ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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カテゴリ:日本:;肴( 79 )

秋刀魚で秋が!きっちりはじまり〜はじまり!

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空を見上げればいわし雲。
耳に届く音も蝉から秋虫の声に。

秋になると恋しくなるには秋刀魚。
名前に秋がつくくらい、王道の秋の味覚。

焼くだけでも美味しく食べることができる秋刀魚は、昔から庶民の味覚。秋の始まりに感じる夏の疲れも「秋刀魚で元気」といわれるように栄養も高いことが知られている。

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昔はバケツ1杯100円という時代もあったというが、
今年の秋刀魚は様様にて。
初物として出たときにゃあ〜目の玉飛び出る値段にひっくり返った。
初物食わなきゃ、江戸っ子じゃねえといわれようが、
あの値段は手が出ない。指を加えて、猫と一緒にじいいいっと眺めていたのも事実である。


秋刀魚には青魚にも多く含まれているEPAとDHAが豊富で、
EPAは血液をサラサラにし血栓予防してくれる。
DHAは脳に良い栄養素として有名。
脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送りさらに、体内の悪玉コレステロールを減らしてくれるというありがたーい作用。

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秋刀魚といえば、塩焼き。
焼きたての身に
かぼすをギュっと絞れば
しゅわんしゅわんと身のなかにしゅんでいった。

たっぷり餌を食べて海を泳いできたのだろう。身はしっかりとひきしまっており、脂ののりも違う。
食べ始めたら箸がとまらない。

はらわたの強い苦みがしばらくあとをひく。
これはたまらん! 酒のアテ。
身にはらわたをのっければ、秋刀魚オン秋刀魚。
塩のじゃりとした感じが歯にあたり、甘みが浮かんでくるものの後には必ず苦さがわきたつ。

身に箸いれると、骨がおもしろいようにとれていく。
ほくほくした身は銀シャリのように甘く、そして濃い。
パリっと焼けた皮の香ばしさがよりいっそう食欲を倍増させる。

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秋刀魚のもう一つの注目すべき栄養はなんといっても良質なタンパク質だ。
アミノ酸は、体内に吸収されやすいバランスをもっており、他にも、ビタミンやカルシウム、鉄分なども豊富に含まれてる。精神安定や、血液の循環がよくなるうえに、
貧血を予防するビタミンB2も多く、他の魚の3倍以上ともいわれている。
眼精疲労やガン予防にも効くビタミンAもたくさんあるとなると、
健康オタクの日本人が秋刀魚をこよなく愛するのも本能だなあと言わざるをえない。
まあ、うまいものは栄養満点ということだ。

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秋刀魚は刺身もこれまた美味である。
山葵もいいが、生姜をのっけるほうが好きである。
脂が多いので、生姜をつけすぎるとせっかくの味が消えてしまうので、
爪の先程度の量で。
生姜の香りが清涼感を与え、そのうえに甘みが立つ。
絶妙な一枚一枚の刺身が、つるんと口の中で跳ね、胃袋という海へダイブした。

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長月の秋。
秋の味覚の王道、“秋刀魚”を食べずして秋を味わうことははじまらない。
by gon1442 | 2014-09-07 10:03 | 日本:;肴 | Comments(0)

梅雨に育つ旨し味

今日は雑節の入梅。
毎日降る雨も農業や林業にとって大事なことであり、
江戸時代、暦の上に入梅が設けられた。
昔から日本人は自然と共にあり、自然の移り変わりに敏感だった。
そのことは食材1つにもいえる。

流通の発展や冷蔵、冷凍、ハウス技術の向上により、
365日、様々な食材や地方の味を口にすることができるようになった。
食いしん坊にとってそれはありがたいことだが、
どんな人でもやはり、季節のものを目の前にすると、思わず笑みが浮かぶくらい、
旬のものは心を豊かにしてくれるのである。

さて、今回、そろそろ“鱧”が食べたくなってきた。
鱧というと祇園祭の京都や天神祭りの大坂と関西の印象が強いが、
これは旬の鱧の前半。
梅雨の水を飲んで育つといわれている鱧で、
サッパリとした味わいだ。

梅雨は始まったばかりだが、どうにもこうにも鱧が食べたいと食いしん坊レーダーがグルグルまわって
落ち着かない。
こういうときは我慢<食い気の方程式に従うのみである。

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今回オーダーしたのは鱧の天ぷら。
サクサクっとちょっぴり骨っぽさ!?の食感こそ
欲していた鱧である。
塩とすだちのみの味付けで。
口の中でさっばりした味わいが広がるなか、
丁寧に骨切りされた身がまるで生きているような感じで泳ぎだす…店
ふわふわっと、とろけるような柔らかさは
まさに夏の王者だ。

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鱧には骨の育成をするコンドロイチン硫酸、DHA、EPAなど豊富に含まれており、
細胞の健康を保つために数多くの重要な働きをしてくれる。
なかでもコンドロイチン硫酸は、コラーゲンとともに体内の結合組織を形づくる大事な栄養素。
組織に保水力や弾力性を与え、栄養分の消化吸収や代謝を促してくれる効能がある。

この効能! 肌の健康維持はもちろん、アンチエイジングにも効果覿面。
さらに目の角膜や水晶体の透明度の維持など、視力の強化や保護、
体の関節の動きからじん帯の弾力維持にも必要な栄養素なのだ。

また、カルシウムの代謝の代謝に関わることで、
骨の成長をうながし骨粗鬆症予防、
そして血中のコレステロールや過酸化脂質の除去など、動脈硬化や高血圧を予防してくれる。
まさにミラクルパワーの栄養素でもある。

腰痛に最近苦しむ自分にとってはまさに季節の恵みであり、
自然からの贈り物。
アンチエイジングも骨の育成、成人病の予防など、見逃せない要素がいっぱいだ。
さらに鱧は小骨を骨切りして、そのまま食べるので、カルシウムも他の食材より
とりやすいのもありがたい。

ちょっぴりフライング!?かもしれないけれど、
やはり鱧はいい。
鱧を食べると湿気でへたりそうでも
鱧切りのシャキシャキ音のようにシャッキリできそうだ。

やはり季節ものは元気になれる、元気をくれる。
自然の四季の移り変わりと共に歩んでいる日本はまだまだ捨てたもんじゃない。

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撮影協力:佐竹
by gon1442 | 2014-06-11 21:58 | 日本:;肴 | Comments(0)

酒も好き。カレーも好き♡

世界中でカレーが好きという人が多い国は色々あるけど
トップ1、2に名を連ねるのは国民食のインドかレトルトカレー王国!?の日本ではないだろうか。
御多分に洩れず、自分もカレーは大好きである。
カレー屋さんがあるとついつい足を止めて、鼻をクンクン。
店のなかからもれてくる色々なスパイスの香りにニンマリすることは毎度のことだ。

さて、カレーパンも好きである。
油っこいので、なるべく揚げ物系のパンは回避するが、
カレーパンだけは別!
油っこいということも、このときばかりは目をつぶる。(シ_ _)シ

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カレーパンを食べるとき、お酒を少しお供にする。
今回は川鶴酒造の掬い酒。
これは先日の蔵開き限定のときのみ手にはいる子だ。

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滓の上の子だから、旨味の濃さは抜群。
スッキリさもあり、一口目は軽さを覚える。
二口目になると旨味がミルフィーユのように一層一層、ゆっくり広がっていく。

特純(特別純米酒)の生をそのまま濾過し加水やブレンドは一切なし。
搾り立ての上澄み|/// |(*^0^*)ノ| ///|

カレーのコクが旨い具合に♡この子の米らしいコクがまろやかに包み込んで
口のなかで溶けだしてきた。
カレーパンには目玉焼きもはいっていたから、カレー味はマイルド系。

軽く一杯のつもりが気づいたら三杯目。
1本しかGETしなかったから、ちょこっとずつ飲まんとなああ。(^┰゜)

カレーパン、1個まるまる食べたら
小腹パンパン。

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明日もパン屋さんにいってくるか。
カレーパンGETしに。

故郷のおふくろカレーも久しぶりに食べたいなあ。
今度帰省するとき、作ってもらうかσ(゚^ ゚ *).


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DATA)
川鶴酒造
住所:香川県観音寺市本大町836
URL: https://www.facebook.com/kawatsuru?fref=ts
by gon1442 | 2014-02-18 15:09 | 日本:;肴 | Comments(4)

パリパリっと美しアテはう!鱗!?!?

江戸時代の昔から「腐っても鯛」といわれる。
腐ってもという表現にひぇえ〜と顔をしかめたものだが、「ちぎっても錦」と同じ意味で、たとえ痛んでいても、素性のよいものはよく、それだけの値打ちがあるということだ。
まさに鯛は昔から海の魚の王者である。

そんな鯛の魅力をとことん書きつくされた料理本といって
まず頭に浮かぶのは『鯛百珍料理秘密箱』だろう。
発行されたのは天明5年乙巳7月。1785年のことである。

作者は景甫。
名門の屋敷の蔵などに秘蔵されている本を訪ね歩き、そして各地の名物を食べ歩きながら、すべてにわたり広く集めたものだ。
今でいうグルメ本というジャンル。
本の文は器土堂の翁と呼ばれた人が記している。彼は景甫が情報収集をしてきたものを、わかりやすく書き綴る、いわば編集ライター的存在であろう。
この『鯛百珍料理秘密箱』、実は大ベストセラーだったようで、発行元は江戸、大阪、伊勢の国で各1軒、京都の3軒が名を連ねた。
同じ文業世界にいるものとして(o^^o) 羨ましい!!!

内容は鯛料理を103項目紹介している。
誰もが愛した鯛の食し方を日本全国から探しだした内容は、
江戸時代の人間でなくても、興奮する。(*^◯^*)

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数ある鯛料理の中で今宵、gon麹が出会ったのは「鯛の鱗」。
鱗といえば下ごしらえの際に力をいれて取る代物にて、台所のあちこちに飛び散るという面倒な部分。ましてや鯛の鱗となると硬く、量も半端ない。
厄介なものなのだが、実はこの鱗が珍味なのである。
大ぶりの鱗集め、天日干しをし、油でサッと素揚げにする。そこにひとつまみの塩を振れば……☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ まさにポテトチップスならぬ鯛チップス。
煎餅いや、海老殻の素揚げににた食感で、一度つまみだすともはや止まらない。
パリッパリッと音が口の中で軽快に聞こえる。
ビールにもってこいのアテだ。

王者鯛。
王者といわれる由縁は、頭から尾まで鱗一つとっても捨てるところがないからであろう。

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撮影協力:つちや
※『dancyu』焼酎サマー号、P80 にて紹介中。
by gon1442 | 2013-09-04 06:13 | 日本:;肴 | Comments(0)

最高峰のラム!登場!

西日暮里駅(田町)より徒歩6分。(のんびり歩くと8分かかる)
いつもお邪魔するイタリアン店、Ristorante tono;4122の撒き餌につられたgon麹。

今回の撒き餌は………!

ファイブスターラムである。

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昨年までRistorante tono;4122で食べられていたエデンポープの入荷が困難となり、
ラム好きファンの声が大きすぎたのか、別のなにかと用意してくれたのがファイブスターだった。

原産国はオーストラリア。
プレミアムラムを色々育ててきたオーストラリア・ヴィクトリア州である。
エデンホープもここで生まれている。まさにラム優等生ZONEなのだ。
ヴィクトリア州には沢山の羊農家が存在しているそうで、
オーストラリアの肥沃な土地、気候の恩恵を十二分に受けて育つ羊はみな一級品である。

ラムの最高峰、最高級といわれる理由はヴィクトリア州生まれというだけでない。
このヴィクトリア州の羊生産農家が「オーストラリアを象徴する国際レベルのラム肉を持続可能な農業で世界に届けよう」という信念のもと、
ラムの味だけを追求するのではなく、自然との調和、そして次世代に残すことが出来る羊を育てるプロジェクトを立ち上げたのがファイブスターラムのはじまりだといわれている。

でもこの流れの初めはオーストラリア国内ではなかった。
その場所はアメリカ、ボストン。
ひとりのオーストラリアのラムプロデューサーがどうやったら、
これほど旨い最高のオーストラリアンラムを米国に輸出する事ができるんだろうかと、
ボストンのBARで ボストンの羊肉屋と話していたことからはじまったらしい。
もちろん、すぐにうまく流れていくわけもなく、
粉骨砕身して10年。どうにかこうにかファイブスターに携わっている人、全員の力を集めた。
この集団が今のファイブスターラム協同組合となる。
彼らの活躍により今ではファイブスター・ラムは
最高のスペックということが世界中に知られるようになった。

その恩恵が今、目の前にある。

この美味しそうなファイブスターのお肉。
鮮やかなピンクの肉質は、可憐な乙女の肌色である♪
火はとおっているのにもかかわらず、艶かしいしっとり感は
絹糸が流れるようにほどけるような感じ。
それでいて、しっかりと甘みある旨味! 
そしてひろがるさらりとしたジューシーな脂が
自分のよだれとともに解け合ってくる。

くぅうううう。もーーーーーたまらーんん。\(@▽@)/\(@▽@)/\(@▽@)/

そんなファイブスターラムに添い遂げたのが

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山口県岩国の銘酒『五橋 西都の雫 純米吟醸生原酒』
華やかで気品ある吟醸香がラムの甘みをくるんでくれる。
そして搾り立てならではの口当たりが肉の旨味をさらにひきあげてくれる。
そう、どーんとそびえ立つ、岩国城のような力強さにうっとり。
喉ごしのキレのよさもラムにぴったりである。

そしてもうひとつ。

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秋田の天寿『米から育てた純米酒 ひやおろし』 純米吟醸・生詰。
花酵母らしい華やかな香りが溢れるこの子。
柔らかでふくよかな純米吟醸酒ならではのやんわりさを是非!で♪

地元の「天寿酒米研究会」産、美山錦を使用し、
なでしこの花から分離した花酵母で醸したそうで、とにかく上品であでやかである。
花酵母の香りに負けずお米の旨みもたっぷりありつつ、スッキリしてて、飲みやすい。
だからこそ、この子を燗にしたら、間違いない。

ファイブスターを食べた後の余韻をいつまでも残してくれるような気配がある天寿。
まさに隅々まで気配りがさりげなくできるいい女という感じだろう。
これは惚れるわ♡。

大皿にあったファイブスターもあっという間に消えてしまったが、
ヴィクトリア州の羊生産農家が世界に誇る最高級のラム肉の存在は
見事に食いしん坊の本能にインプット。

食べたばかりなのに、おかわりしたいという衝動にかられてしまったのはいうまでもない。

あ〜。また食べたい。 大きな口をあけてかぶりつきたーい。

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撮影協力Ristorante tono;4122
by gon1442 | 2013-01-24 17:34 | 日本:;肴 | Comments(0)

会津名物といえば!? 馬肉♪馬肉♪

馬肉。
熊本や長野の名物と思っていたgon麹。
福島の会津地方の名物でもあるということを今さらながら知る。アセ(;~▽~;)アセ

郷土料理として口にしたとき、いままで口にしていた馬肉とまた味わいが異なるなあと感動し、
どこかで購入することはできないかと思っていたとき、
教えてもらったのが「杉葉」だ。
1階は精肉屋。2階は食堂になっている。
今回は馬肉を手にいれることが目的なので、1階へ突入。
食いしん坊の友人の後についていった。レ(゚∀゚)ヘ=З=З=З

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昭和40年代初めから喜多方では初めて馬刺しをあつかいだし、
馬刺しと言えば「杉葉」と言われるくらい喜多方で地元はもちろん日本全国の馬肉ファンから
親しまれている。

そんな「杉葉」精肉屋のガラスケースのなかには豚、牛肉が並んでいる。
馬肉は……と店内を見渡すと、奥のガラスケース一角が馬肉ZONEだった。
モモ、ヒレ、霜降り、ロース、赤身、タテガミなど分けられており、
目移りしてなかなか決まらない。

どれがいいんだろうと悩んでいると、店主が優しい笑顔で
「切り落としがおすすめだよ」という。

切り落とし? 切り落としとはなんぞや?
頭を捻っていると
「モモ、ヒレ、霜降り、ロース、赤身で綺麗にカットできなかった部分を集めたもので、いろんな味を楽しめるよ」と教えてくれた。

これはラッキー♪ 一度で美味しい思いができそうである。
それを4人前購入。(購入したのは友人である)

いそいそと歩いて、
さあ、食べるぞーとなったのは会津電鉄の電車内だ。

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馬肉の赤身が空気に触れると桜色となり、
馬肉の切り身がサクラの花びらを想像させることから、
サクラとかサクラ肉と呼ばれる馬肉。
サクラというよりあでやかな牡丹だろうと思ってしまうが
ボタン肉はイノシシであるから、今更ながらいえない。

調味料として醤油の他になくてはならないにんにく辛子味噌もたっぷりつけてくれていた。この味噌、お店の特製のにんにく味噌ダレであり、これが目当てでリピーターになる人も多いらしい。

切り落としなので、どれがどの部位なのか、
肉博士でないのでわからないが、どの馬肉も甘く、そして旨い。
味噌を少しつけてほおばる。
むしゃりと一噛みしたら、柔らかい肉がぷるんと歯の付け根をおしてくる。
肉とはいえ脂を感じることはほとんどなく、ヘルシーで食べやすい。
これは!女性ウケがいいのでは!
あまり肉派でないgon麹も何枚もぱくつける。
一心不乱に馬肉を〜と同時にもちろんいただくのは♪

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日本酒。
福島県喜多方の夢心酒造さんの『奈良萬』純米酒。
やわらかいメロン系の香りで飲み口はさらりとしながらもキレあり。
原料の米の旨味がしっかりと口のながでひろがり、
米の甘さが鼻の中をふわんふわんとくぐり抜ける。
酸もほのかにかんじられる。
鼻の穴全開♪ 
馬肉との相性もよすぎる。
会津産五百万石の酒米。精米は55%。
お米の半分強を精米した子でありながら、米の旨さは損なわないのは
夢心酒造がもつ造りと蔵人さん達の熱意だろう。

今は常温で飲んでいるが、間違いなく燗でもいい子だ。
あぁ、またもや思うのがミニミニ燗すけである。
電車内で燗つけができたら、どんなにいいか。
酒ナフキン(酒放浪という意)のとき、小さい魔法瓶持ち歩こうか。


クイっと奈良萬をひっかけて、馬肉を数枚口に放り込めば……
体中に日本が誇る!麗しき会津の魂が駆け出していきそうだ。

ちなみに馬肉はかなりの栄養素が多くあり、バランスがいいとのこと。
特に高タンパクで低カロリーであり、
ミネラルやタンパク質、グリコーゲンなどが含まれているそうだ。
タンパク質にはペプチドという成分があり、
グリコーゲンには、動物性の多糖類の一種でブドウ糖に変化するもので、
エネルギー源として大事なもとである。
しかも馬肉のグリコーゲンは他の食肉の3倍も含まれているとのこと。
「馬肉を食べると体が温まる」といわれるが、
このグリコーゲンの働きであるという人もいる。

カルシウムは牛豚の3~4倍、鉄分は牛豚鶏の約3~4倍。
鉄分にはヘム鉄が豊富に含ま、ビタミンAやEといった、ビタミンも多い。
他にも健康に欠かせない必須脂肪酸であるリノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸が牛肉や豚肉と比較してもバランスよく豊富だそうだ。

いいことばかりの馬肉! こんな美味しい食材が郷土料理とは
会津がものすごくうらやましいgon麹。

また次回、会津をスナフキンするとき
馬肉を手にしようと心に決めたのは間違いない。

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馬肉を食するようになったのは豊臣秀吉の世、文禄,慶長の役の際で加藤清正軍が食の補給を絶たれたため、軍馬を食べたのが始まりだといわれている。馬肉のことを「けとばし」と呼ぶ場所もある。東京もそのひとつ。馬は脚で蹴とばすから、そう呼ばれるようになったらしい。


DATA)
店名:杉葉
住所:福島県喜多方市惣座宮2721
電話:0241-22-0124
営業:8:30~18:30(精肉店)/ 11:30~14:00 17:00~(食事処)
休 :月
by gon1442 | 2013-01-15 19:02 | 日本:;肴 | Comments(0)

鮮度を見いだし、旨さをひきだす匠の技に惚れ込んだ

こちらに通いだして何年になるだろう。
北区赤羽。
赤羽駅と地下鉄南北線赤羽岩淵駅のちょうど中間地点に赤羽中央街という商店街がある。
一番街などの賑やかさはないが、戦後の区画整理で整備された商業施設棟が整然と立ち並んでいる。
その中央街のはずれにある一軒の和食処、佐竹

素朴な白い暖簾と店内からこぼれる灯りに魅かれて入ったのがはじまりだ。

今宵も暖簾をくぐって、席につく。
カウンター内から大将が、奥から女将さんが同時に顔をだし、
「いらっしゃい」と出迎えてくれる。

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今宵のお通しは潮汁。
寒い日のこの一品はありがたい。
瓶ビールをグラスに注ぎつつ、まず注文したのは


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黄ハタの薄造り。
「刺身が黄色なんです?」とボケをかましつつ、
でてきたのはうっすらピンク色の艶のいいハタの刺身である。
うっすら透けてみえる刺身一枚、口のなかでぷりんとはじけて胃袋に飛び込んでいく。

本当にこちらは間違いがない。
日替わりでメニューが変わるが、いつお邪魔しても大満足できるものばかりだ。

カウンターとテーブル2席。小上がりにテーブル席3つ。
夫婦2人ですべてに目が届く範囲の設えである。

ご主人はお料理に集中し、女将さんが接客をする。
飲食店としてベストな環境だろう。

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活アオリイカの刺身は甘く、コリコリとした食感。
イカがつるんつるんと踊りだす。

ビールから芋焼酎のお湯割りに変更。
湯けむりをほのかにあげたグラスをくぴくぴいけば、
冬の寒さに凍えた身体の細胞がひとつひとつ、ぷつんぷつんと花開く。

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そしてもちろん、湯豆腐♪
これはいい。日本人でよかったと思える瞬間である。
ふるんとした豆腐と白ネギで包んで胃袋にいれこめば、体内温度急上昇。
寒くても汗がにじみでてくる感じ。
代謝もよくなる感じで嬉しい。


豆腐の原料は大豆。大豆イソフラボンには新陳代謝を促したり、
更年期障害や骨粗鬆症を予防する効果がある。
そして大豆レシチンにはコレステロールの吸収を抑える。
さらに脳の栄養素ともいわれ、脳や神経の細胞を形づけてくれる。
さらに血圧やコレステロールを抑制するリノール酸やカルシウムやビタミンB、
ビタミンCなども豊富だ。

某アイドルがダイエットとして湯豆腐ダイエットしたという話もあるが、
カロリーも低いため、そうなるのだろう。
(ダイエットは正しく。食べないのはダメダメ。かえって肥えてしまう)

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プリンとしたタラの白子の存在も圧巻。
紅葉おろしと万能ネギを絡めたら……ワンダフル!!!
食べ過ぎると通風の元になるのでほとほどで抑えないといけないのが心苦しい。
とはいえ、白子があまり得意でなくても、こちらの白子はぺろっとOK。
濃厚さはもとより、味つけも白子の味を壊さない程度の見事なバランスでついている。



こちらに通いだして何年になるだろう。


料理も美味しさはもちろんのこと、大将と女将さんの人柄にもひかれて、
美味しいものが食べたくなると足がむくお店のひとつだ。

常連さんの雰囲気も酔い。
ひとり客でも連れがあってもグループでも
目が合えばお互い笑顔になり、話も弾む。

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「来年は5日から開けます」というご主人。
年の数日が仕事を離れ、家でのんびりできるらしい。
今年もあと24日。あっという間に巳年がはじまる。

今年中にもう一度、
佐竹の美味しい匂いにつられてしまおう。



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撮影協力:佐竹
by gon1442 | 2012-12-04 10:15 | 日本:;肴 | Comments(0)

豚好き♪が飛びついて喜ぶ一品。

豚は美味しい。
そして美味しい豚は世の中にいくつもある。
その美味しい豚のひとーつ。
岩手県の二戸市、軽米町と九戸村をまたぐ折爪岳の麓にある
久慈ファームの佐助豚は豚好きを虜にする魅力をもっている。

佐助豚とはなんとも古武士のような名前であるが、
これは久慈ファームの創業者である初代の名前に由来する。
正しくは「折爪三元豚・佐助」という。

折爪岳を望む森の中で飼育生産されているそうだ。

現在の養豚経営は久慈周平氏。
この道30年という大ベテランで、
佐助豚の飼養環境から肉質に直接かかわる飼料にしっかりとこだわっている。

飼料はトウモロコシや大豆を主とし、
300万年前の地層から採取できる植物性炭化物をその飼料に加えている。
300万年前!Σ(`∀´ノ)ノ 人はまだ猿人時代だ。スケールが違う!!!
この植物性炭化物を加えることで肉の臭みとアクをカットできるそうだ。

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@希紡庵Twitterより借用(https://twitter.com/kibouan)

佐助豚はとにかく肉質が繊細かつしっとり感が強い。きめ細やかでバランスよくはいる脂。
口のなかでその脂が果汁のように溶け出してくるほどジューシーである。

そんな豚を贅沢に使ったのが池袋、希紡庵で提供される佐助豚ハンバーグなのである。

佐助豚だけでも美味しいけれど、希紡庵でだされるハンバーグには
これでもか!といえる美味しい食材や調味料が加わるため、旨さは倍増。
「佐助豚のハンバーグを仕込みました。淡路の玉葱をカルピスバターで炒める、萬藤のパン粉に木次の牛乳を染み込ませる。挽き肉、粟国の塩、胡椒、ナツメグ、たかはしたまごの全部をマゼマゼ♪」
という店長のつぶやき(撒き餌ともいう!)をTwitter上でみてしまったら最後、携帯を手にしてコートを着ていた。

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予約電話をいれて20分。
池袋東口をでて、駆け足でお店に走る。
寒いとはいえ、駆け足でくると若干汗ばむので、こういうときの一杯目は!
鍋島のNEW MOON。
日本酒なれど、どこかスパークリングワインのように軽やかに感じる食感。
爽やかさのなかにある鍋島らしい旨味の軸がしっかりと立つ。
うん、酔い酔い。来年も鍋島人気は続くだろうな。

佐助豚のハンバーグはもちろん、オーダー。
できあがるまで、つっつくのは♪ 黒はんぺん。

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はんぺんが苦手だというのは既に知られているが、
歳のせいか?いや、美味しいはんぺんに出会える確率が増えてきたのだろう。
はんぺんを口にする機会が多くなった。
しかもこの黒はんぺん。はんぺんのぐじゅぐじゅした食感はないので、食べやすい。

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三重錦のにごりを燗で。
やはり寒い冬は燗がいい。
「お酒はぬるめの燗がいい〜♪」
八代亜紀の世界を当たり前のように楽しめるようになった。
肴はあぶったイカだけじゃイヤだし、女は無口な人がいいといわれても、
話好きなので、これまた無理だ。う〜ん、まだまだ舟唄の世界は奥深い。

いい塩梅で酔いがまわってきたことを見計らって、
店長が佐助豚ハンバーグを仕込んでくれる。

なにせボリューム大のハンバーグ。
オーダーはひとりずつで、時間も手間ひまもかかる。
待ちぼうけを食わされるのも必須だ。待たされても旨いのが!佐助豚のハンバーグなのである。

焼きだすと、店内中、ハンバーグの香ばしさが充満。
これがさらに待ての意識を混濁させ、口のなかはよだれの大洪水。
注文していない客はその香りに引き込まれ、オーダーするのである。
(柔和な店長、意外と策士です)

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「お待ちどうさま」と目の前に出されるのが「食ってヨシ」の合図。
ワォオオンと一声雄叫びあげて箸をいれる。

分厚いハンバーグ。大きさも顔くらい。オイッ!!( ´Д`)っ))Д゚)・∵.ウソツクナ!
もとい!小顔タレントくらいの大きさがある。gon麹だと手のひらを大きく広げたくらい。
箸をいれるとじんわりとしみ出してくる澄んだ脂。
まるで山肌から沸いてくるような清水のごとくキラキラ輝いている。

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大食いのgon麹であるが、このハンバーグ。もちろんひとつで十分、お腹がおきる
讃岐弁ですので、わからない方は、調べてね♪)

もちろん、佐助豚のハンバーグに合わせていただいたのは長珍のうすにごり生。
燗で♪
生のうすにごりを燗にするとお腹の調子がよくなる!と最近、自負しているのだが、
なぜか居酒屋の亭主達は「気のせいだ!」と一笑する。
寒いとすぐにお腹がグルグルとなるので、自分的には間違いないのだが……う〜ん(-ω-;)ウーン
いつか認めさせてやるぅう!(≡ ̄ー ̄≡)ニヤ

長珍の香りはいつもながら爽やかなラムネ。それがあったまると!
ぬるぅうういヨーグルト。そして甘さもしっかりと形になる。
細かい炭酸の刺激は燗になってもその痕跡を残し、乳酸のたくみな流れが口のなかに小川をつくる。
米の旨き甘味。
そして程好いトロ味は間違いなく酒呑みの心を躍らせてくれる。
飲めばのむほど、どんどん飲みやすく感じる長珍。
生酒なのに、安心して「燗」で!と声高らかにお願いできる。
もちろん佐助豚の脂との相性は抜群!花マルだ。

佐助豚のハンバーグで大満足だったが、先日、お邪魔しそこねて食べ損ねた
由比の生しらすの話を店長に話をしていると、
クールにストンと目の前に出されたのが

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生しらす丼! きぃ!キタアアアア!\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/ヤッター!!

もうダイエットなんていってられない!
目の前にキラキラ光るごちそうがあるんだから。
ぐわしと箸をうごかして胃袋にかきこむかきこむ。
あ!食べているときは無口になるので
「女は無口な人がいい〜♪」の舟唄の世界になってるか!d( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ・・・

合わせる子は十六代目九郎衛門。

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仕込み34号特別誂え。
春に火入れ用に醸した「十六代九郎右衛門・純米吟醸仕込み34号」。
このタンク、あまりの良い出来に生原酒で出荷したものだ。
火入れ貯蔵されたものが暑い暑い夏を越え、酔い!もとい、良い状態で熟成している。
フレッシュ感は綺麗に丸みが帯びて、味のでてきたいい女という感じ。
10、20代の若き女性が一夏超えて、30代の色香がでてきたというイメージか。

生しらす丼は5分とかからず完食。
お腹はいつもながら満足妊婦さん。

してやったりの店長の顔にやられたーと笑顔のgon麹。

やはり佐助豚は最高である。
世界に誇れる、名豚のひとつだ。

※佐助豚の会にも以前参加したので、さらに親しみ深き豚になった。そのときの会の様子はまた今度。

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久慈さん!佐助豚をこれからもよろしく!
希紡庵で美味しいハンバーグが食べられるのを楽しみしておりまする。☆(ゝω・)vブイッ!!




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DATA)
佐助豚
名称:久慈ファーム本社
住所:岩手県二戸市下斗米字十文字50-12
電話:0195-23-3491
URL :http://sasukebuta.co.jp/index.html

撮影協力:希紡庵
by gon1442 | 2012-12-03 18:59 | 日本:;肴 | Comments(4)

干すのが先か浸けるのが先か!

たくわんにいぶりがっこ。

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日本の発酵食品でも酒呑みがとっても大好きな一品である。

さてある酒席での話。

いぶりがっこの話でフロアー中のお客さんを巻き込んでの問答がはじまった。

お題は「いぶりがっこの作り方」である。

料理好きの方はなんだそんなこととという問答だが、これが意外とヒートアップとなる。

「いぶりがっこって 干してから浸ける? 浸けてから干す?

冬の空の下、軒下や物干し竿に吊るされている光景が目に浮かぶ。

あの大根って、生? 浸けてるの?

この問答にフロアー中のお客さん、やいのやいのはじまった。
仲良くラブラブカップルも……
彼女:「浸けてるよね」
彼氏:「違うよ、干してから浸けるんだよ」
【#・∀・】ムカムカ 【#・∀・】ムカムカ 【#・∀・】ムカムカ 【#・∀・】ムカムカ 【#・∀・】ムカムカ

ラブラブ時間がヒヤヒヤ時間に。

おっと!(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ 

こういうときは! (。-д-。)ゞウーン ∑(。・д・。)b  ググるのが一番

ということで、答えは……。

皆様、ググってくだされ。

この問答だけでお酒一杯いけたのは間違いない。


ちなみにgon麹、干してから浸けるというチームにはいっておりました。



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撮影協力:木場 つちや
by gon1442 | 2012-08-09 15:21 | 日本:;肴 | Comments(0)

夏バテの体が欲するものは?

東京スカイツリー。

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2012年、日本の観光名所のなかで間違いなく横綱のお膝元の押上。
駅も道もバス停も綺麗になって、多くの観光客が空を見上げては写真を撮っている。

そんな観光客の流れからどうにかこうにか逸脱して目指すは酒庵酔香

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お店の周辺はスカイツリーが開業する前と変わらない。
押上の下町らしさが残っている。

夏バテ&暑気払いの一杯はベルギーの白ビール、ヒューガルデンホワイトの樽生 。
淡めのビール色が暑さでへばった心を癒してくれる。

おとおし6種盛りのはその日おすすめの料理がちょこ盛りとお得感大。
いぶりがっこ入りのポテサラはジャストミート♪
ほんのり甘く感じるポテトの甘さにコリコリという音が楽しいいぶりがっこ。
がっこの風味がポテトに染み出て箸がとまらない。

タコとキウイとキュウリのヨーグルトマリネは夏の暑さに打ち勝つための栄養たっぷり。
タコのタウリンは肝臓機能をアップ。キウイやキュウリのビタミンCや水分は熱中症防止に要必。
ヨーグルトの乳酸菌は胃腸の動きをバックアップしてくれる。
生き物は腹に力がはいらないと動けず、生きていけない。
食材にありがたやありがたや(人-)謝謝(-人)謝謝。

グビっといったら、もちろん日本酒にシフトチェンジ。

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何がいいかなとメニューを眺め、店内を見渡す。
壁に並ぶ日本酒に無意識ににやつくのは酒呑みの証拠。
カウンターに座る人、みんな同じ行動。

三重県の稲垣酒造場の『御山杉』をチョイス。
女性杜氏、稲垣陽子さんの生み出す子だ。

しゅわんと広がるフレッシュな風味。
余韻の香りを残しつつもキレよく、身体中に爽やかな風のごとく吹き抜けていく。
灼熱の暑さを一瞬、忘れられた。

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こちらのメニューをみるのはかなり楽しい。
呑み助の心をくすぐるものばかりである。

一番目をひいたのは「どぶろく漬けシメサバ」

ど!どぶろく漬け!!!!とな!(⌒▽⌒;) オッドロキー
どぶろくのなかを優雅に!?泳ぐ〆サバを想像する。(もちろん泳ぐ姿は切り身のシメサバ)
とろりとしたどぶろくの薄く膜に包まれたシメサバは羽衣に身を隠した牛若丸のようで、
いい塩梅の〆具合。独特のムレ香にどぶろくの乳酸香が見事に融合し、より華やかで体に躍動感があふれてくる。
これまた!暑さ対策にピッタリだ。

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かつおの刺身には大徳寺納豆のタレが♪
刺身そのものも肉厚でしかも弾力あり。
刺身のひとつひとつの細胞がぷりんと毬のように跳ねていく。
納豆のタレがその毬にじっくり染み込んでおり、白いご飯にぶっかけたい!心境になる。

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白いご飯の代わりはもちろん、お酒♪
岐阜県の御代櫻醸造の『津島屋 純米大吟醸無濾過生原酒 播州山田錦』である。
純米大吟醸らしく上品で華やかな香りで軽やかな飲み口。
それでいながら、米の優しさがあふれてくるのは無濾過生原酒の性格なのだろう。
甘味が波紋のように広がりつつ、そこに凛とした気品ある味わいである。
コクも深すぎず、浅すぎない。さしずめ海面から海底まで4〜5mくらいという感じだろうか。
泳ぎ下手でも海を楽しめる、
海面からでも海底が見えて魚や珊瑚をみることができる、そんな面白さがある。

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この組み合わせは度肝を抜かれた。
というか、それまでチーズ名をきちんと知らないgon麹。何何?という感じでいたのであるが……
奈良漬けマスカルポーネである。
漬け物とチーズの相性はいぶりがっこチーズで以前、度肝を抜かれたが、
それに匹敵するくらいの相性のよさ。
奈良漬けの独特の癖がチーズでまろやかになり、食べやすい。
奈良漬け自体の癖をマスカルポーネのクリーミィーさが和らげてくれているのか強くない。
これなら奈良漬けとマスカルポーネを買ってきて自宅でつくれるか!
(手抜き料理のひとつとして(≧m≦))
奈良漬けを細かく刻んでチーズにもっと絡め
クラッカーやパン、キューリやセロリにつけてみるのも酔いなあああ〜(空想酎)。

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谷中生姜のピリ辛さ。味噌つけてムシャムシャ噛めば、夏の味。

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最後の〆にチョイスしたのは
鳥取の中川酒造の子『純米 いなば鶴 ろく○まる強力』。
こちらを燗で。
特徴的な酸が高くキレも抜群。燗にしてなお、この味のどっしりさは
ラベルどおりの強力である。
これ、氷をぶちこんで、豪快に飲むというのも夏らしいかも。

この強力という名は鳥取県の酒米の名。
この強力、穂先までの長さが150cmと高く、酒米の中で最も長桿品種といわれている。
大正時代に鳥取県を原産として生まれたようで、
あまりにも長い丈で栽培は厳しくいつのまにか姿を消す。
それから数十年の昭和61年。
鳥取大学農学部で原種保存されていた強力を種籾として同大学の試験圃場で育苗がはじまる。
一年後、強力は一俵ばかりの籾が獲れる。ここから強力の復活がはじまった。
高精白低温発酵により強力は純米吟醸酒として現代に甦る。

温度によって強力の味わいは豹変していく。
深いコクがゆるやかに、虹のカーブのように形を残しながら降りてくる。

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そして酒呑みとして欠かせないのが♪ 卵焼き。
とんぶりの大根おろしがそれぞれにのっかっる甘めの卵焼きは胃袋を優しくしてくれた。

どのメニューもこの猛暑に合わせた一品ばかり。
しかも相性抜群のお酒とのコラボに、夏バテさえどこ吹く風。

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明日から八月。
太陽の陽射しはギラギラ真っ盛り。
こういうときこそ!体に必要な肴(酒)を求めて、
旨き処を回遊するのが正しい呑み助の姿♪といえるだろう。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ナハハ♪ヽ( ̄▽ ̄)ノ ナハハ♪ヽ( ̄▽ ̄)ノ ナハハ♪

さ、今宵はどのポイントに呑み助という大小様々な魚が集う?
あなたのバテた体が欲するものはどんなもの?
時刻はまだお昼過ぎ。しばしの我慢、しばしの我慢。

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撮影強力:酔香
by gon1442 | 2012-07-31 13:49 | 日本:;肴 | Comments(0)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
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