ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>

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源平時代にも呑まれてた!?

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島っこ&gon麹としてこの島はいつかのんびり訪れたい場所である。

「竹生島」。ちくぶじまと読む。
滋賀県の長浜市、琵琶湖の湖岸より6キロ先にある島だ。
周囲2キロ。面積は0.14㎢。
琵琶湖上では沖の島に次いで大きな島となる。

名前は、今きな臭い、某島に似ているが、こちらは本土内にあるのでご安心をww。
「神の斎く住居」(かみのいつくすまい)という意味をもち、つくすまいがつくぶすまと変化、「竹生島」となったそうだ。
「竹がたくさん生えている」「島の形が楽器『笙』に似ているなど諸説もある。

この島は神様の住まう島として昔から信仰の対象とされ、多くの人が船に乗って参詣している。
現在は弁財天を本尊とする宝巌寺、浅井姫命を祀る都久夫須麻神社がある。

都久夫須麻神社の本殿は
伏見城の遺構とされ、襖や柱、欄間が絢爛豪華な桃山美術として国宝と定められた。
特に襖絵や天井画は、桃山時代後期の狩野光信の筆と伝えられている。
伊吹山の神である多多美比古命の姪になります。

竹生島の伝承にはちょっと恐いお話もある。

むか〜しむかし、多多美比古命が浅井岳の神である浅井姫命と高さを競ったそうな。
しかし浅井姫命が勝負に勝ち、負けた多多美比古命が怒って浅井姫命の首切り落としたんだと。
その首がゴロンと転がって琵琶湖に落ち(i|!゜Д゚i|!)ヒィィィ (i|!゜Д゚i|!)ヒィィィ
竹生島が生まれたのさ。(まんが日本昔話調に)


今、某国営テレビの大河ドラマ『平清盛』にも深く関係のある
『平家物語 平経正伝』には、都久夫須麻神社の拝殿で経正が琵琶を奏でるシーン記されている。

この拝殿にはかわらけ投げがあり、
素焼きの小皿に願いを書き岩場に立つ鳥居に向かって投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うらしい。
香川県、屋島にも同じようなかわらけ投げの願掛けというものがある。
平家にまつわるところの風習なのだろうか。類似点が多い。

竹生島の浮かぶ琵琶湖は冬には多くの水鳥が飛来する。
そんな水鳥を竹生島を背景に撮影する写真家も多く、琵琶湖八景と称されている。

あ、お酒の話が遅くなった。≧(´▽`)≦

『竹生嶋』は吉田酒造で作られている子だ。
蔵は琵琶湖の北西岸に位置する滋賀県高島市マキノ町海津にある。
そのマキノ町内に清酒シェアの6割以上を占める。
性格的には素直な飾り気のない子。
底力もあり、燗をつけると
ざらめのような舌触りのような!味の粒がさあああっと溶け出してくる感じである。
喉越しのキレは温度をあげてもよく、奥ゆかしさをもつ男っぽい子だ。
地元でほぼ消費されているという。

それにしても暑すぎる、残暑日本列島。
こういうときは
竹生島を訪れ、都久夫須麻神社の拝殿でかわらけを投げ、
秋風が吹く近江の湖を眺めながら『竹生嶋』を呑みたいものである。
源平時代も、もしかしたら呑まれていたのかもしれない、地酒に酔いしれ
悠久の想いをしばし愉しもう……。




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撮影協力:十条 かつら


DATA)
蔵名:吉田酒造
住所:滋賀県高島市マキノ町海津2292
電話:0740-28-0014
by gon1442 | 2012-08-22 08:00 | 日本:日本酒 | Comments(0)

酒呑み&放浪虫一匹が世界中の酒を飲むために東西南北奔走する。フリーライターという職業といいながら、その正体は……ただの呑み助&食いしん坊な一匹麹


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