ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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カテゴリ:日本:日本酒( 123 )

実験成功!? 家・貯蔵酒

我が家にくる友人知人、家族は必ずある場所で足を止める。

場所は我が家の2mの酒棚前。
母は「これどなんするん」とあきれ顔。弟は「アホや」としかいわなくなった。
家族も見放したこの酒棚。

酒好きが高じて呑みたいお酒を全て購入する癖があるゴン麹(最近は自重酎)。
家呑みはほとんどしないのでなかなか瓶の本数は減らない。
すると需要と供給のバランスが崩れ、酒屋?といわれるくらい
棚には酒がギッシリ並んでしまった。
種類は日本酒、焼酎、ワイン、泡盛等。
こうなるつもりはなかったのに年々増えていった……酒である。
そこにある日本酒はほぼ実験酒として、そこに存在している。

といっても密造酒ではない。
(そんな技術あったらどんなにうれしいか(^_^;)……)
日本酒を購入したそのままの姿で棚で何年も熟成させているだけの酒。

いつ呑もうか、いつ呑めるのか……開栓できるのか?と悩んでいるうちに
いつの間にか時は過ぎていった。

そんな時である。
偶然知り合ったグルメライターさんから
onEdropCafeで開催される『第壱拾参回日本酒ナイト』に参加しませんか?
という声がかかった。
条件は一人日本酒1本以上持ち込みすれば、参加費が安くなるというおいしい話。

o(*▼▼*)o コレダ! にんまりしたゴン麹。

この誘いは実験酒を開栓できる酒の神様が与えてくれたチャンスなのだ!
いそいそルンルン足で酒棚に向い
日本酒ゾーンから取り出したのが

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香川県小豆島で復活した森国酒造さんの『磯松』。

こちらの蔵を訪れたのは2005年。
島取材のときに訪れたとき醸されていた子である。
当時、試飲させていただいたときはまだ全体に野暮ったく小さい棘を感じた。
でも不思議とこの子には何かある! と反射的に感じた子でもあった。
この子を寝かしたらどうなるのだろう……と。

そんな思いのまま、うちの酒棚で寝かせて早7年。
一度も手にとったことはなかった『磯松』を久しぶりに手にとるが
当時と何も変わらない……一見何も変わっていない気がする。

しかし、この7年の間には人でさえバテた酷暑の夏が何度かあり
今の我が家の引っ越しもあった。
酒自体にストレスはかなりかかっている。
このストレスによって変化が失敗していたら(>_<)という懸念が一瞬頭をよぎった。

初参加の酒の会。参加者に迷惑もかける……。
でも開栓したいという気持ちはもはやおさまらない。

こういうときはもう1本、間違いない子をもっていこう!
ということで取り出したのは

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栃木県井上清吉商店の
『澤姫 若人醸酒 特別本醸造 火入酒 下野五百萬石米 磨き60%』。
1年前に購入し冷蔵庫で保管しており
ゴン麹は胸をはって(胸ないけど)うまい酒として提供できる。

開始時間15分前。ドキドキワクワクの心境でお店に伺い、受付完了。
持ち込み酒を渡すとき、『磯松』に関して実験酒だということを伝えた。
すると主催者のオーナーは「おもしろいやん」と一言。
ちょっと冷やしておきましょうということで冷蔵庫にいれてくれた。

13回目ということで参加する方は常連さんもいれば、初心者もいる。
でものんびりぬる〜く会は始まり……それぞれ持ち寄ったお酒を手酌で注ぎ楽しめた。

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集った酒もいろいろ。普段は呑みたくてもお財布を気にしながらオーダーする子も
ちらほら見える♪

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会の前半、参加者の心を掴んだのは阿部勘酒造店の『伊藤 栄』純米吟醸 雄町 長期熟成酒 14BY。
この子は名杜氏であった故・伊藤栄杜氏が「かたいから放っておこう」との言葉通り
8年の熟成期間を経て出荷された超限定酒である。
この子は何も語らずにただ味わいたい、ただこの子をじっくりと呑んでいきたい気持ちになる。

ただ14BYでありながらフレッシュさを感じたのはかなり驚いた。
まるで前年に醸したような新鮮な味わい、キレイで繊細。
伊藤杜氏が「放っておこう」とみぬいた眠っていた魅力がそこにあった。
まるで野に清涼な白い花が咲きだすようなイメージ……。

2011年3.11、あの大震災を奇跡的にまぬがれたのも
伊藤栄杜氏の強き思いが守ってくれたのだろう。
奇跡というべきこの味はどんな酒呑みの心にもしっかりと刻み込まれていた。

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秋田の新政酒造さんの「やまゆ」シリーズの『桃やまユ』は断然、女性陣に大人気である。
ラベル色のとおり、春に生原酒で出たものを生詰め原酒熟成させたものらしく
現存する最古の清酒酵母“6号酵母”に
秋田生まれで酒米の中で最も古い“改良信交”を55%精白した造り。

まるで花が一気に満開したような華やかな香りがあり
季節外れの花見のイメージを覚える世界をもっている。
桃のような甘い香りのインパクトは大きく、
盃で呑むよりワイングラスなどで呑みたいと思わせる艶っぽさは
カクテルのひとつのようだ。
でもこれは間違いなく日本酒。
大正時代の酵母をつかったという手法は
大正ロマンの雰囲気を醸しつつもモダンである。
裏ラベルには「メリハリの効いた味わいなので洋酒と合わせてもハマります」と書かれおり、
確かに間違いなくハマると笑えた。
(o^^o)ふふっ♪ (o^^o)ふふっ♪

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宴も半ばにさしかかると呑み助の心は燗にも心が動く。

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「これで燗」とオーダーするといい塩梅でつけてくれる。
もってきた『磯松』もそろそろ呑んでみたくなるゴン麹。
そんなとき、参加者の一人が「磯松あるぞー」とタイミングよく冷蔵庫から取り出した。
オーナーの手に渡り、開栓。

「すみません。先に利かせてください!」とお願いし、おそるおそる口をつけてみると

゜+。:..:。+゜ (o´∀`o)──ナントイウコトデショウ!──(o´∀`o) ゜+。:..:。+゜

酸がキレイにのった、柔らかくはんなりとした熟成酒と大変身。
「うまーーい。せいこーだー」と、うれしさ100倍で雄叫びをあげてしまった。ヾ(≧∇≦)ゞ

その声を聞きつけてか、参加者の盃が目の前に。オーナーも呑んだとき
「これくらい呑んだときにありがたい味でやさしいよ」と笑顔。
ハラハラドキドキした実験酒の成長に、仕上がりに思わず涙。
こんなにお酒の席で感動したのはあまりない。
ある意味7年間、放置プレーしていただけなのに『磯松』は自ら美味しく成長していた。
(・_;☆\(-_-)ジブンハナンモシトランヤンケ!

「燗で呑みたい」というリクエストもあがる『磯松』。
もってきた者の特権!?として「人肌燗で」とオーダー。
どんぴしゃのいい燗温度はもう笑顔しかでてこない。
7年前、蔵でなにかあると感じた直感! 
あれはお酒の神様からの贈り物だったのだろう。

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次々呑めるお酒に手がとまらない。

それと同時に燗の『磯松』もとまらない。

うちの酒棚にはまだ寝ている子はまだいる。
さて、どのように化けているのか……。成功か失敗か。
次なる開栓チャンスが楽しみだ。

♪((O(〃⌒∇⌒〃)O))♪ドキドキ♪((O(〃⌒∇⌒〃)O))♪ドキドキ♪((O(〃⌒∇⌒〃)O))♪ドキドキ



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お酒の神様、ありがとうございます♪BY ゴン麹

DATA)
店名:onEdropCafe
住所:千代田区岩本町2丁目9-11
電話:03-5829-6822
営 :11:30 〜 2:00
休 :日祝
URL:http://www.onedrop-cafe.com/
備考:カリモク60などを中心にソファやデザインチェアが配置された店内。珈琲はもちろんアルコールも充実しフードもつまみがある。各種イベントも多く、内容や開催日時HP上で確認できる。
by gon1442 | 2011-10-23 14:46 | 日本:日本酒 | Comments(2)

酒友の誘いは酔い出会い

まだ残暑厳しい秋初めの頃である。

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酒友よりの酒会の誘いに二つ返事で参加した。
これが新たな酒のご縁のはじまりとなる。

山形、鶴岡市の竹の露酒造さんの『白露垂珠』を嗜むという主旨のもと池袋の日本酒BAR、希紡庵で9月1日、開催された。

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今回用意されたのは9種類。
酒処でお目にかかったこともある子もいれば
こんな子いるんだとお初にお目にかかる子もいる。
なにより、カウンターにズラリと並んだ一升瓶のラベルの色鮮やかなこと。
虹が地上に降りてきたような風にたなびく錦の旗のような艶やかさに思わずうっとり。

まずは純米 出羽の里 超にごり 生22BYで乾杯♪

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」とあるとおり
オリがしっかりあり、シュワンとした活性さも強い。
口のなかでパチパチとパンチする。

鶴岡産のぷっくりした大きいだだちゃ豆を口にほおりこめば
秋の豆の甘さでとまらない。

「だだちゃ豆は元々畑や田んぼのあぜ道に植えていたんですよね」と竹の露のこづえ女将。
その瞬間、山形の畑たんぼのあぜ道にはたわわに実をつけただだちゃ豆が
お行儀よく並んでいる光景が頭に浮かんだ。


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あぁ、おいしそうだ。塩もってそのあぜ道歩きたい……なあんてことを考えいたら
「そのあぜ道でつまみ食いできちゃいますね」と口から本音がぽろり。
会に参加している皆様、一瞬シーン。数秒後、大爆笑。
またほうけたことを口走ったgon麹。(∀・;)オカシイ?オカシイ?(;・∀)

そんなときは気を取り直して!

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純米 出羽の里 ミラクル77 22BY 

無濾過の純米を1回火入れしたもので
さらりとしているがしっかりと純米のコクがある子。
77%精米なので、香りは控えめ。
されど一口飲めば、軽快な味の列車が通り抜けていくような感覚を覚え
ついつい「いいねー。さいこー」とうなずく。

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おいしい子にはおいしい地のもの!
肴は山形に関係したフルコース。
だだちゃ豆の次は

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天然ジュンサイの酢のもの。
箸使いが苦手なgon麹。ジュンサイはいつも手こずる一品。
されど、このジュンサイは箸で持ち上げたいo(≧Д≦【゚♪゚・:,モチアゲタイ・:,゚♪゚】≧Д≦)o

奮闘すること5分。ようやく一つの茎を持ち上げ……すくいあげられた。
ジュンサイは夏の風物詩といわれているけれど、
初秋は初秋でおおぶりの葉茎しており、淡白な味とツルンとした舌触りで口のなかで飛び跳ねる。
沼に自生していたジュンサイ。秋田が有名だけど、そのお隣の山形もかなりの名産地!なのだろう。
この食感は今まで口にしたことあるジュンサイとは全く違う。
天然ものはすごい! というのは知っているけれど、改めて大満足できる逸品だ。

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さて、質問。
「この子のラベルは何色だ?」

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正解は“ひわちゃいろ”というそうだ。
鶯色に蒔絵につかわれる金が混じったような色。
どこか高貴さがありながらやさしい雰囲気がある。
そんなラベルと同じ印象が
この純米吟醸 美山錦 生21BYに感じた。
羽黒型特別栽培酒米は蔵人の方がつくっているのか。短冊ラベルにしっかり名前が記載されている。

この子は会に参加した皆さんに大人気。
「もう一杯」と左右の席から声がかかっていた。
山形「だし」のせ冷奴の塩加減もちょうどよく
しょっぱいというよりは野菜の味がしっかりと感じられる味付け。
薄口派としては笑顔になる。

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とにかく贅沢な呑み会である。
次に提供されたのは
純米吟醸 亀の尾 20BYと純米吟醸 亀の尾生21BYの飲み比べ!
ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ
山形が生んだ酒造好適米の祖先の山形の亀の尾100%使用した
竹の露酒造の粋を凝縮して作り出された子達。
それぞれ旨みが凝縮しているが、21BYよりどこか落ち着いた、大人だ……と感じたのは20BY。
1年早いだけで酒感がしっとりさが酒の中から溶け出すように醸されている。

(≧∇≦)キャー♪
若い子もいいけど、歳を重ねた大人もたまらーんということか!
ヾ(≧∇≦)ゞ チガウゥ
(゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ... (゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ... (゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ... おっと脱線、失礼。

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さて真打ち登場の肴は山形和牛の芋煮。
gon麹、きちんと芋煮というものを食べたことが数えるしかなく、
ワクワクドキドキ涎でまくりテンションあげあげであったのはいうまでもない。
山形和牛の肉の脂が甘みとなって出汁のなかに溶け込み
ホクホク芋や根菜類やコンニャクにしっかりと染みこんでいる。

「畑のなかで芋煮会あるけど、予定があえばぜひどうぞ」というこづえ女将の鶴の一声。
畑のなかで芋煮会!!?!!?
稲穂が頭をたれ、風にゆらりゆれる黄金の畑のどまんなかで……
どぉーーーーーーんと芋煮会!

(^-^*))。。。きゃぁきゃぁ!。。。((*^-^)きゃぁきゃぁ(^-^*))。。。きゃぁきゃぁ!。。。((*^-^)きゃぁきゃぁ(^-^*))。。。きゃぁきゃぁ!。。。((*^-^)きゃぁきゃぁ
いきたああああい! と芋煮会の日程を聞くと
予定が! 見事にガッチリしとる。
o(T^T)o ウー あかんやん!
(しかし、この芋煮会には酒の神様、降臨されて……このお話はまた次に♪)

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鯉の甘露煮も初体験。
池や沼にいる鯉って食べられるんだーと知ったのは10年前だった食生活( ̄∇ ̄*)ゞアイヤ
食いしん坊の世界はまだまだ広く奥深い。

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楽しい宴の時間は本当に早い。
いつのまにか後半時間になり、カウンターには酔い顔が並ぶ。

純米吟醸 美山錦&出羽燦々 生21BYが杯に注がれたとき!
「うまーい。このタイミングさいこー」と声が飛び出た。
甘みのなかに潜む酸味。
ひとくち目、ふたくち目と進めばすすむほど
この子は顔を百花繚乱のごとく変えてアタックしてくる。
くぅうううう! くしゃくしゃ顔でついつい抱え込みそうになるほどの
心にドカンと衝撃を与えてくれた。

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純米大吟醸 美山錦 生21BYは生も燗も♪
そして、大御所がどーんと登場

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純米大吟醸 出羽燦々33 生21BY

精米歩合33%という驚くべき数値に酔っぱらった頭も瞬間、シャキーン。
蔵の杜氏 本木勝美氏が1993年より栽培してきた山形オリジナルの酒米『出羽燦々』。
点状心白粒の好適米に改良努力され、進化した結果、この数値が可能となったそうだ。
「歩合でも砕けないのでこの神がかりな業が可能となったのはすごい」とこづえ女将も満面の笑み。

香りは重厚かつ雅。
注がれた杯に顔を近づけると
まるでお香のような甘露で気品溢れる芳香が鼻をくすぐる。

口に含めば充実した甘み。フレッシュでありつつ、熟した艶やかさ。
柿というべきかイチジクというべきかどこか野性味ある風味、かすかにある苦みも感じられる。
そしてじんわりと頭をもちあげる酸の爽やかさが胸のなかで波紋のように広がった。
香りも味も高貴でありつつ、余韻はいつのまにかそよ風が通り過ぎるように静かに消える。

蔵のある山形鶴岡という地はこの大吟醸のような風景なのだろう。
羽黒山がどっしりある麓の田にたなびく稲穂。透き通る清水があふれ、青空高い里。

日本人がもつ故郷そのものが、この1本に凝縮されていた。

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平田牧場の金華豚の味噌漬けは味噌が酒をついついとすすめる。

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後半最後の追い込みはカウンター上の好きなものを飲み放題!
この号令がかかったとたん、各々お気に入りを手にとりぐびぐび。
もちろんgon麹も負けじとぐびぐび。

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どの子もあっという間に底がみえはじめそうな勢い。
おいしい酒は酔い酒好きを集わせるという構図がまさにそこにあった。

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デザートもしっかりぺろり。(宮澤食品 白桃のシロップ漬け)

肴もお酒も山形尽くしという酒会に大満足だった一夜に
誘ってくれた酒友に大燗謝! 大感謝である。


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DATA)
蔵名:竹の露合資会社
住所:山形県鶴岡市羽黒町猪俣新田字田屋前133
電話:0235-62-2209
URL :http://www.takenotsuyu.com/index2.html
備考:白露垂珠という名は中国の唐時代の詩人、酒仙李白の七言律詩“白露珠を垂れて 秋月に滴る ”から引用したもの。蔵の地、周囲は銘水地でもあり常に天然アルカリ完全無菌超軟水が湧き出ている。

撮影協力:日本酒BAR 希紡庵
by gon1442 | 2011-09-30 11:55 | 日本:日本酒 | Comments(0)

土用の丑の日

1週間くらい前の土用の丑の日。
「う」のつくものを食べないと……と周りを見渡す。
うなぎ(この日はめちゃ高い)
うさぎ(食べる場所はどこやねん)
うり(食材がない)
うこっけい(どこで買えるねん!)
うめ(あ、冷蔵庫にある)。

ということで今年の丑の日は「うめ」で乗り切ろう!と思ったとき

「お通しで鰻を少々」というツイ(ツィッター)が目に飛び込んできた。


梅<鰻


o(^O^*=*^O^)oo(^O^*=*^O^)oo(^O^*=*^O^)oo(^O^*=*^O^)oo(^O^*=*^O^)o
これは行かねばと目指すは新宿三丁目、立ち飲み日本酒スタンド酛



うだる暑さも「鰻」というフレーズに吹き飛び
流れる汗さえも爽やかに感じるこの気持ち。恐るべし、鰻パワーd(^-^)である。

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店内に到着するなり、出てきたのはお約束の鰻♪ 鰻の手鞠寿司。
ぎく(^-^;ぎく(^-^;ぎく(^-^; 
パクリと一口サイズ。
厨房から出されて数秒、小皿はただの白い皿に戻った。
土用の丑の日、「う」のつくものを食す・・・完成。┌(・。・)┘♪└(・。・)┐♪┌(・。・)┘

さて、暦食は一応クリアしたということで
( ̄ー ̄)ニヤリ( ̄ー ̄)ニヤリ

「暑いので燗くださーい」といつものオーダー。
暑いときは温かいものに限る♪という心情のもと(本当は体のことも考えてるのが主軸)

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奈良の今西清兵衛商店の子、『春鹿の超辛口』をお燗♪お燗♪
生で飲むと新鮮な香りが強いが、この香り、燗にするとかなり化ける。
すっぴんでも美人だが、化粧して別美人というくらいに。( ̄▽ ̄)V
生は隠れていた酸味、苦味が燗することで、「酸味みっけ」「苦みいたああ」「あ、みつかっちゃった」という感じでぽろんぽろんとでてくる。
それでいながら、喉ごしは燗でも鋭く、クリアーさが旨味をさらにたてる
まさにあっぱれという子だ。

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一合とっくりでちびちびしつつ、暑気払いに最適なイカとオクラの和え物で体を冷やせば
いつのまにやらとっくりは空っぽ。
どんなに振ってもでてこない。のぞいてもみえてこない。
ということは!( ̄ー ̄)ニヤリ( ̄ー ̄)ニヤリ( ̄ー ̄)ニヤリ( ̄ー ̄)ニヤリ

次をオーダーというとき、新しいお酒がお店に届く。
いつものことながら凝視するゴン麹。
その視線を感じた店長がしどろもどろに「試飲します?」。
もちろん、返事は正しく正確に二つ返事。
ρ(^◇^)ノ ハーイ!!喜んで!

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『霧筑波25周年記念酒』。お初である。

この子は西の富士、東の筑波と言われる筑波山の麓で醸される浦里酒造「霧筑波」が今年で発売25周年の記念として生まれた子。
精米歩合が高くフルーティーな香りと記しているが
口に含めど、香りがたたない。
おぉっと冷えすぎ?! 同じく試飲している店長の顔も???
お互いこれは常温、もしくはぬる燗ぐらいがうまいのでは?という思惑が交差した。
とはいえ、どこか女性らしい子だなと思える優しさが口のなかで霞のように漂う・・・。
酔い良い子である。ヽ(´▽`)/

どうしても〆としてしっかりとしたものが食べたいと思って注文したのは

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牛すじ煮込み。すると厨房からにんにくのいい香りが・・・
あぁ、腹の虫が活動期に入ってしまった。
ぐるぐる、ぐぅうううううるるる。きゅーーーるるるる。
自分の腹の虫ながら、五月蠅い。

どんなにバテても今夏、一番元気なのは我が腹の虫かも。(→。←)"ムキュ-



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撮影場所:日本酒スタンド酛
by gon1442 | 2011-07-29 14:36 | 日本:日本酒 | Comments(0)

蔵べっこ 

昨年、注文できずに悔やんだ岩手の利き酒シリーズ。
今年はどうだろうと思っていると今年もやります!という情報に
急ぎ電話をとったゴン麹。

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@蔵べっこサイトより借用。

その名も「蔵べっこ」
南部杜氏の郷、岩手の酒造がこれだ!という18銘柄を呑みくらべできる日本酒頒布会だ。
6、7、8月に各月6本、合計18本のお酒がそれぞれ届く。

6月は吟醸酒。7月は本醸造。8月は純米酒。
なんとも贅沢な飲み比べだ。
呑んだことのあるお蔵さんもあれば、お初ですというお蔵さんもあり、
なんだかお見合いのような感じで、
今から心がドキドキするのはお酒のせいだろうか(素面ですm(_ _)m)。
価格は9000円(税込・送料別)

注文で今回、2口とお願いすると
電話口にでていただいた国分岩手酒販さんのおねえさんが
「ありがとうございます」と喜んでくれた。
(いえいえ。ぜったい1口では足らなくなるのが目にみえてるんです(^^;)P)

蔵のお手伝いなどまったくできず、こういうことでしか応援できないゴン麹。
酒呑み名利につきる瞬間である。

お酒がくるのはまだ先だけど、
今日からカレンダーを眺めて、指をおりつつ、首長くして「ピンポン」を待とうか。
6月は梅雨の時期だろう。
その後は初夏、そして盛夏である。
太陽がまぶしい季節は確実にやってくる。
はやくはやく、なみなみと注いだガラスのお猪口片手に
「おいしいです乾杯!」と岩手にむかって叫びたい。


注意!!
申し込みは今月の30日まで。2011年4月30日まで。いそげーε=ε=(* ̄ー)ノノ




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蔵べっこDATA
いわての地酒18蔵のみくらべ
URL:http://www.iwate-kurabekko.com/summary/index.html#wrapper
岩手県外からの申し込みは電話のみ
電話:019-651-2251国分岩手酒販(株)
国分岩手酒販(株)営業商品企画課
〒020-0878 岩手県盛岡市肴町4-5
by gon1442 | 2011-04-21 12:17 | 日本:日本酒 | Comments(0)

桜の彩りに惹かれて……

桜満開宣言。
春まっさかりにて、青い空に揺れる桜を指さしては
笑顔になる人々。

お日様の愛情たっぷりの風が体に纏って
くすずったくなる。
ハクションとおまけにくしゃみをしたら、ハラヒレハラと桜の花ビラがご挨拶。

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桜並木をくぐっていると一軒の酒屋さん。
春の陽気が気持ちをふんわりあげてくれる。

酒屋さんの棚に1本のお酒。
岩手のあさ開さん。
杜氏は名工、藤尾正彦氏 。

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(株)あさ開さんは岩手県盛岡にあるお蔵さんである。
東北のお酒は芯があり柔軟な酒が多い。
そんななかこの子は……。
封をきるとふんわりと柔らかい。
口に旨味の波紋が広がる……米そして水のもつ味わいそのものがそこにある。
すんなりあるキレ。物足りなさを感じるかと思うと
体の奥から立ち昇る酒の風。素材そのものが見事にタッグを組んだ世界だ。

米と水だけのピュアなお酒というキャッチフレーズそのまんま。
素直なコピーだと思わず笑えた。

温めるとどうだろう。
この春の日だまりくらいの温度で……
桜の樹の下で土の香りをかんじて、ほんのひととき花見酒。
春酒乾杯。酔い酒乾杯。




自粛という名の第二の被害。東北のことを東北の人々を思うならば……
その地の作物、その地の酒、その地の商品をひとつでも買ってみよう。
それが彼の地を支援援助することになる。

ハナサケニッポン




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by gon1442 | 2011-04-07 16:02 | 日本:日本酒 | Comments(4)

力強い酒ー平孝酒造ー

ここ数日。
テレビ番組に東北の蔵元が放送されている。
今日はフ●テレビの番組で南部美人さんの電話だった。
NH●やTB●などでもみられた。
ほんのまえ、朝の番組に宮城県の平孝酒造さんの蔵、平井社長の様子が映った。
相当疲れてらっしゃるようだが、言葉は力強いものだった。

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@TBSTV番組を撮影したもの。

「震災後、蔵のなかから声が聞こえた」という平井社長。
もろみがタンクのなかで「絞って。絞って。ほら絞って」と騒いでいたらしい。
ライフラインの復旧もままならない状況。
まず人が生きることが先決だった時期。
それでも平井さんは「絞らなくては。震災を共に耐えた、復興の礎になる酒」と思った。

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@TBSTV番組を撮影したもの。

蔵内は壁に亀裂や崩れた箇所もある。
タンクの部屋の扉が外れていた。
梁も折れている。
ホーロータンクの外には白い跡がいくつもついている。
地震で倒れたタンクのなかにはいっていたもろみだった。

日本酒は清潔さが命。
蔵としても本当ならばタンクについたもろみも拭き取りたい。
でもそんな余裕も時間もなかった震災後の状況。

3週間たった。
やっと3週間。まだ3週間。

タンクのなかで叫んでいたもろみは絞られた。
「いつもとはもちろん味は違う。でも力強い味がこの酒にはある」と平井さんは語った。

いつ出荷されるのかわからない。
でもあの震災をのりきり、タンクのなかから「絞って。絞って」と声をだしてたもろみのがんばり、
そしてもう1回やる、未来にむかってまた醸すんだと
がんばる蔵の人達の気合いと思いがたっぷりつまった酒である。

間違いなく東北の酒は復活する、いや……さらに飛躍する。
もろみも各蔵の力強さは
世界中のどこを探しても負けることはない。

日本で自粛意識が覆うなか、これではいかん!という声も大きくたちあがっている。
酒呑みはいままでどおり、いや、今までよりちょっと一杯、酒を呑む。
この消費行為が東北の応援力になる。(各個人の健康&生活を考えた量にしましょう)

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東北の各蔵はすでにたちあがってる。
酒呑みも杯をもって、桜の下に集合しよう。
今日は清明。春である。

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さて、呑む以外にも応援手段はいろいろある。
これもそのひとつ。

『仙台杜の都日本酒会』のダチオさんが発起人として、
宮城蔵元救済義捐金を立ち上げられました。
その文面内容は下記のとおりです。

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@シンボルマーク:design 椋尾倫己

まずはこの度の『東北関東大震災』におきまして
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
震災からおよそ2週間…全国からの暖かいご支援のおかげで
徐々に元の暮らしを取り戻しつつありますが…まだ地震や津波の傷跡も色濃く、
依然として食料や燃料不足、ライフラインの断絶など、
苦しい生活を余儀なくされてる方も多くいらっしゃることと思います。

今回の震災において宮城県内の各蔵元も特に沿岸部を中心に
甚大な被害を受けました。
津波や地震で蔵が全半壊したところ、
今年仕込んだもろみを失ってしまったところ…
被害の大小はありますが、少なからず宮城県の
蔵元も被害を受けています。
せめて売るべきお酒が残っていれば、
それを買うことで少しでも蔵元に還元することができるんですが…
今回の震災で売るべきお酒すら失ってしまった蔵元も少なくありません。
そんな状況の中で各蔵元とも復興に向けて必死に頑張っています。

もちろん今回の震災でご家族や知人を亡くし、家を失い、
もっと苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるのは十分に承知しています。
その方々のことを考えると時期尚早なのかもしれませんが…
それでも大好きな宮城県の蔵元のために自分にできることはないだろうか?
と考えていました。
いま蔵元のために我々ができるのはやはり直接的支援だと思います。
そこで色々な方にご相談した上で、
宮城酒造組合に『宮城蔵元救済義捐金』の申し入れをさせて頂き、
義捐金の受入れ口座を設けて頂きました。

もちろん、ご自身の生活やこれからのことで精一杯の方も
たくさんいらっしゃると思います。
決して無理にとは言いません…
宮城県の蔵元のために
いま自分たちができることをやりませんか?

下記の通り『宮城蔵元救済義捐金』の詳細をご案内しますので、
一人でも多くの皆様のご協力をよろしくお願いいします。

**********************************************************
【銀行名】七十七銀行 二日町支店 (しちじゅうしちぎんこう ふつかまちしてん)
【口座種別】普通預金
【口座番号】5547075
【口座名】宮城県酒造組合 代表理事 櫻井武寛
      (ミヤギケンシユゾウクミアイ ダイヒヨウリジ サクライタケヒロ)
      ※休眠口座をそのまま使っているので、不動産と出る時があるようですが大丈夫です。
**********************************************************
義捐金は1000円以上の任意と致します。
※最寄りの都市銀行もしくは地方銀行の窓口よりお願いします。
※振込手数料が別途かかりますのであらかじめご了承ください。
※振込時は振込人氏名の後にニックネーム(mixiやふらっとの登録名)をご記入下さい。
  MJSC(宮城純米酒サポータークラブ)の3団体以外の方で酒販店や飲食店関係の方は
氏名の後にお店の名前、個人の方はお住まいの都道府県をご記入下さい。
例)  ○○○○(ダチオ)
    ○○○○(□△サケテン)○○○○(ミヤギケン)
※今回の義捐金は被害状況などに応じて各蔵元に公平に配分されます。
  各特定の蔵元宛ての義捐金は組合では頂くことができません。
  特定の蔵元宛ての義捐金は直接蔵元にお届け頂くかたちになります。
※義捐金の受付期間は4月1日(金)より6月30日(木)までの2ヶ月間とさせて頂きます。

なお、今回の義捐金はMJSC3団体、mixi『仙台杜の都日本酒会』
ふらっと『宮城の酒応援隊』『蔵の会』の以外に複数の団体に呼びかけを行っています。

【義捐金の信用性について】
今回の義捐金の信用・信頼性を少しでも高める為に宮城酒造組合に
義捐金受入窓口を設けて頂きましたが、それ以上の信頼性を証明するものはありません。
振り込み詐欺等のご不審をもたれる方も中にはいらっしゃると思います。
私個人をご存じの方を含めて、あくまでも信用して頂くしかありませんが…
頂いた義捐金は宮城酒造組合で責任を持って
管理・各蔵元に分配した上でご報告をさせて頂きます。



ゴン麹も飲み代……ひとつ。





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by gon1442 | 2011-04-05 12:47 | 日本:日本酒 | Comments(8)

石巻:墨廼江&日高見「われわれには酒造りしかない」

『再建は蔵に流れ込んだ泥のかき出しから始まった-』
この一文からはじまる河北新報。(http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t15033.htm)

宮城の石巻にある墨廼江&日高見、両蔵の今の情報が掲載されていた。

墨廼江酒造さんは地震で醸造用タンクからもろみがまけ(こぼれ)、酒米は水浸し。
今期の新たな仕込みは無理で、商品にできないもろみもあるという。
でも震災後初めて集まった社員を前に沢口さんは宣言したそうだ。

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「われわれには酒造りしかない。何としても来季の酒を造る」

平孝酒造さんは24日に震災後初めてもろみを搾ったそうだ。

電気復旧までの間、タンクのなかで発酵が進み、今までの味ではなくなったそうだ。
それでも、平井社長は
「もろみを酒にするのがわれわれの務めだから」
と搾った。

搾った酒は「震災酒」とでも名付けられる予定とか。

現地から芯のある真の元気を感じた。
無気力感に負けるまい!
だって生きているのだから。ここにいるのだから。

この記事を何度も読み返す。そしてこれからも。

今日も太陽は空から照らしてくれている。
陽射しという優しさを。




この震災でお亡くなりになった方のご冥福を深く深くお祈りもうしあげます。
そして被災地の皆様が一日も早く元気になられますように。
2011年3月11日午後2時46分 東北太平洋沖地震発生時刻を忘れません。



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by gon1442 | 2011-03-29 10:54 | 日本:日本酒 | Comments(8)

海外でも♪酒縁の輪

知人がツィッターでリツイトした内容

『ロンドンの知人より。ロンドンの日本食店で、岩手や宮城、福島をはじめとする東北地方の地酒を飲むチャリティーが開かれたそうです。さりげない感じでやってるあたりに、好感が持てます。東北の地ビールチャリティーなんかもいいですね。』

日本の酒呑みも「東北応援」「復興東北」という思いで支援呑みを各地の居酒屋さんで繰り広げている。
それは世界の酒呑みも同じのようだ。

ありがたいねー
うれしいねー
酒呑みに国境はないね
いや、
酒は世界をつなげる、酒に垣根なし

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今日は彼岸明け。
桜のつぼみもすこしずつぷっくり。
来週は花開きそう。
お花見ももうすぐ。
桜の咲く下で東北のお酒を片手に
お空に献杯してみよう。

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東北にうまい酒はいっぱい。(* ̄O ̄)□
ふくしまもおいしい酒いっぱい。(* ̄O ̄)□

あ!そうだ。フランスの呑み助に
「うまい東北酒、呑んでるか?」とメールしてみよう。
「ワインもいいけど日本酒もええで」と。(* ̄O ̄)□(* ̄O ̄)□




この震災でお亡くなりになった方のご冥福を深く深くお祈りもうしあげます。
そして被災地の皆様が一日も早く元気になられますように。
2011年3月11日午後2時46分 東北太平洋沖地震発生時刻を忘れません。



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by gon1442 | 2011-03-24 16:48 | 日本:日本酒 | Comments(0)

見返り美人的なおくゆかしき酒ー國権酒造ー

今日は春分の日、お彼岸の中日である。
日本全国、あいにくの雨だ。

こんな日は雨音が耳にしながら、ちょいっと一杯というのも悪くない。
庭の木の陰で羽を繕うヒヨドリ。
しばし酒の相手をしてもらおうか。

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國権。福島県にある蔵の子である。
創業は明治10年。歴史あるお蔵さんだ。
奥会津の清らかな水を仕込水とし、少量生産による手造りということでファンも多い。
南部杜氏の佐藤吉宏氏の手による大吟醸「國権」を呑んだときのことである。
ふいに菱川師宣の見返り美人が目の前に現れた。
白桃のようなやわらかい香気をまとった含み香。均整のとれた酒質で味もいい。
それでありながら、切れがよいので、いつまでも飲み飽きしない。
大黒柱となる原料が醸す旨さも太く伸びる。

そう、街道街の軒先で雨をよけたとき、フッと香るいい匂い。ふりむけばそこに美人がいたという感じ。
あれ?これでは見返り美人じゃないなー(爆)。
でもなんともいえない奥ゆかしい美人である。

さらに縁起のいい名をもつ『一吉』。いちきちと読む。國権 純米大吟醸でこちらもまた果実、そう、梨のようなふんわりと甘い香りが口のなかを霞のようにいつまでも漂う。
その香りが溶け込んだ酒が喉をスルリと駆け下りる……清流の流れのように呑みやすい。

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春がきている足音をすぐそこに聞きながらいただくには酔い子である。
常飲酒というにはちょっと幻想的すぎるけれども、季節の節目を感じつつ、
いただくとなるともってこいの逸材。

雨もまだ止まぬ。
ヒヨドリの二つ先の枝にメジロのつがい。
いつもは追いかけっこをしているヒヨドリもメジロも
雨の時間は一時休戦。 近づく春を感じて首をふりふりきょろきょろしてる。

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すぅっと風がながれた。
梅の花の香りが鼻をくすずる。
初夏にはピンポン球くらいの実をつける、庭の梅の木。
間違いなく今年も梅酒がいっぱいつくれそうだ。

國権をもう一杯の梅見酒。
この雨が止むまで。
※梅見酒は二月のお酒としていわれていますが、我が家では梅は今満開なので、あしからず。


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※國権酒造さんは人的被害もなく皆さんご無事。蔵の壁とタンクの一部に損傷あるが、再建可能とのこと。
元気をいただいた。一日も早く皆さんが笑顔で暮らせる時間がくることを心から願います。





この震災でお亡くなりになった方のご冥福を深く深くお祈りもうしあげます。
そして被災地の皆様が一日も早く元気になられますように。
2011年3月11日午後2時46分 東北太平洋沖地震発生時刻を忘れません。



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DATA)
蔵名:國権酒造
住所:福島県南会津郡南会津町田島上町甲4037
電話:今回は記載しません。
URL:http://www.kokken.co.jp/
備考:震災時期です。緊急連絡以外はひかえてください。
by gon1442 | 2011-03-21 12:59 | 日本:日本酒 | Comments(4)

がんばれ東北 がんばろう日本 −鶴乃江酒造−

賛否両論あるネットのつぶやき。
でも今回ほど、これほどありがたかったツールはない。

"ご心配を頂いております鶴乃江酒造の状況ですが、幸いにも人的被害は無く、酒類の亡失も軽微でした。
蔵の壁が一部崩落するなどの被害がありましたが、現段階では週明けには通常営業可能な状況です。"


福島の鶴乃江酒造さんのつぶやきである。


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怪我なくみんな元気でよかった……。
ツィッター上やmixiで大丈夫だというのは聞こえてきていたが、
どういう状態なんだろうかと心配していた。

蔵の壁が一部崩壊……。
都内でもかなり揺れたのだ。震源地に近いほど揺れの大きさ、そして恐怖ははかりしれない。
それでも
「週明けには通常営業可能」というメッセージに自然と拍手がでていた。

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普通に蔵が醸す酒を飲めるのがあたりまえだという気持ちはもうない。
飲めること、いただけることが、どれだけありがたく、そして感謝な出来事なのかを
この10日間で理解できた。

創業は寛政六年。
現蔵元は七代目林平八郎氏(これは代々襲名)が蔵を護り
約350石ほどの手造りの酒を醸している。

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「小さい蔵ですけど、味はしっかり大きく深いもんです」
とある酒の会で洋年さん(酒呑みのなかでは通称ぐらと呼ばれているようである)がいった。

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「福島の酒ってどこにも負けないんです」というのが、鶴乃江酒造八代目のゆりさんだ。

お二人とも福島の酒!について語り出すと熱い。
その情熱は会に参加している人に伝達する。

会の最後には隣の人と肩くんでいる呑み助もいるほど。
酒が人とつないだ瞬間である。

そんなお二人が心血注いだ蔵が無事、蔵人も無事といううれしい知らせは
厳しい現実に一筋の光が差し込んだ気がするといっても過言ではあるまい。

地震だけでなく、他の噂もある。
風評被害で地震後、一番苦しくキツイ思いをしているのは福島だ。

噂を信じて尾ヒレをつけて、さらに噂を広める……日本人の悪い癖。
もうそんな性質はここらで消し去るべきだ。

大丈夫。問題ない。
問題あるなら、それを解決すべく、みんなで知恵を振り絞ればいいのである。
今までの大困難も乗り越えてきたのだから、今回も大丈夫だ。
頭がいいんだから、日本人!
世界が認めたんだから、人情あふれる国民性。
大事にしようよ。その良さを。


がんばれ鶴乃江酒造 !
がんばれ東北! がんばれ福島!
がんばろう日本!

また会える、またこの笑顔に会える。
今年も美味しいお酒できましたと注いでもらう……そのときまで!
「大丈夫」の判子がまたひとつ増えた。




この震災でお亡くなりになった方のご冥福を深く深くお祈りもうしあげます。
そして被災地の皆様が一日も早く元気になられますように。
2011年3月11日午後2時46分 東北太平洋沖地震発生時刻を忘れません。



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DATA)
蔵名:鶴乃江酒造株式会社
住所:福島県会津若松市七日町2−46
電話:0242-27-0139
URL:http://www.d3.dion.ne.jp/~seibo/
備考:どんどん消費しよう! 福島の酒を。福島の食材を。おいしいぞ! 強者の呑み助同志! 今宵も乾杯。
by gon1442 | 2011-03-20 20:15 | 日本:日本酒 | Comments(0)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
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