ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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4年ぶりの来訪です。 一村 奄美

「おいしいお店があるんだよ」
という、毎度おなじみgon麹のうろ覚え記憶。
この記憶の餌食になったのは、同行してくださった編集者Yさん。

「どこですか?」
「大丈夫ですか?」
「他でもいいんですよ」

彼女の心配そうな声。

だんだん・・・・・・不安になる。

とぼとぼ歩くこと15分。

なあんとなく見覚えのある光景が。

「あった!」

そういって、後も見ず飛び込んだのは・・・


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ほんと4年ぶりのお店。
変わってません。

おそるおそるドアを開けると、座敷もカウンターもいっぱい。

ありゃりゃ・・・ダメかなこりゃと残念そうにしていると
おかみさんが「あーどうしよっかなー」と常連さんが座っているカウンターへ。

するとその常連さん。
「こっちいいよいいよ。おれ、よけるし、もう帰るし」

一気にテンションあがりまくりで、お言葉に甘えて、カウンター同席させていただきました♪

居酒屋一村。
奄美独特の黒糖焼酎を郷土料理と一緒に味わえるお店です。
特に美味しいのが野菜や豚肉をソーメンと炒めた油ソーメン500円。
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あっさりした風味が人気の秘密。
4年前もこの油ソーメン食べたんだよなあああ。
全く味は変わらず(覚えているのか?)にいて、
さらに旨い!といわせる、この料理。
一村ならではの愛情料理です。
はじめて、油ソーメンというメニューをみたとき
どんだけ、ギトギトしてるんだ?とドキドキしていたのも思い出してしまいました。
いま考えるとアンポンタンです。


Yさんがオーダーしたのは
奄美ソーメン800円。

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豚骨入りなのに、あっさりしている口当たり。なのにスープはコクがあるという旨さ。

「これ、オススメなんよ」という女将さん。
Yさんビンゴクジ。さすが!!

ちょっと頂戴よ!!攻撃がでたのはいうまでもありません。

おとおしには鮹の煮付け。
これも出汁がしっかりと鮹の細胞ひとつひとつに染み込んで・・・
口のなかでジューと旨みが騒ぎます。

まだ暑い奄美を吹き飛ばすように、ビールを一気にかっくらうと
当然注文するのは黒糖焼酎!

4年前、このお店を紹介してくれたのは、黒糖焼酎の蔵元、山田酒造のお父さんでした。
どこか美味しいお店が知りたいとダダこねていると・・・
ここへいってみなさいと本当に親切に教えていただいて・・・

なのに・・・gon麹。場所は覚えていても名前さえ覚えていなかった愚かさ。
本能だけは覚えていたという不始末。
今回はしっかり覚えております!!

黒糖焼酎でも何にしようかと思っていたら、
そうそう。ここには甕の焼酎がふたつ。どーんとカウンターのなかにあるのを思い出しました。
山田酒造 長雲の30度と 富田酒造 竜宮の30度。
宮と長雲が寝かせてある。
甕からひしゃくですくって出してくれる。


これをしっかり飲みたいなああ。でも安く飲みたいなああと思っていると
カウンター越しに旦那さんが「飲みきりにする?」と教えてくれました。

そう。一杯ではモノ足らない。でも瓶で飲むのはまずいかも・・・という形で
とっくりスタイルです。

「けっこうあるけど、飲める?」と心配する旦那さんに
もちろん、笑顔で「大丈夫!」のgon麹。

「二本一気にほしいけど、まずは長雲で」とオーダーです。
飲み方は水割り。

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コポコポと氷のはいったグラスに長雲を注ぐ!!
うん。甘霧のような香りがすぃーと鼻をくすぐる。

そして水をドボドボ♪ そのまんま勢いでゴクゴク。
はぁー。最高です。
甘い香りはまるで綿菓子のようにいくつもの黒糖の糸が絡み合い
口のなかで乱舞。
喉の奥からはサトウキビの熟した苦甘いコクの風が吹き上げてきます。
丁寧に造られているだけあって、じつに旨い!
黒糖の何ともいえぬ香りがグラスいっぱいに拡がり、
コクが十分でしかも重厚な味わい。

いやいやー。いいっす。
長雲30度。
この甘みを感じながら糖分0というのは・・・
ほんといつも思いますが、アンビリーバブー。
疲れて甘いものが欲しいときは、チョコ食べるより、黒糖焼酎一杯です。

Yさんにもおすそわけ。
するとYさん。目から鱗?
「これ、黒糖ですか?」

そーなんです。黒糖なんです・・・といい気持ちのgon麹。
Yさんにトクトクと注いでおります。

おかげで二人ともいい酔いっぷり(あ、かなり自分がであります)。

「いい飲みっぷりだね。これおまけ」と旦那さんがくれたのは

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大きいサザエ焼き。

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こいつがなかなかくせもので・・・
身が大きいので出てこない。(^^;)

ぷちんと切りたくないので、ゆっくりゆっくりそろーりそろーり
くりぬいておりました。

サザエ。身はぷりぷり。そしてコリコリ。
ぷちんと囓ると磯の香り・・・海のエキスが口のなかで満潮。

その磯の香りと長雲をゴクリといけば・・・
海の味、山の味がコラボレーションして
体中、奄美大島。(いいすぎか?)

野菜の天ぷらもビックな大きさでしかも野菜なのに・・・
鮹いり。どこで混じった?(笑)。
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店内はいつまでもお客さんは帰ることなく、どんどんいっぱいに。
途中からは三線やギターで唄がはじまり、みんな大合唱。
そのリズムに体が不思議に揺れるのは・・・島だからでしょうか。

長雲を飲んで、まだもう一杯だけ・・・と思ったら
だしてくれました。龍宮30度。水割り一杯。
龍宮の蔵元富田酒造所は奄美諸島の蔵元の中でも1次仕込み2次仕込みとも『かめ仕込み』。で『黒麹』を使っているお蔵さん。
仕込みには国産米をつかい、やわらかく、甘みをしっかりとしたもろみをつくられてます。
蒸留は伝統的な常圧蒸留。
香りは甘いのに、味はガッシリボディ。
飲むと幾重にも味が広がります。
波紋が広がるようにいつまでもいつまでも波だつのです。
飲んだあとはガツンとした雰囲気とはいっぺん、ふ~んわリした旨みが体を包みこむ。
そんな黒糖焼酎です。

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いい気分になったころ、Yさん。一応心配モード
「gonさん・・・帰りましょうか。(帰れますか?)」
ははは。ご心配かけてしまいました。

おかみさん、旦那さんに
「またきまーす」と約束したら
「今度は名前覚えておいてね」とひと言。
もちろん、忘れることはありません!!
Yさんもいるしね。


奄美の旅、島のよか夜のひとコマでした。

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DATA)
居酒屋一村
住所:鹿児島県奄美市名瀬柳町12-4
電話:0997-53-8333
営業:18時~24時
休み:なし
座席:カウンター10席、座敷15席
屋号は、奄美で絵を描き続けた孤高の画家・田中一村の生き方に感銘を受けて命名した。
鰻のサネン蒸し、油そうめん、豚足など、郷土料理中心のメニューが楽しめる。
ウナギのサネン蒸し=500円/油ゾーメン=500円/モズクガニの味噌汁=500円。




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by gon1442 | 2007-10-03 17:07 | 日本:焼酎 | Comments(2)
Commented by 海が好きだけど奄美も好き at 2007-10-06 11:42 x
一村は富田さんに連れられて私も2回行きました。
まだバツイチ時代の山田君もきて、夜遅くまで・・・朝まで!?
飲んでいました。
いい店ですよね~
津軽三味線の押しかけライブを名瀬のお蔵でした際には、お店で再度弾いて貰いました。唄いの方や三線の方も来られ、互いにそれぞれの唄や曲を披露され、実に贅沢な夕べとなった次第でした。
また行きたいな~
Commented by gon1442 at 2007-10-07 18:12
>海が好き様
こちらではお初です。
一村。
ずうっと記憶にあったお店で・・・
奄美にいったとき、ふと思い出していたのです。
でもでもでも・・・・
なーかなか。仕事モードだと行くことできず、
今回は酔っ払いモードだったのでYさんを犠牲に
訪れることができました。

昔と変わらず、いいお店で。
今回はご主人とおかみさんとお話しもでき♪
うれしか酒場でした。

ああ。又行きたいなああ。

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


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