ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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南の島から雛便りで黒糖を香る!!

喜界島からの雛便り

ポストを覗くと、かわいらしい便りが南の島から届いていました。

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鹿児島県、喜界島の朝日酒造さんからの雛便りです。
去年の12月にえんやわんやとお邪魔した
足をむけられない蔵元さん。

かわいらしい、手作りの雛便りを見ていて、
島を訪ねた時のことをを思い出しました。


奄美大島から飛行機で分。
あっという間についてしまう島です。

珊瑚礁からできている島なので、山がないのが特徴。
今は島の地中にダムをつくって、水管理をしている設備が整ったようで、
水不足も解消されました。

朝日酒造はその喜界島にある蔵元のひとつ。
奄美大島ゾーンに入るので、
作られるのは黒糖焼酎。
さとうきびを原料にしたお酒です。
奄美の方言では「セエ」と親しみをこめて呼ばれているようです。

すると、こんなやりとりもあるのでしょうか???
客「セエをくだせえ・・・」
店「セエ円です(1000円)」

おそまつ!






黒糖焼酎は旧暦10月、地元でミイニシといわれる北風が吹き始める頃、この黒糖焼酎の仕込みが始まるようです。(奄美)
その仕込みがはじまった瞬間、島は甘い香りにつつまれ、
人々はこの季節を暖かい気持ちで迎えています。
大切に守り造られてきた黒糖焼酎は、奄美、そしてこの喜界島の自然そのものを風味にだしています。

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喜界島で、自分の畑をもって自家栽培をはじめた朝日酒造。
「島の酒、自分の酒を造るからこそ、自分達で栽培した島のさとうきびを使いたい」という
蔵元、喜禎さんや蔵人さんたちの思いが、さとうきびの畑を開墾し、育てています。
「伸びるときは3m以上になるんですよ」
3m以上。かなりの大きさです。
お邪魔したのは12月。さとうきびも南国の冬を寒い寒いといっていましたが・・・
昨日、いただいた便りには、今もサトウキビの収穫で大変だということが書かれていました。
(お手伝いにいかねば・・・)←それで飲みたいだけなんですけれども・・・・・。

サトウキビの汁を煮だして創り出す黒糖は本当に濃く、
蒸気をあびるだけでその濃厚さが感じます。
しかも一次、二次と煮詰めるのですが、
一次は緑色で、アクも多く、青い匂い。
二次になると色合いはすっかりチョコレート色の黒糖になります。
二次で二詰め終えると、箱いれ作業となるのですが、
でてくるときの黒糖しる?は・・・もう甘いキャラメルのような香りとともに・・・
なんともいえぬふくらみのある味。
黒糖には庶糖の他にブドウ糖、果糖などが含まれていますから、体にはいい。
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固まるのをまって、ついつまみ食いをしちゃったのを、すっかり蔵元の喜禎さんに
見つかり、こら!とポカリされましたが、やはりパクリ。
おいしいんです。これが。
黒糖の他の成分にはカルシウム、カリウム等、大切なミネラルとビタミンB類が含まれており
最近では健康食品として売られていますね。
でもできたては違う。
濃さが、味が。
舌の上に広がる、ちょっとした苦さも、天然、純粋の黒糖の証だなああと思いました。
(苦さは時期によって収穫するさとうきびの種類で異なるようです)


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湿気を取り除いた部屋でいくつもかさなった黒糖の塊。
遠目でみるともうチョコレートにしか見えません。

喜界島の黒糖は、質が高いので、全てのさとうきびが焼酎になることはなく、
他の商品に使われるようです。
でもせっかくの島のさとうきび。
その質のよいさとうきびを島酒にという思いをもとにつくりだした本当の島酒。
それは・・・朝日酒造さんの蔵のなかで熟成しているようです。

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「島の黒糖で造ることができる焼酎は、まだわずかな量です。これから少しずつ増やしていき、喜界島ならではの黒糖焼酎を楽しんでいただきたい」
タンクを覗く喜禎さん。落ちないでくださいー。というと
「ゴン麹ではありません」といわれてしまいました。そんなにおっちょこちょいに見えたのでしょうか。


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さとうきびを原料に焼酎製造を許されているのは奄美諸島だけ。
だからこそ、島酒ということにこだわりたい蔵元さんは多いです。
島のさとうきびをつかった純な島酒。
これが主流になったとき、きっと今の焼酎人気を改革する
黒糖焼酎の流れができそうです。

やっぱり、おいしくお酒は飲みたいですものね。

あーはやく、喜禎さんの奥さん、○ミさんの手作り鶏飯を食べに行かなくては。
いつ行こうかな。いって、さとうきび収穫手伝いに行こうかな・・・。
と・・・いただいた便りをみつつ・・・現実から逃げようと思っているしまつです。

朝日の甘い黒糖の香りがプ~ンと匂ううれしい春の便りでした。

<喜界島から甘い便り>


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by gon1442 | 2005-03-03 11:57 | 日本:焼酎 | Comments(2)
Commented by smakimakiy at 2005-03-03 18:53
うん、うん、黒糖焼酎の流れ、来そうだよね。
なんといっても女性ウケしそうな味だもん。
黒糖の甘い香りに包まれた喜界島に私も訪れとうございます。
さとうきびの収穫も手伝うよ、あたしゃぁ!!!
Commented by gon1442 at 2005-03-04 17:53
makimaki殿
青山で黒糖焼酎の店を見つけたの。
仕事でいったんだけど、
帰国したら、行きましょう!
あ、知ってるかな。どうかな・・・。
さとうきびの収穫。
手伝うといったら、きっとウエルカムだし、
嫁になってくれーと蔵子さんに紹介されるよ。
笑。
もう一回行こうっと。

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


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