禁断酒? VERSINTHEにチャレンジ!
禁断の酒に?手をだす
世界進出の夢を叶えるために・・・
フランス放浪。
パリを中心にうろついていると
あちこちのバールでは昼間っから
皆さん、ビアやワインでごきげん宴。
カウンターの中では・・・
思わずトレビアーンといえる曲芸でワインが注がれております。
参加したいと思いつつ・・・その日は帰宅。
すると・・・!
フランスの友の家で・・・とあるお酒を発見しました。
VERSINTHE
そう書かれています。
VERSINTHEと書かれたお酒。
どんなお酒なのかと聞いてみると、香草酒ということ。
飲んでみたいーとわめいていると・・・
友は無言でひと言。
「これ・・・禁断酒ともいわれているんだよ」
禁断酒・・・。危険です。
でも危険な魅力に
ゴン麹としては惹かれます。
VERSINTHEというのは南仏プロヴァンス地方のいわゆる白アブサンだとか。
糖分を加えないのにも関わらず・・・57%という度数。
沖縄の泡盛より強い・・・強すぎます。(花酒と張り合うくらいです)
ツヨ ン濃度も濃く、 シェリーやその他ワイン系の熟成とは違う甘 さがあります。
糖分を一切加えずにどうしてこんな風味が出てくるのか。
不思議です。
リッチでドライ、パワフルな実に危険な魅力。
「呑み過ぎると危険だよ」
そういって分けてくれた友の言葉を胸に
帰国後早速・・・一杯。
飲み方はグラスに11/2オンスのVERSINTHEを注ぐ。
といってもわからないので・・・少量のVERSINTHEを注ぐ。
グラスの上にアプサント・スプーンを置き、その上に角砂糖を乗せます。
でもうちにはそんなスプーンがないので。
VERSINTHEを注いだ後、粉砂糖をいれました。
そして、冷水を、角砂糖の上からグラスに注ぎ、スプーンで撹拌して出来上がり。
VERSINTHEは水を入れると少し濁ります。
透明な水が変化させるなんて・・・
ちょっと妖しい。
水を入れて白濁する酒といえば、トルコ酒でライオンのミルクと呼ばれる「RAKI」という
のを思い出します。確か、香りがきつい・・・あれも香草系のお酒でした。
あの匂い・・・アニスって教えてもらったっけ・・・。
アブサント ヴェルサント 700ml 45度
砂糖大根で造られた原料アルコールにニガヨモギとペパーミント、クローヴ、シナモン、パセリ、コリアンダー等の薬草類を入れて作るようです。(勉強中・・・)
各薬草類のエキスを抽出するためには約10日間くらい浸漬させ、これに香味成分として少量のアニスとミントを加えるとか。
更に味わいをまろやかにするためごく少量の糖分を加えてます。(あれ?糖分いれてるなああ)
アニスの強烈な芳香と強いアルコールのハーブ系リキュール。
水を加えて淡く白濁するだけでアブサン・カクテルには最適なのだということを知り合いのバーテンさんに聞きました。
ニガヨモギにツヨンと呼ばれる成分が含まています。
このツヨシの使用基準について18世紀後半から各国で論議されました。
現在でもヨーロッパの一部では製造,販売を法律で禁止している国があるようです。
18世紀から19世紀にかけて多くの有名画家、モネ、ドガ、ピカソ、ゴッホが溺れた酒でもあるようです。アル中?とはまた違う溺れかた・・・。
各大作はこのお酒のおかげ?なのかも・・・。
ゴン麹も大作書ける?かもしれませんね。
麻薬のような酒。
まさに禁断酒でしょう。ゴン麹・・・危うしか・・・。
いえいえ大丈夫。
お水を数倍飲んでます。
でも舌がびりびりくる感触はたまりません。
これを味わいたくて、つい2敗目といきたくなるのですが
友に「少なめに注意して1杯だけにしなさい」
と注意されたので、守ります。
一人部屋にゴン麹倒れても・・・
誰も助けてくれませんし・・・。
でもこのびりびり感がツヨン感触なのかなああ。
一月に1回くらい、飲んでみたい気もします。
しかし・・・世の中って広い。
そして酒の世界って奥深い。
さらに世界のあらゆる酒を求めて・・・・
今日も彷徨います。
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