白濁にいちころ
かつてはどこか泥臭いと感じていた。
でも今は
あのねっとりとした甘みがたまら〜んと目元口元がゆるむようになった。
これも歳!を重ねたせいなのか……
白濁しているその姿は
なにか生き物が蠢いているよう。
秋田の白瀑の隠し酒「ど」は某行政局から
「どぶろく」そのものだと、お墨付きまでもらった本格濁り酒だ。
※お墨付き=大目玉。
口開けの際にいただいたうわずみは凝縮したお酒の香りそのもので
華やかなお米の花……幾重にも花びらが重なったダリアのような華やかさが咲く。
使用されているお米は「めんこいな」。
めんこいなは県奨励品種の「あきた39」を父、「ひとめぼれ」を母にもつニューフェイス。
主に食用として利用されるほど甘みも多く、
あきたこまちよりコメ粒が大きくて丸く、香りも優れ、
粘りはあきたこまちより少ないため、ササニシキのタイプの食感がある。
冷めたときもササニシキやひとめぼれより固くなりにくい。
そんなお米で仕込んだ「ど」。
全体的にさっぱりとした口当たりだが
香りは十分にあり、甘さもしっかり感じることができる。
やはりこの白さに目がいくようで、
「あの白いの」「白いどぶろく」という声が各テーブルから聞こえる。
みんな好きだね〜にごり。
そんなに一気飲みすると後が怖いよおお(爆)。
おぉっと。オネーさん!もう顔が真っ赤っかやん。
「おいしぃいいい。これ」と、3オクターブ高い声で・・・笑顔満開。
いい顔だねー。酔っぱらい!
どぶろくは大昔から民衆が楽しみに作り続けてきた生活密着の庶民の飲み物。
大昔の酒呑みがもとめた味は今も変わらんということか……
(´∀`)ワクワク(´∀`)ワクワク(´∀`)ワクワク(´∀`)ワクワク(´∀`)ワクワク
全国の神社にある「どぶろく祭り」もその証し。
一番早いのは愛知の長草天神社。旧暦の正月の25日のお祭り……
境内でふるまわれる「どぶろく」求めて……彷徨うのも酔いなあああ。
( ̄  ̄)………( ̄ー ̄)ニヤ( ̄  ̄)………( ̄ー ̄)ニヤ( ̄  ̄)………( ̄ー ̄)ニヤ
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蔵情報
蔵名:山本合名会社
住所:秋田県山本群八峰町八森字八森269
電話:0185ー77ー2311
URL:http://www.shirataki.net/
撮影協力:鱈腹 魚金 (ぐるなびHP)http://r.gnavi.co.jp/g376509/