話は……コッソリ後で。

回転寿司なれど、でてくるネタは一級品の『めっけもん』。
ランチ、ディナータイムは大行列できるのも大納得である。



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DATA)
店名:めっけもん ドルフィンポート店
電話:099-219-4550
住所:鹿児島市本港新町5-4 ドルフィンポート1F
営 :11:00~22:00
休 :無休
備考:完全禁煙。個室、カウンター、全70席。レール上のネタも新鮮なれど、やはり直オーダーがベスト。桜島が見えるゾーンもあり。


追伸:お茶びっくり体験とは……(^^;)。お茶をどこでどういれるのかがわからず、きょろきょろと周りを凝視して不審者に。かなりてこずってしまったのはここだけのお話に。抹茶の粉末が山椒入の入れ物にはいっていたことにさらに驚き、ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!! と目をまんまるくしたのは酒姐Aさんが証人である。
by gon1442 | 2011-11-05 16:59 | 日本:お店 | Comments(4)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
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