ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

gon1442.exblog.jp ブログトップ | ログイン

焼き方が命! 酒の肴? 酒が肴?

最近、元気な焼酎王国といえば……!
宮崎県。
宮崎県は芋、米、麦焼酎がそれぞれバランスよく流通生産している土地であり、
各蔵元も個性的でかつ、旨い各焼酎を造り出してくれる。
呑み助にとってありがたーい県なのだ。

さて、おいしい酒を求めて、宮崎県へ……といきたいところなのだが、
なかなかそううまくは行かない。
そんなとき、都会というのは面白いもので、
探せばご当地クラス並みの店に
出会えるのである。

c0059278_019094.jpg


※宮崎焼酎、今回は岩倉酒造、『月の中』35度にて





宮崎といえば、地鶏の炭火焼きが有名だ。
噛めば噛むほど旨みのでる炭火焼きは、一見、体に悪そ~な
炭のすすがついた真っ黒の焼き鳥。

c0059278_0193660.jpg



見た目とは裏腹に味は抜群。
これがビールに合うのだから、さすが焼酎王国の料理である。

この地鶏についてくるのがザクザクに切られたキャベツ。
たれもなにもついていない、ふつ~のキャベツだが、
これがまたみずみずしくて甘い。
水分がたっぷりあり、地鶏をつまんではバリバリとキャベツで流し込むうように食べる。

さて、宮崎地鶏とはどういう種類を指すのだろう。
地鶏は「地頭鶏」(じとっこ)と呼ばれる鶏が原種で、
宮崎県畜産試験場川南支場がこの「地頭鶏」と肉質に優れた別の鶏とを交配させ、1991年に誕生した。

つまり図で表すと、

地頭鶏×白色ロック  九州ロード
     └───┬───┘ 
       みやざき地鶏


となる。 ↑ロックなんてついているところをみると、白色ロックって酒呑み鶏?なのかな(笑)

地頭鶏は宮崎県、鹿児島の旧島津領地で古くから飼育されていた日本在来種で、
羽色は白色や黒色など5種類だそうだ。
さらに名前の由来については
この鶏を飼育していた農家の人が、鶏の肉がとっても美味しいことから、
島津藩の地頭職に献上しているうちに、いつのまにか地頭の鶏、地頭の鶏、地頭ー鶏、地頭鶏(じとっこ)と呼ぶようになったそうだ。

美味いもんはお上のものということは昔からあったようで、
農家の人も正直者だったんだなーと思える。
まずいまずいと報告すれば、献上せずにお腹いっぱい食べれていたのに。
宮崎県人は心が広いという証明?(どうだかなああ)

さて、宮崎地鶏は天然記念物にも指定されているほどの品種でもあることは事実。
地頭鶏を飼育する県内の農家24戸に対し、
一平方メートル当たり1、2羽の密度の広々とした環境で飼育したり、
生後4週目以降は抗生物質を与えないなど品質の指導が徹底だ。
養殖農家にとっては厳しいお達しながらも、地鶏にとってはまさにサラブレッド待遇(最後は食べられるけど)
この結果、他種に比べて肉の軟らかみが増し、ジューシーな肉質となっているので、 消費者としては農家の方々にありがとーございますという気持ちでいっぱいになる。

地鶏ブームは今の健康志向ブームで注目を浴びたこともある。
宮崎地鶏は低脂肪、低カロリーで消化も良くヘルシー。
おまけにキャベツという野菜を一緒に食べ、飲むのは焼酎なのだから、
健康メニュー?そのものといえるかもしれない。

肉、野菜、酒。この組み合わせ……。
どこかの国に似ていないだろうか。
肉、野菜、酒。焼き肉、サンチュ&ナムル、焼酎。お隣韓国の食べ方と同じである。
宮崎は日本版韓国食文化圏?

さて、地鶏の炭火焼きは注文してから、焼きはじめてくれるので、
地鶏屋は鶏の脂が落ちて上がる煙にいぶされ炭の香りが強く漂う。
この香りがまたお腹の虫を起こしてくれるのだから、苦労が耐えない。
c0059278_0201270.jpg


宮崎は白炭産地でもあり、中でも備長炭の樫小丸が有名だ。この白炭は火力が強く、火持ちも良く、また燃えるときに出す遠赤外線が抜群。この白炭を使うことで地鶏の肉汁を逃さず、ムラなく焼き上げ余分な脂も落としてくれるそうだ。

そんな炭火で豪快に焼き上げた鶏肉を口に含めば炭の味がふんわりして……◎。




プリプリンとした鶏を噛みしめながら、口のなかをジューシーな鶏の脂でギトギトにした後は、キャベツをひとつまみして宮崎焼酎をぐびーっと飲む。
これが、宮崎流の飲み助スタイル。


c0059278_0204162.jpg


主役はどっちなのか
地鶏か、焼酎か……

「すみません、焼酎おかわりー」と注文をするとともに
「すみません、地鶏追加―」と、脂まみれの口をぬぐいながら毎度、自分に疑問を問いかけてしまうのである。



いつも読んでいただきありがとうございます。ぽちっとよろしくお願いします。




c0059278_0221646.jpg

DATA)
炭火もも焼き 鶏華
住 千代田区九段北1-3-12嘉仲ビル1F
電 03-3222-1087
営 17:00~23:30(L.O.22:30)
URL  http://www.oasci.co.jp/miyazaki/torihana/
c0059278_0223488.jpg

備考 店内はカウンター6席、テーブル席しかないので、早めに来店しないとすぐに満席となるので要注意。
by gon1442 | 2006-04-11 00:25 | 日本:;肴 | Comments(14)
Commented by imolog at 2006-04-11 23:22 x
うわぁ~!
メチャど真ん中のラベルですね~
一升瓶を傍らに置いてグイッと飲みたい気分です♪
Commented by vanillatreats at 2006-04-12 00:24
なんておいしそぅな......!!
いいな。。。
名前がまた、月の中、って幻想的に酔えそうでよぃですね癶_癶.o○
Commented by moecafe at 2006-04-12 05:37
鶏好きー!焼酎すきー!
おいしそぉですね・・・(ジュルジュル
Commented by gon1442 at 2006-04-12 11:29
imolog 様
ど真ん中ラベル。
ふふふレトロっぽくて、なかなか好きな1本です。
一升瓶傍らにおくと、
飲み助だあああというラベルが貼られているようなもんで
飲兵衛同士は仲良くなりますよ。
Commented by gon1442 at 2006-04-12 11:31
vanillatreats様

月の中。
宮崎の岩倉酒造の芋焼酎で、
ファンは多いですよ。家族蔵なので、出荷数が微妙のため
なかなか市場にでてきませんが、それがまた
飲めるときのうれしさに比例しますから♪
ぜひ一度お飲みください。
お湯割りで飲むとふんわりした甘さと太みある芋の香りが◎です。
Commented by gon1442 at 2006-04-12 11:32
moecafe様
鶏好きなんですね。
鶏って焼き上げると油がかなり落ちるので
ヘルシーで大好きです。
焼酎と合うのってさらにGOOD。

地鶏との組み合わせ。
セットにしちゃった宮崎文化って
やっぱり飲み助王国ですよね♪
ちょっとラテン系?とも思えるけれど。
Commented by nakayama119 at 2006-04-12 18:36
「月の中」の35°?20°?どちらでしょうか?
このラベルは、今はあるのでしょうか?
??ばかりですみません(;^_^A アセアセ・・・
月の中、これはうまいですよね!!
これが置いてある処、良いお店ですね。
たまりません~~!
Commented by SATOSHIT at 2006-04-12 23:31 x
ビシっ!!
これは良かですバイ。

地鶏をつまみ、
キャベツをバリバリ、
焼酎をグッと。

ゴクリ。
(最近、忙しくてこればっか)
Commented by vanillatreats at 2006-04-16 20:27
そぅなのですネ..!!
家族蔵...!!
ぜひぜひ,一度飲んでみなくてはですっ..(n´∇`)η.*゜
こういぅお酒の時間はきっととっても豊かな時間ですね~♪♪貴重.*゜!
Commented by gon1442 at 2006-04-18 14:16
nakayama119様
35度です。
でも飲みやすいですぞおお。
さすが月の中。
この蔵だけはいまのまんまで
続いてほしいものです。
あー。飲みたい。
Commented by gon1442 at 2006-04-18 14:17
SATOSHIT様
一仕事おえたら、ちょいっと一杯。
そういうもんがいいですわ。
酒が格別にうまく感じますぞ。
Commented by gon1442 at 2006-04-18 14:18
vanillatreats様
芋もおいしいですが、麦もうまいっすよ。
三段仕込もおすすめ。

芋ではくららは最高。
妻というご主人の愛妻ぶり?がわかる酒もなかなか!
Commented by すみちゃん at 2006-04-20 11:19 x
はじめまして。お邪魔させていただきました。
色んなお酒、しかも色んなジャンルで楽しまれているようですね。
参考にさせていただきます。
古酒いいなあ。しかも現地で飲む古酒は最高でしょう!
Commented by gon1442 at 2006-04-20 11:41
すみちゃん 様
酒呑みさんですね。
いやー。大歓迎。
ぜひぜひ酒生活を満喫しましょう!
あ、でもほどほどにしないと
次の日苦しみます(^^)。

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


by gonpanda
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite