第3の焼酎・・・という分類に・・・
世の中、一番になんでもしたほうが勝ちという法則があるなか、マネをして儲けたという現実もあります。
ここ最近は3番手ということが注目されています。
そういえば、
名古屋にターミナルができ、成田&羽田、関空に続く国内第三番目の国際空港といわれていますよね。
そんな流れが・・・焼酎界にも現れたようです。
カフェで、友を待っているとき、ちょっと気になるニュースを目にしました。
某新聞に・・・
『 甲乙つけ難し とうもろこし原料に「第3の焼酎」』
という活字が飛び込んできました。
某メーカー、キッコー○○が、とうもろこしを原料にした焼酎を造り出したということです。
発売は3/1。もうすぐです。
作り方は蒸留機を24時間連続稼働させる「甲類焼酎」の製造法を活用。
ただ、蒸留時間を短め。
これで本格焼酎のテイストに近いものが作れたという話でした。
そんなこと、できるのだろうかと、ちょっと蔵元に聞いてみたい気もします・・・
その前にもちろん、飲んでみますけれども。
なぜか待ち遠しいとは思わないのは私だけでしょうか。
とうもろこしの焼酎は今もあります。
もちろん本格焼酎造り。
今回は甲類の作り方の本格テイストという宣伝に・・・
一抹の不安を思うのです。
あ!ちなみに
甲類と本格(乙類)の違いを簡単に説明しますと・・・
甲類は連続式蒸留器で蒸留
乙類は単式蒸留器で蒸留
なのですが・・・何のことかわかりませんね。
(酒呑み意外はわからない気がします)
甲類は純度の高いアルコールを、水で36度未満に薄めてつくられる焼酎。
無色透明でアルコールのにおいが感じられません。
つまり、何度も蒸留器で蒸留を繰り返すことで不純物を取り除くことにより、
純度さは完成します。が、反面味や香りも不純物という形で大半を消してしまっています。
有名なのが『いい○○』や『二階○』などでしょうか。
(↑乙類でありました。すみません)
梅酒など、家庭用果実酒の原料としてホワイトリカーとして利用されていますね。
居酒屋さんでサワーや○○ハイを注文するとでてくるのがこの甲類です。
乙類は「単式蒸留機」で蒸留したアルコール分45度以下のものを指します。
蒸留は一度のみ。そのため、素材の香りや成分がそのまま酒のなかに残っています。
「旧式焼酎」とも呼ばれ、古くからつくられている伝統的なつくりは乙類です。
今のブームはこの乙類、本格焼酎です。
あ、もう皆さん、知っていますよね。
失礼しました。
ですから、本来、この二つの良さをひとつの酒に生み出すことなんて・・・
できないはずなんですよね。
大丈夫ですか?キッコー○○さん。
一応、新発売の日を楽しみにしています。
「第3のビール」ブームに続くのか。
ビールの風味と低価格を両立してヒット中の第3のビールならぬ「第3の焼酎」となるのか。
酒業界もいろいろ波乱を含んでいるようです。
追伸:ビールを飲みながら、思わずつぶやいてしまいました。
自「焼酎と親戚になるかもね。あんたも」
ビア「プチプチピチピチピチ」
自「知らない間に親戚が増えて、プチプチといらついてるの?」
ビア「・・・・・・・・」
グビグビグビ・・・プハァー。
自「なんとかいったら・・・ってもうないか」
自「もう一杯いくか♪」
お・そ・ま・つでした。
<第3の焼酎が押し寄せる?>
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